クレジットカード払いをやめた！現金払いに変えたら無駄遣いが減った

こんにちは、つばきです。

最近は、お金を整えることに時間を費やしています。

それというのも、息子の歯の矯正代を一括払いしたら家族の貯金が残り1万円になってしまったからです。

[kanren id=2042]

それ以来、少しでも家族の貯金が増えるように固定費を見直したり、スーパーでの買い物に制限を設けたり、試行錯誤の毎日です。

さて、みなさんはどれくらいクレジットカードで支払いをしていますか？

昨今はキャッシュレス派が多くなった印象があります。

私が目指すミニマリストもこぞってi phoneケースを財布がわりにしていたり、クレジットカードや電子マネーで払うためとても小さい財布に買い換えたりしているようです。

反対に同じミニマリストでも筆子さんや森秋子さんはクレジットカード断ちをして貯金を増やしています。

どちらもメリットデメリットがあります。

１．身軽にスマートに買い物ができる

クレジットカードのメリットはなんといっても多額の現金を持ち歩く必要がないことです。

クレジットカード一枚さえあれば身軽に出かけられ、高額な買い物もできます。

現金の受け取りもないので支払いもとてもスマート。

クレジットカードでの支払いは時短になります。

２．ネットショッピングに便利

すぐに欲しい、発送してほしい商品をネットで買う場合、クレジットカード支払いなら当日中に発送してもらえることもあります。

対して現金支払いだと銀行へ出向き支払う時間が必要になります。

また代金引換を利用するにも、受け取りの際に必ず在宅している必要があるため、荷物の到着時間に合わせて行動を強いられます。

３．持ち合わせの現金がないときも買い物ができる

これは強い意志を持った人でないと使いこなすのが難しいのですが、持ち合わせがないときでもクレジットカードで支払うことができるので、困った時の頼みの綱となります。

私もクレジットカードに何度助けられたことか。

飛行機や電車に乗り遅れてしまい新しくチケットを買いなおす時、よくクレジットカードのお世話になりました。

１．口座引き去りが1か月以上後になること

クレジットカードで支払うとその場のお金の動きはありませんが、後日まとまった金額が引き去られます。

そのため1回1回の買い物の額はたいしたことなくても、まとめて1か月分となるので後日明細を見てびっくりするということもあります。

こういった点では、クレジットカードでの支払いは後払いなので借金と変わりません。

２．お金を使った実感がわかない

カードでピッとお金を払えるので、お金を支払った痛みを感じません。

財布から5000円を出す時と、カードで5000円の支払いをする場合とでは、支払った後の「使っちゃった」とか「満足のいく買い物ができた」という買い物に対しての反省や満足感というものは全然違います。

３．スキミング、詐欺などに合う可能性がある

カードを紛失した場合、カード停止の依頼をするまで拾った人がカードを悪用しないかなど不安に陥ります。

また日常生活でのスキミングされる可能性はゼロではありません。

 

便利な道具も使い方によっては一長一短です。

続いて現金派のメリットを見ていきましょう。

 

１．即時性がある

当たり前ですが、今使えるお金とお財布に入っているお金の金額が一致します。

通帳の残高がそのまま貯金の残高となります。

今持っているお金以上の買い物はできないので、物欲がコントロールできます。

２．管理が一目瞭然

現金派の場合、お金を数えさえすればそれで管理が終了です。

クレジットカード払いを多用していると、通帳残高と実際に使えるお金の金額というものにずれが生じています。

そのため通帳残高よりも実際使えるお金は少ないはずです。

お財布に入っている現金が自分がその場で使えるお金の最上限です。

そのためその金額以上の買い物をしないように、自然と節制します。

３．災害時に強い

津波、大洪水、台風などに見舞われたとき、紙のお金は水没して使い物にならなくなりますが、硬貨は大きなダメージを受けずに済みます。

この点はカードも被害が少なく済みそうですが、大きな自然災害が起きた場合停電が起こります。

停電が起きると何が起こるか？

コンビニやスーパーのレジや電気機器が使えなくなります。

もちろんカード読み取り機も使えなくなります。

そんなとき威力を発揮するのは現金、とりわけ硬貨になります。

ただ硬貨は大量になると重いので、たくさんの硬貨を持ちだせるかという問題はありますが(;_;)

現金はキャッシュレスの流れにある現在でも、どこでも会計ができる利便さがあります。

昔ながらの個人商店などではまだまだカードは使えませんからね。

１．会計がもたつく

急いでいる時に現金でのお金のやり取りは命取りになることがあります。

お金を差し出し、計算してもらい、おつりを返してもらうという動作が必要だからです。

カード決済ならピッとすればすぐにお店を後にできますからね。

レジの行列を作っているのもやはり現金派のお客さんです。

２．財布を忘れたり持ち合わせがないと何もできない

以前勤めていたときに、週末どこかに出かけたまま鞄の整理をせずに寝てしまって、通勤バッグにお財布が入っていないまま出社したことが何度かありました。

その時は自転車通勤だったので、お昼休憩でご飯を買いに行くまでお財布がないことに気が付かなかったんですよね。

買い物に行く段階になって「お財布がない！どうしよう」と焦ったのですが、携帯に電子マネーが入っていることを思い出し、電子マネーを使ってコンビニでパンを買うことができました。

この時は「電子マネーが入っててよかった～」とつくづく思いました。

現金派だと買い物に出かけた時持ち合わせがなければ何も買うことができません。

自宅が近ければいいですが、遠出している時は本当に困ってしまいますよね。

また以前からずっと探していた現品限りの一点物に出会っても、持ち合わせがなければ購入を見送らなければいけません。

１．性格や習慣を見極めてあっているほうを使う

クレジットカードのほうが管理が向いている、現金のほうが管理が向いている。

それは個人の性格や習慣によって変わってきます。

私は「お金があればあるだけ使ってしまうタイプで、まあいっか、今日だけご褒美という甘やかしの思考が強い」ので、クレジットカードを日常使いしてしまうと、あっという間に支出が収入を上回ってしまうことは明確でした。

そのため固定費の支払いはクレジットカードで、スーパーでの食料品の買い出しなどは現金で管理してきました。

また楽天市場で買い物をした時、幼稚園の写真の注文時などカード支払いが便利な場合はカードで支払い、支払った分の現金は封筒に入れておき、月に1回カードの引き落とし口座に入金するという方法でやりくりしてきました。

 

２．夫の楽天カードが何にいくら使ったのかわからない！

お得にポイントで買い物ができるように、日常の買い物でも少しでもポイントが貯まったほうがいいじゃないですか！

夫にキャンペーン中に楽天カードを作らせ、ポイントも大量ゲット。

夫も楽天カードを使い始めたので、夫名義で契約している固定費の支払いを、どんどんクレジットカード払いにしていったのです。

スマホも楽天モバイルを利用しているので、楽天ポイントを使ってスマホ代を支払うことができます。

電気代やガソリン代を支払った時のポイントでタダでスマホが運用できていることに、なんなら鼻が高くなっていたのでした。

でも、こうして家族の貯金残高が1万円になり、無駄な支出がないか家計を見直していると、楽天カードの支払いが高額で何にいくら支払ったのかがわからなくなっていたのです。

通帳に記載されている金額と、私が把握している固定費の合計額とが計算が合いません。

つまり、私の知らないところで夫がカード払いをしているってことですよね！？

そのことを夫に問いただしても、「何に使っているかわからない、使った記憶もない」と言い張ります。

でも4~5万円も多い金額が毎月引き落とされているのは紛れもない事実。

「楽天カードの明細をスクショで送って」と言っても、超アナログ人間でブルーレイレコーダーの使い方もわからない人が（本当にパソコンを使って仕事できているんでしょうか？）「楽天カードの明細ってどこでみれるの？」から始まり、アプリのダウンロードも面倒くさいと言ってしない。

じゃあ私が管理するからIDを教えてと言っても「個人情報だから」と教えてもらえない。

まあ、当たり前ですよね、私も夫にパスワードとか教えないです（笑）

でも家計を管理している妻としては、不明瞭な支出は見逃せないわけです。

いったいどうしたら管理が簡単になり、お金のことで夫婦喧嘩をしなくて済むのか。

その時に「現金で管理することにしよう」と決心したのです。

１．固定費をカード払いから口座引き落としに変更

まず、夫名義のカード払いになっていた新聞代、電気代を口座引き落としに戻しました。

夫が楽天カードを持つまではずっと口座引き落としだったのです。

口座引き落としのいいところは、通帳が家計簿代わりになることです。

毎月同じ日に引き落とされ、「電気料　7990円」と記載されるので、通帳を振り返れば去年の同じ時期に電気代がいくらかかっていたのかという記録を見返すことができます。

やはり毎月の記録が残っていた方が私は管理しやすいと感じました。

２．ガソリン代は予算を取って現金で支払い

今まで車を2台持ちしていて、夫の車も私の車も、夫のカードで支払っていました。

しかも毎回レギュラー満タンで。

高速道路を走るときは別として、近所の買い物と通勤にしか使っていない車をガソリン満タンにしておく必要はないと判断しました。

2018年9月には車検切れを前に夫が車を手放したので、我が家にあるのは私の軽自動車1台のみ。

しかも私は在宅ワークで、天気によって自転車と徒歩を使い分け近所をスポーツジム代わりにしているので、平日は全く車に乗りません。

週末の子供の習い事の送迎と、家族全員で出かけるときしか車を使っていないので、ガソリンを現金払いで少量ずつ入れることにしました。

すると、以前は月7000円かかっていたガソリン代が2000円で足りました。

今は月に1回2000円分のガソリンを入れるだけで済んでいます。

そこで毎月の予算からガソリン代として2000円を計上し、ガソリンを入れるときはその封筒を持ってガソリンスタンドに行くことにしました。

そして車1台しかないので夫婦ともに用事がありどちらも遠出しなければいけないときは、どちらかが電車やバスなどを使っています。

その交通費がかかるようになったので、月1000円交通費として計上することになりました。

３．私の買い物も現金払いのみにした

それまでの私は楽天のヘビーユーザーだったこともあり、欲しいもののほとんどをネットで買っていました。

今までも楽天で買い物した分は現金をすぐに封筒に入れて分けておくという方法をとり、カードを使いすぎないようにしてきたのですが、それでも1か月遅れの引き去りにびくびくしていました。

今はできるだけ現金で支払うことにしています。

どういうことかというと、洋服は試着できないネット販売店ではなく、実際に手に取って素材を確かめ試着できる所で買うようになりました。

しかも洋服に至ってはほとんどセカンドハンド（中古品）を利用しています。

また大好きな本も、本屋さんでパラパラと手に取ってから本屋で買うようになりました。

カード払いの時はタイトルを見ただけでちょっといいかもと思ったらバンバン買っていましたが、現金払いに変えてからは本当に1500円払う価値はあるのか、図書館で借りることはできないか、ブックオフやメルカリにないか、と吟味して買うようになりました。

今はamazon　unlimitedを契約していますが、こちらも解約予定です。

図書館と公民館の図書室を使い果たし、自分の手元に置いておきたい本は自分で買うことにします。

現金払いに変えてからというもの、買い物に真剣味が増しました。

「これは本当にお金を払って、収納スペースと自分の手間をかけてまで欲しいものなのか？」を自分に問うようになりました。

この問いかけを自分にするとたいていが値段につられそうになったものや、衝動買い、ストレス買いをしそうになっていることに気付きます。

カード払いから現金払いに変えたことで、確実に無駄遣いが減っています。

ミニマリストはどんどんキャッシュレス化、現金を使っている奴はバカだとか、カード払い派のほうが貯蓄が多いとか、たまたま目に入った記事や動画の情報に流されまくっていました。

あの人が便利と言っている、バカだと言われてなんか悔しいとか、軸が他人軸になっていました。

そうじゃなくて、私の性格を一番知っているのは私だし、私がいいと思っているものをやればいいと気づきました。

私にはカード払いよりも現金払いのほうが、無駄遣いが少なく済む。

それだけのことでした。

でも、同じように赤字家計で悩んでいる人には、一度クレジットカードをないものと思って生活してみてほしいと思います。

財布からお金が巣立っていく心細さ、小さなお金を貯めてほしいものを買う喜びといったものが蘇ってきます。

私は子供のころの硬貨を握りしめて何を買おうかワクワクしていたことを思い出しました。

200円や300円といったお金が嬉しくて、かわいい鉛筆のキャップや消しゴム、メモ帳を真剣に選び、こつこつと自分のコレクションを増やしていたことを思い出します。

大人になって自分の手に負えないほどのモノとお金と情報を管理しなければいけなくなりました。

そして便利さに手を出して、ますます自分の首を絞めていたことに気付きませんでした。

今は断捨離してモノを手放して、歩いて、自転車に乗って、公園で日向ぼっこしながら本を読んで、子供のころに戻ったような生活をしています。

目の前のものだけに集中できることが、これほど素晴らしいことだったんだと感じます。

何かを手に入れるよりも、何かを手放す方が今の私には得るものが多い、そんな気がします。

 

ミニマムな生活を目指して日々断捨離中！応援よろしくお願いします(^^♪

にほんブログ村