今はあまり出番のない固形石鹸。
ハンドソープ、ボディソープ、洗顔フォームにとって変わり、わざわざ固形石鹸を買って使うという家庭は少なくなっていると思います。
私はアズマカナコさんの「もたない、すてない、ためこまない。身の丈生活」という本を読み、固形石鹸のポテンシャルの高さに驚きました。
それ以降、積極的に暮らしに固形石鹸を取り入れています。
今、私がはまっている洗濯方法があります。
それは、固形石鹸を使って洗濯をすること!
これがやってみると、とても簡単でごみもでない。
おまけに節約になると、今私のなかで熱い洗濯方法なんです。
目次
固形石鹸を使った洗濯のやり方
私流の固形せっけんを使った洗濯のやり方です。
まず、洗濯機に洗濯物を入れます。
ここまではいつも通り。
次に、バケツに5リットルほどの水をいれ、その水の中でせっけんを泡立てます。
手を洗うようにしてごしごしと泡をたてて水に落とします。
冬場はお湯を使うとせっけんが溶けやすくておすすめです。
水面に泡が立つようになり、水が白く濁ったら、そのバケツのせっけん水を洗濯機にいれます。
あとは洗濯の水量を調節していつも通り洗濯するだけです。
私の洗濯機は洗濯物の重さによって洗濯水量が変わるタイプです。
手動で忘れずに調節しないと水が最大量になってしまい、水道代がもったいないので、洗濯物の量に合わせて設定し直しています。
柔軟剤は元々使っていません。
洗濯洗剤をいれるよりも2~3分泡立てるのに時間がかかりますが、習慣になればそれほど気になりません。
私はせっけん水を作る作業を洗面台でやっています。
あくまでも私流で、ご家庭の洗濯機や生活パターンによってやり方を変えてくださいね。
固形石鹸を洗濯に使うメリット
固形石鹸を使って洗濯をすると次のようなメリットに気づきました。
1.洗い上がりがふっくらする
これまで粉の合成洗剤を使って洗濯していたのですが、冬のもこもこパジャマを洗うとゴワゴワになってしまうのが悩みでした。
そのまま干してしまうと、バキバキに乾いてしまい着心地がよくありません。
そのため干す前にしっかりとパンパン叩き、パイルを立たせる必要がありました。
この一手間が面倒くさい。
これが、せっけんに変えたところ、なにもしなくてもふわふわに干し上がるようになりました。
パンパンする手間が省けて時短になったうえに、洗い上がりがふわふわになりました。
2.せっけんの匂いがほのかに香って爽やか
私は洗濯用でも何でもない普通のせっけんを使っています。
今はシトラスの香りのせっけんを使っているので、洗濯物を干すときにほのかにシトラスの香りがします。
せっけん自体を変えれば、バラの香り、オリエンタルな香り、シャボンの香り、無香料と好みに合わせて変えられます。
洋服を畳んだあとは、服に顔を近づけると匂いがするかな~くらいの微香料です。
3.せっけんは安くて経済的
せっけんのよさはなんと言っても安いこと!
3つ入りで100円、6こ入りで200円と安いものから、無添加で肌に優しいものは1こ300円程度まで、自分の好きな使用感に合わせて選択できます。
しかも、せっけん1つで1ヶ月くらい使えるので、何度も洗剤を買いに行く手間も省けるんです。
合成洗剤を使っていたとこは液体洗剤なら2週間、粉洗剤なら3週間程度で洗剤が切れていました。
これが固形せっけんに変えてから、買いに行く頻度が激減!
我が家では手を洗うのも顔を洗うのも、体を洗うのも同じせっけんを使っているので、一つ一つの用途のものが切れたからといって買い直す手間もありません。
洗面所のせっけんが少なくなっていたら、お風呂場からちょこちょこっとせっけんを取りに行って使えば何日でもしのげます。
4.ごみもストックもコンパクト
粉の洗濯洗剤を使っているとき、使用後の紙箱を小さく折りたたむのが何気に負担でした。
メーカーによって紙箱も紙製やダンボール製があり、どちらも資源ごみの日まで家に置いておく必要がありました。
麻紐で他のごみと十字に縛るときも、微妙に厚みが出てゴミ同士が擦れて飛び出してしまうのがネックでした。
液体洗剤の場合は、本体容器がかさばりますよね( ;∀;)
「これだ!」とお気に入りの洗剤に出会うまで、洗濯洗剤ジプシーになると何個も本体容器を買っては捨て、買っては捨てになります。
当然ゴミとして捨てる量も多くなります。
それに比べると、固形せっけんはゴミも紙1枚もしくは、プラスチック包装1枚で済みます。
どちらもゴミの大きさは手のひらにのるくらい小さいです。
また、ストックして置いておくにも、コンパクトなスペースで事足ります。
洗面台の収納やランドリーラックに鎮座することはありません。
ゴミが少ない、ストックのスペースが小さくて済むのは、ミニマリスト的にも万々歳です(^_-)-☆
簡単で経済的な固形せっけんお洗濯
子供の靴下や、ケチャップやソースの食べこぼし、ミルクのしみ、夫のYシャツの襟汚れなど、固形せっけんを使って余洗いをしている方も多いと思います。
その延長線上として固形せっけんを使ったお洗濯はいかがでしょうか?
昔はみんな固たらいに服を入れて、形せっけんと洗濯板を使ってごしごしとお洗濯をしていたものです。
合成洗剤が使われるようになったのはごく最近のこと。
世界には今でもたらいとせっけんでお洗濯をしているお母さんがたくさんいます。
少し時代に逆行して、昔の暮らしを取り入れてみると、手を動かすことの楽しさを知ります。
私は炊飯器も捨ててお鍋でご飯を炊いています。
普通のお鍋で炊くご飯は、毎日実験をしているようでとても楽しい時間です。
こんなに楽しいことを機械に取られてたまるかー!と思うこともあります。
固形せっけんを家で持て余しているなら、ひどい汚れものを洗う時に「ちょっと固形せっけんだけで洗濯しちゃおうかな」と実験してみてください。
固形せっけんのポテンシャルの高さにきっと驚くはずです!
以上、私流固形せっけんを使ったお洗濯のやり方でした。
ミニマリスト、ごみを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指してます(^^♪
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