プリンセスの魔法

子供にやってあげたいと思うことはすぐやるのに、自分のことをしてあげないのはなぜ?

こんにちは、つばきです。

昨日、お洗濯をしていたら、プラスチックでできたカゴがバキッと割けて壊れました(>_<)

その出来事が私にある気づきをもたらしてくれました。

それは、「子供にはすぐにやってあげるのに、どうして自分にはやってあげられないのか?」です。

元々の用途はスーパーでの買い物につかうレジカゴとして購入したバスケットです。

それが、洗濯かごが壊れまた壊れと繰り返し、家にあるもので代用できないかな?と家じゅうを探していたところ、このレジかごを見てひらめきました!

子供がまだ赤ちゃんの頃は、レジの店員さんが私の持参したレジカゴに商品をきれいに詰めてくれてそのまま持ち帰るマイカゴの利便性を感じていました。

そのためマイカゴを持って車でスーパーに買い物に行っていました。

今は子供が幼稚園に行っている間に一人で買い物に行けるようになったので、自分の運動もかねて自転車で買い物に行っています。

最近スーパーには自転車で買い物に行っているから、レジカゴを持っていったとしても自転車のカゴに入らないんです。

だからレジカゴも使われなくなり、家で申し訳なさそうに居座っていました。

ホームセンターで売っている洗濯かごってプラスチック製ばかりで、買っても壊れるを繰り返していました。

数年前に壊れた時は、子どもの使っていないプラスチック製のおもちゃ箱を洗濯かごの代わりに。

それもプラスチックがバキっと割れ、数か月で壊れました。

そして家で申し訳なさそうにいたマハロバスケットを洗濯かごに昇格。

1年くらい使っていると、綺麗なレース編みの模様の一部に亀裂が入ってきました。

このレジかごは柔らかいプラスチックでできていて、スーパーの固い素材のレジかごと違い、伸縮性があります。

洗濯物の量に合わせてぐにゃっと少し広がって、4人分の洗濯物を受け入れてくれていたのです。

亀裂が入っているなと思いながらも、冬の分厚くて重い洗濯物、重ね着して量の多い洗濯物を毎日入れられるだけ入れ、1階の洗濯機前から2階の寝室のベランダまでよいしょ、よいしょと運んでいました。

壊れているのを知っていながら、「まだまだ使える」と自分の感情をだまして使い続けていました。

そして、昨日、ついにバキっと割れてしまったのです。

【お気に入り】に入れたまま買えなかった洗濯カゴ

こうなってしまっては、さすがに使うことを躊躇します。

壊れたけど、まだ9割は残っているから大丈夫!と思い、そのまま洗濯物を運ぶために使っています。

だって家にこれしか大量の洗濯物を受け入れる入れ物がないんだもん。

でも、カゴから洗濯物を取りだす時に手にとがった部分が刺さって痛いです。

干して畳んだ洗濯物を入れてクローゼットに運び、洋服を取りだして収納する時、割れたところに洋服がひっかかり、洋服が傷みます。

やっぱりこのまま使い続けるのは、もう無理だ。

早速、新しい洗濯カゴを探し求めます。

今度はすぐに壊れるプラスチック製のものは買わない!

ゴミを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しているので、使い捨てる前提やリサイクルできないものはもう選ばないと決めました

そこで、近隣のホームセンターや雑貨屋さんを見たけど、プラスチック製のカゴしか売っていません。

籐のカゴは北側の脱衣所ではカビが心配。

やはり通気性がよく、丈夫なワイヤーバスケットがいいかも。

そうしてネットのお店を探して見つけたのが、Lサイズのワイヤーバスケットです。

「よし、これに決めた!」と思いましたが、「以前にもたしか洗濯カゴを色々探したような・・・」という記憶がよみがえってきました。

前に探したときはどんな洗濯カゴを見ていたんだろう?と思い、お気に入りの商品の画面をスクロールすると、そこには今回決めた洗濯カゴと同じ商品が入っていたのです

日付を見るとなんと2年前

私は2年前からこの洗濯カゴが欲しいと思っていたにも関わらず、ずっと我慢して全然気に入っていないプラスチックのカゴを使っていたんです。

2年間も洗濯カゴを買えなかった理由

2年前にお気に入りに入れていたにも関わらず、その間に2回も洗濯カゴが壊れたにも関わらず、その商品を手にできなかったのには理由があります。

それは、買えなかったから

我が家は手取り月収22万円で家族4人で暮らしています。

夫の自爆営業の生命保険、医療保険などが家計を圧迫しており、ボーナスはほぼ保険料の支払いに消えていきます。

また、子供たちの入学、入園、親族の結婚式が立て続けに続き、日々の生活は食べていくのがやっとの状態。

食べ物も必要最低限しか買えず、お菓子の新商品を試そう、奮発していいお肉を買おうというちょっとした贅沢もできない状態です。

特に私に関する費用は家計からは一切だせず、2年半美容院に行くのを我慢したり、洋服は母のお下がりかリサイクルショップの200円コーナーで買ったものばかり。

シャンプーを書うお金がなくて固形石鹸で髪の毛を洗ったり、湯シャンを試したりもしました。

コスメも基本的には母のおさがりを使い、ファンデーションを買うお金がないからすっぴんに色付きリップだけつけて近所を歩いていました。

食べていくのにも必死なのに、私だけが使うものにお金を出せない。

その分のお金を子供に必要な物を買うお金に回したいとずっと考えてきました。

自分さえ我慢すればいい、その気持ちから2年間も洗濯カゴに見てみぬふりをしてきました。

子供にはすぐ買ってあげられるのに、自分にはすぐ買ってあげられない

私のような切羽詰まった状況じゃなくても、子どもをお持ちのお母さんならみんなそんな風に考えたことありませんか?

例えば、先日息子の縄跳びの持ち手が割れてしまいました。

授業で使うものなので、子供たちを連れその日のうちに新しい縄跳びを買いに行きました。

冬の訪れを感じた木枯らしの日に、子供たちに温かいもこもこパジャマを買いに走りました。

「ボクはワッフルを食べてみたい」という息子の声に応えるために、喫茶店に行き、きれいにデコレーションされたワッフルをごちそうしました。

子どものためならすぐに買ってあげられます。

ないと困るもの、健康を保つためのもの、「○○したい」という希望を「子供のためなら」と頑張って叶えようとします。

では、反対に自分のものはどうか?

先日、メイク落としがなくなりましたが、買うお金がないのでニベアクリームで代用しています。

子どもにはモコモコパジャマを買ってあげたのに、自分のを買うお金は残っていなかったので、薄いパジャマに普段着用のカーディガンやダウンを着こんでいます。

「前菜から始まってデザートで終わるコース料理をおしゃれなお店で食べたいな」と思っているのに、いつも家族に合わせてラーメン屋ばかり行っています。

 

あれ?自分の気持ちに気付いているのにいつも我慢している・・・( ;∀;)

今回壊れた洗濯カゴも、メイク落としも、温かいパジャマも私にとって必需品のはずなのにすぐに買ってあげてない。

食べたいものがあるのに、自分の気持ちを押し殺して家族を優先している。

どうして自分には買ってあげられないんだろう?

どうして自分の希望に許可を出してあげられないんだろう?

専業主婦だから受け取る資格がないという自己否定

買えない理由、それは単にお金のせいではないと思います。

私が私に買ってあげる許可を出せていないのです。

それは、夫の顔色ばかりをうかがい、夫の機嫌や言動に振り回されて生活していて、毎日が緊張状態になっているからです。

そしてお金が足りないことを「自分のやりくりが下手くそなせいだ」と自分を追い込んでいるからです。

「専業主婦でお金を稼いでないから、夫が稼いできたお金を使う資格がない」と自分の存在価値を否定しているからです。

だから、私は自分の気持ちに気付いているのに、気付かないふりをしてずっと我慢をし続けているんだなと、壊れた洗濯カゴ、お気に入りにずっと入れてあった商品を見て気付きました。

我慢していいことなんて、ひとつもありませんでした。

いつも使いにくいと思いながら、代用品を使ってきました。

見るたびにイライラして、心が荒んでいるのを感じていました。

だけど、自分は大切にされる存在じゃないから、家族の中で一番下の立場でみんなの召使だから、と自分に言い訳をして、買えない理由を探して「これでいい」ということにしてきました

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子供にしてあげたいと思うことを自分にもしてあげよう

自分の子供のためだったら、親ってなんでも頑張れちゃいますよね。

子どもの夢や希望を叶えるために、なんとかしてあげようという気持ちになります。

クリスマスプレゼントも、どんなにお金に困っていても、子供が一番欲しいものを用意してあげるたいと思いますよね。

それを自分にもしてあげようと思いました。

例えば、私は子供の靴下はミキハウスのものと決めています。

理由は子供が好きな絵柄で、どんなに使っても毛玉ができないから。

それなのに、自分の靴下はというと、一番安く買ったもので毛玉ができても履く(笑)

破れても繕って履く(笑)

子供が「ダサくて嫌」といい1回しか履かなかった黒いハイソックスを、「もったいない」と言い、びよーんと私の足サイズに伸ばして履いている始末です(笑)

私と子どもの靴下ひとつとっても、この格差!

全然自分を大事にしてこなかったなと思いました。

自分を大事にしてないから、家族にもそんなぞんざいな扱いを受けているのでは?

もし私がプリンセスなら一流のものを身に着けているのは当然だと思うし、自分の意見を述べること、エスコートされること、丁寧な受け答えをすること、それらは当然のことと思います。

自分の心の持ち方が先にあって、その波動やオーラといったものが自分の周りの人に影響を与えていると考えると、私が家族の召使となって働き、イライラするとモノを投げられるといった家族の行動も、私自身が自分が一番下だ、私さえ我慢すればいいという波動が影響を与えた結果です。

それによって家族は私を大切に扱わず、どんなことを言っても許される存在として認識しているのでしょうか?

 

なんか、ここまで一人で考えて、「もう、やーめた!」ってなりました(笑)

もう、自分ばっかり我慢するのはバカみたい!

やりたくないことはもうやらないし、言いたいことは全部言うことにしよう!

私の人生は私のものなんだから、あんたたちと同じように私も好きなように生きるわ。

あとのことよろしく(*’▽’)

 

もっと自分のこと大事にしてあげよう。

これから何十年とともに生きていく心の中の「わたし」は一生の友達なんだから、壊れないように大事に大事にしてあげないとね。

 

そう思い、すぐに2年前から欲しかった洗濯カゴを買いました。

ずっと欲しかったものを手に入れて、毎日使って、自分の心のキラキラをたくさん出せるようになるといいです。

 

ミニマリスト、ゴミを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しています♪

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ABOUT ME
つばき
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子供二人を持つ40代主婦です。 ゆるミニマリスト。 読書とハロプロをこよなく愛しています。