お金のこと

福袋は買わない!福袋よりも自分がほしいたった一つを選ぶ

こんにちは、つばきです。

年末年始はみなさんどんな風に過ごされたでしょうか?

私は実家に帰り、家族や親戚と語り合い、地元の神社に初詣に行き、ぐるりと囲む山々から自然の偉大さを感じてきました。

何もない田舎に帰ると、どうして自分はこんなにも色々なものを持ち、色々なことで悩み、無駄な時間を過ごしているか痛感します。

何もない自然空間に身を置くと、生きているだけでなんと尊いことだろうと感じます。

さて、クリスマスから年始に向けてのこの時期というのは、私たちはメディアや広告からたくさんの影響を受け、一年で一番散財しやすい時期です。

私も何度その罠にはめられそうになり、「おっと!危ない」と思ったことか(笑)

特に新聞広告の福袋紹介やテレビの福袋紹介、福袋を買い求める人の行列の映像を見ると、「買わなきゃいけない!」という気がしてきます。

昨日までほしくもなんともなかったものが、「これがあったら便利かも」「そうそうこんなのほしかった」という忘れていた欲を思い起こさせます。

これが買わせる側の作戦と気づいていながら、気づくと物欲スイッチがONになっています。

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失敗だらけの福袋購入

私はここ数年は福袋を全く買っていません。

20代の頃はよく福袋を買っていました。

洋服ブランドの福袋、家電の福袋、石鹸の福袋、入浴剤の福袋、おもちゃの福袋、ドーナツの福袋、パンの福袋。

でも福袋を買っても必ず罪悪感を感じることに気づきました。

それは、自分にとっての外れが必ず入っているから!

1万円の洋服の福袋を買うと、着られるのは2~3着ほどで、残りの服や小物はどうやって着こなせばいいのかわからない代物ばかり。

服も「着られる」と判断できるだけであって「着たい」ものではありません。

家電の福袋も周辺機器が揃っていて良さそうに見えますが、よくよく調べてみると聞いたことのないメーカーだったり低スペックで時代遅れ感や売れ残り感がたります。

おもちゃの福袋もひどかったです。

メイン1つは使えるものでしたが、残りはごみ。

すぐにおもちゃが壊れたり、パッケージのダサさ、古いキャラものばかり入っていて子供でも「こんなのいらんわ」と手を出しません。

福袋に差し出した金額分ちゃんと返ってきた!と思うことがない!!

そう気づいてからは、福袋を買うよりもいいもの、ほしいものを買おうと思うようになりました。

お正月はショッピングに行かないスケジュールを組む

私はお正月にショッピングをしないと決め、できない環境に身をおいています。

固い決意があってそうしようと思ったのではなく、必然と毎年同じスケジュールになります。

具体的には、1月1日は実家でゆっくり過ごします。

行くのは初詣だけで、毎年交通安全のお守りだけ買います。

1月2日の初売りの日は自宅に帰る移動の日にあて、半日電車の中で過ごします。

1月3日は夫の実家で新年の挨拶を兼ねた食事会をします。

そして1月4日から夫は出勤するので、我が家は通常モードに戻ります。

1月1日から1月3日の初売り、福袋が売りだされるタイミングにショッピングモールに行くことはありません。

地元が活性化するように地元のお店にお金を使う

年末年始のお金を使うタイミングは、帰省前の手土産を買うときと、実家に着いた翌日の食料品の買い出しのみ。

田舎が潤うように、田舎の貴重なショッピングモールが潰れないようにと、子供服や靴は帰省先の地元のお店で買うようにしています。

同じものを私の近所のイオンやネットショッピングでも手に入れられますが、同じお金を使うなら地元の活性化に役立てたいです。

手土産も地元のお菓子屋さんで買うようにし、近所のママ友に地場産の調味料やおいしいお菓子をあげて、少しでも私の地元に興味を持ってもらえたらという気持ちも込めて、地元民が愛してやまないおいしいものを差し上げます。

帰省の度にショッピングモールの店舗が一つ、また一つと閉店し、空のテナントばかりになっている光景は、とても寂しいものです。

このままテナントがなくなっていけば、私の両親が買い物する場所がなくなっていき、ますます過疎化、少子高齢化が進みます。

私も田舎ならではの大きなドラッグストアで普段手のでない基礎化粧品やクリーム、ここでしか売ってない石鹸など消耗品を買います。

お金を使う時は、応援したい場所、応援したいお店で使うと、そのお金は生きたお金になると思います。

家族経営のお店でお金を使う時は、「この子たちの鉛筆やノート代になるといいな」と思いながら。

おじいちゃんおばあちゃんが店番をしている駄菓子屋では「おじいちゃんたちのおいしいご飯が買えるといいな」と思いながら。

応援したい、この人が好き、この場所が好き。

そんな気持ちを乗せて、お金を払います。

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安くても自分の欲しいものだけを買う方が幸せ

お正月前に、自分の欲しいものを買ってしまって物欲が満たされるので、お正月の広告を見ても「私は欲しいものはもう買った!」と心が揺らぎません。

今年はドラッグストアでバラの香りのハンドクリームを買い、こまめに塗り直しているだけでとても豊かな気持ちになり、とても満足の行く買い物ができました。

たった600円程度ですが、こんなにも私の心を豊かに、キラキラにしてくれるアイテムになりました。

たったひとつでも、自分のほしかったものを手に入れる方が、金額に関係なく満足感を得られます。

それにほしいものだけを買った方が結果的に節約になります。

欲しくもないパンがたくさん入ったパンの福袋1500円を買うより、自分が今一番食べたいパン1つを買う方が美味しいし、お金もたった200円で済みます。

福袋のトートバッグも買った時は「何かに使えそう」と思っても、結局は元々欲しかったものではないので、使わなくなり、逆に処分するのに頭を悩ませます。

人に譲ったりメルカリに出品するにしても、手元に在庫を抱えておいておくこと、出品や発送の手間がかかります。

そんなものに思考も時間も使うくらいなら、最初から持たない方が幸せ。

モノを多く持たないことで、自分の時間を無駄遣いせずに済むことに気付き、最近は簡単にモノを増やさないように気をつけるようになりました。

モノに支配される私から、モノを支配する私へ。

広告、メディア、モノが自分の自由な選択と時間を奪っていることに気付き始めました。

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ABOUT ME
つばき
つばき
子供二人を持つ40代主婦です。 ゆるミニマリスト。 読書とハロプロをこよなく愛しています。