こんにちは、つばきです。
今日も片づけと読書に励んでいます(^^♪
冬休み前になり、娘の幼稚園ではもう給食がありません( ;∀;)
11時降園までに片づけと、日常の家事と、メルカリの発送と・・・と時間をやりくりし、自分の体にターボ機能を搭載し頑張っています!
先日、ミニマリスト・リムベアーさんの本「お金とモノに支配されない暮らしかた」を読みました。
私が一番心奪われたのは、モノは時に命を奪うということです。
目次
ミニマリスト リムベアーさんってどんな人?
リムベアーさんは、42㎡1lDKの賃貸アパート家族3人で住んでいます。
私はリムベアーさんのブログを最近発見して、読んでいます。
インスタで人気のミニマリストさんです。
リムベアーさんのリムというのはLIMでこれは「LESS IS MORE」頭文字からとったもの。
「LESS IS MORE」は本田直之さんの著書で、この本に感銘を受けて頭文字をもらったとのことです。
東日本大震災で被災し、それがきっかけでミニマリストになったそうです。
東日本大震災でモノが命を奪うこと、たくさんのモノを持っていても生かしきれていないと気付いた点では、「わたしのウチにはなんにもない。」のゆるりまいさんと同じですね。
溜めこんだモノに命を奪われることもある
1.東日本大震災で被災
リムベアーさんは東日本大震災が起こった時、福島で被災しました。
実家はかろうじて残ったものの、周りの家の8割が津波に流されたそうです。
その光景が忘れられず、「モノを持つ意味、モノを溜めこむ意味」を考えるきっかけになったと、本作で説明しています。
2.たくさんのモノを持っていても使いたいときになければ意味がない
ここからは私の意見です。
自分が使いこなせる量、自分が把握できる量、収納スペースに収まる量を超えてモノを持つことは無意味なことです。
モノは何か目的があって家にやってきたはずです。
その目的が果たされていなかったり、目的自体が思い浮かばないモノを持ち続けることは、モノの存在を否定しているのと同じこと。
存在すら忘れているものを持ち続けることで、脳の普段は忘れている領域のメモリーを無駄に使い、いつまでもふとしたときにそれを思い出す時間、処分しなければと思う気持ちを思い起こさせます。
これらのモノを捨てられないのはきっと「いつか使うから」「もったいないから」が理由だと思います。
でも使わないことがもったいないし、今使っていないのなら「いつか」はやってきません。
もし、その「いつか」がやってきたときに改めて買いなおせばいいのです。
地震が起きた時、懐中電灯があるけどどこにあるかわからない。
使っていないものが棚から崩れ落ちて、探し物のある目的の場所までたどり着けない。
買って存在を忘れていた保存食の消費期限が切れていた。
クローゼットの着ていない服を着こんで過ごそうと思ったけど、カビが生えている。
使いたいときに使えないのでは、モノを溜めこんでいても意味がありません。
3.モノに命を奪われることもある
災害時、モノに命を奪われることもあります。
阪神淡路大震災の時は、タンスや本棚などの大型家具が倒れてきたことによる圧死が多かったそうです。
また、東日本大震災で津波に巻き込まれた人の中には、長い避難生活を思い衣類や食料を取りに家に一旦引き返した人が多かったといいます。
一番大切な命を軽んじて、モノを主体に考えた結果ともいえます。
モノに命を奪われるのは災害時だけではありません。
床一面が散らかった部屋で荷物をよけながら歩いたのに、足にモノが刺さったことがありませんか?
汚部屋に住んでいた頃、私はレゴを踏んだり、トミカを踏んだり、モノに足を取られて転んだり、痛い思いを何度もしました(+o+)
子供のころ、海水浴場で釣り針のゴミを踏んで、足の親指に深く刺さり出血したこともあります。
モノの上にモノが乗せられている状態だと、下に何があるかわからなくて危険です。
また、モノを高く積み上げて窓までの導線をふさいでいる場合、その部屋は換気ができません。
次第に部屋にはほこりが溜まり、結露からカビが発生し、そのハウスダスト、カビの胞子を吸い続けることになります。
その結果、最悪の場合健康を損ねることもあります。
高齢者がモノを溜めこむ性格で、高く積まれた荷物に足をひっかけ、骨折。
そのまま寝たきりになったり、足が不自由になってしまう事故もあります。
「あんなところにアレを置かなければよかった」という後悔先絶たずです。
4.使われていないモノが出す波動に心沈むことがある
メンタルを病んでいる人の多くが、モノで溢れた部屋で生活しています。
モノは1か月使われていないと、悪い波動を出すと言われています。
使われていないモノの悲しい叫びが、私たちのメンタルに影響を与えます。
なぜそう言い切れるのかというと、実は私、うつ病を発症したことがあります。
その時の私の一人暮らしの部屋といったら、それはもう汚部屋でしたよ。
ハードワークでマンションの部屋には寝に帰るだけ。
家に帰っても誰も話す人もいない、狭い部屋には前のマンションから引き揚げた荷物がそのまま詰め込まれ、歩くスペースがないほど床にモノが散乱していました。
使いにくい狭いキッチンだったので、料理をする気にもなれず、流しには食べ終えた皿が山盛り。
お風呂場とトイレも初めてのユニットバスということもあり、カルチャーショックからだんだん使うのが億劫になり、お風呂に入りたくなくなっていきました。
その後ハードワークと社風が合わないことから気を病み、汚部屋で休んでいても回復するわけもなく、結局うつ病を発症し、実家に戻ることになりました。
実家に戻っている間も汚部屋に家賃を払い続けました。
その後回復の見込みがないことから退職し、マンションの部屋も引き払うことになりました。
両親がマンションの部屋の片づけ、引き渡しをしてくれましたが、うつ病だった私にはその時の記憶が全くありません。
ただ、会社を辞め、部屋を引き払ってから、私が病むきっかけになったものと別れられたことで、徐々に回復することができました。
今ならはっきりわかります。
モノを持ちすぎて手入れもせず、大事にしなかったからモノの持つマイナスの波動に私が影響を受けたんだと。
今でも自分が忙しくてストレスが溜まってくると、やっぱりキッチンカウンターに書類が山積みになっていったり、何日も床をほうきで掃くことができなくなります。
逆にエネルギーに満ち溢れていて、自分に自信があるときは、さらに磨きをかけるようにお花を買ってきて部屋に飾ったり、断捨離がはかどったりしています。
だから、やっぱり自分の心が先なんだと思います。
モノに支配されないためには、他人軸じゃなくて自分軸で考える
モノに命を奪われないためにも、モノを減らし、必要十分な量を持つようにしましょう。
ミニマリストはみんな、「自分がどう思うか、どうなりたいか」ととても大事にしています。
それはモノや他人を主体に考えるのではなく、自分を一番大切に考えることです。
「あの人が新車を買ったから私も買おう」
「社会人になったから保険に入ろう」
「周りの子がたくさん習い事をしているからうちも何か習い事に行かせよう」
「同じ服ばかり着ていると思われると恥ずかしいから、おしゃれに見られるようにたくさん洋服を買おう」
このような、誰にでも身に覚えのある「見栄」による買い物は、結局自分の一番のお気に入りのものを買うチャンスを奪います。
見栄のためにお金を使って、本当に必要な物にお金をかけられなくなります。
自分の人生なんだから、自分の好きなように生きたいですよね(^^♪
モノを買う時に「自分はこれを使ってどうなりたいのか」と自分を主体にしてイメージしてみます。
その時に誰かの顔が浮かんだら、それは見栄からくる購買意欲です。
モノを減らすと、自分の人生の使命がはっきり見えてくる
今あるものに感謝し、大切に使う。
使わないものは、使ってもらえる人のところに旅立たせる。
それを繰り返していると、自然と自分の本当の気持ちに気付きます。
これね、本当なんですよ!
私もモノを捨てて捨てて、捨てまくって、「あ、私って子供のころから読書と作文が大得意だったよな」って気付いたんです。
子供のころの夢は、図書館司書、作家、エッセイストでした。
図書館司書はもう叶えました(^_-)-☆
今は、作家、エッセイストに向かって歩んでいる最中です。
他にも、スマホをいじる時間より、誰かと愚痴を言い合う時間より、ショッピングモールに買い物に行くより、家族と何気ない会話をする時間、一人で読書を楽しむ時間、自然を感じる場所に行って「私って生きてる!」とパワーをもらえる場所に行きたいと気づきました。
自分が人生で何をしたいのか、それが明確になりました。
リムベアーさんの本を読んでいても、それがひしひしと伝わってきます。
自分がこの世で何を残すのか、その使命に気付いたという感じ!
モノを減らした人だけが見える、素敵な世界があります。
その道は人によってどこにつながっているかは違っていて、お金持ちになる人、誰かに愛を届ける人、喜びを与える人、周りの人を引き上げる人、いろんな人になるように枝分かれしています。
私もほんの少しですが、世の中のしくみがわかってきました。
とても読みやすい、ミニマリスト初心者におすすめのリムベアーさんの本。
家計管理の方法なども載っていて、モノを減らす方法だけでなく、お金を無駄にしない方法も紹介されています。
大掃除を頑張りたい、モノを減らしたい、お金を貯めたいと思っている人におすすめです。
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