私は自分がトイレを使うたび、ちょこちょこっと掃除をします。
そしてトイレ掃除をするたびに思うこと。
それは、床に何もなかったら掃除も楽なのに~!!ってことです。
ミニマリストを目指す私は、とにかく不要なもの、邪魔なもの、手間がかかるものは減らしたい!
そこで思い切って、トイレにサニタリーボックスを置くのをやめました(^_-)-☆
目次
床で存在感を放つモノ
わが家のトイレは、床に
スリッパ
子供用スリッパ
子供用便座
子供用の台
サニタリーボックス(ダスト缶)
があります。
こんな感じです。
トイレ掃除のたびにそれらをどけて拭くのが面倒なんですよね。
しかも、おしっこ飛ばし屋の息子がいるので掃除も頻回。
息子にはおしっこも座ってするように矯正中です。
とはいっても子供に言ってすぐに直るんであれば、世の中の母親は苦労しないです(笑)
私がトイレに入るたびに、またひっかけられてる~(+o+)
小さな子供はおしりが沈んでしまいそうでそちらに意識が行ってしまいがち。
大好きな遊びを中断してトイレに行くため、「早く戻って遊びたい」という気持ちが先走り、おしっこが外れることもあります。
でも、やっぱりトイレ掃除の負担を減らしたい!
サニタリーボックスやめてみた
そこで、自分しか使わないサニタリーボックスをやめてみることにしました。
まずは実験から。
サニタリーボックスはそのまま現状維持で置いておきます。
生理用品のゴミは、紙袋や透けないビニール袋をトイレの収納棚に用意して、そこに捨てることにしました。
トイレの収納棚はトイレの手洗いシンクの上に付いていて、鏡の裏側にトイレットペーパーや生理用品を隠して収納できるようになっています。
その棚の一段に紙袋を置き、ゴミを捨てるようにしました。
実験をしてみて不都合があればサニタリーボックスは必要、紙袋だけで乗り切れるならサニタリーボックスは不要。
結論は急がなくてもいい。
それくらいの軽い気持ちで実験をしてみることにしました。
実験結果:サニタリーボックス必要なし
生理期間を2回過ごし、実験を終えました。
結果は、一度もサニタリーボックスを使わなくても過ごせました(^_-)-☆
このまま行けそう!と思ったので、晴れてサニタリーボックスはお役御免となりました。
現在、ダスト缶は息子の部屋でゴミ箱として第二の人生を歩んでいます。
サニタリーボックスを使わずに過ごすやり方
現在はこのような方法で、生理期間を過ごしています。
1.捨てるだけの紙袋、ビニール袋をストックしておく
まず、普段から紙袋、中の透けないレジ袋、ショップ袋をトイレにストックしています。
私がよく使うのは、メルカリで送付されたコンビニ発ゆうゆうメルカリ便の封筒です。
私は本をたくさん読むので、メルカリで新刊や図書館にない本を買っています。
メルカリで本を買うとたいていメルカリ便という安くて補償があり、匿名で送ることができる発送形態で送られてきます。
郵便局発だとシール式のあて名なのですが、コンビニ発の場合、小さなビニール袋にあて名の紙が挟まれて届きます。
このビニールをはがす作業が大変で、なかなか分離せず、使用済みの封筒を雑紙ゴミという資源ごみに出すのが難しいのです。
だから最近では無理にはがすことはせず、サニタリー用としています。
これなら中身も透けないし、そのまま可燃ごみとして捨てられます。
ドーナツやパンを持ち帰った時の紙袋も使っています。
どうせ可燃ごみとして捨てられるくらいなら、捨てる前にもう一度活用しよう!という気持ちからそうしています。
ほかには、万引き防止のためお店の方針上ショッパーを断れないときにもらったビニール袋などを活用しています。
本好きでブックオフでも大量に本を買うので、ブックオフの黒い袋が溜まる一方です。
2~3冊くらいならエコバッグに入れて持ち帰らせてもらえるのですが、5冊くらいになると有無を言わせず黒い袋に入れられてしまうので、サニタリー用にして捨てる最後の時まで活用しています。
このような袋が見当たらない場合でも、新聞紙に包んで捨てる方法もあります。
2.生理期間中は鏡の裏の戸棚にゴミを収納
我が家のトイレは1階も2階もトイレ内のトイレットペーパーを保管する収納が付いています。
2階のトイレには、初めから収納ボックスの中にサニタリーボックスも入っています。
問題はサニタリーボックスが付いていなかった1階のトイレです。
家族全員がメインで使うトイレなので、生理用品は籐のかごに収納しています。
家族の目線が届かない一番最上段に紙袋を置き、使うたびに紙袋にゴミをいれています。
1階のトイレも今後は、この収納にぴったり合う木箱や籐のかごを入れて、サニタリーボックスとして運用したいと考えています。
サニタリーボックスをなくすメリット
サニタリーボックスをやめてよかったことを挙げます。
1.掃除の負担が減った
サニタリーボックスを撤去した一番のメリットは、トイレ掃除の負担が減ったことです。
今まではトイレの床を拭くときに、よっこらしょとボックスをどけて床を拭き、また元に戻すという作業がありました。
そのほかにも子供の補助便座、子供の台、スリッパなどもあります。
その一連の行動がなくなるのですから、トイレ掃除の時間も短縮!
掃除をしようと思った時に、ささっと拭けるのが嬉しいです。
また、以前は息子が的をはずしたおしっこがサニタリーボックスに飛ぶことも多々ありました。
それをイライラしながらサニタリーボックスまでも拭くという作業もありました(+_+)
それがなくなったのが本当にうれしいです。
掃除の作業が減ったということは、それだけ時間が浮き、他のことに使える時間が増えたということです。
ほんの1分くらいの違いだとは思いますが、心の負担が軽くなって嬉しいです。
2.ゴミを溜めずにすぐ捨てるようになった
私は面倒くさがりなので、今まではサニタリーボックスがいっぱいにならないとゴミ袋を交換しなかったんです。
ゴミ袋の交換は燃えるゴミの日の朝。
そのため夏はゴミ袋の交換の時には使用済みの生理用品がにおいを放ち、それもまたプチストレスでした。
今は紙袋を置いておくスペースが広くないので、こまめに交換します。
以前はダストボックスのふたを開け、前かがみの作業でゴミ袋に移し、新しいゴミ袋をセットするという作業がありました。
これが何気に腰にくる・・・。
生理は自然の営みなんだけど、やはり穢れの部分を強く感じます。
長く自分の手元に置いておきたくないという気持ちがあるので、紙袋を捨てるだけでゴミを溜めずにいられるというのは精神的にもいいです。
「たまに必要」に生活を合わせない
サニタリーボックスはどこのトイレに行ってもあるものです。
だから、家庭のトイレにあることを疑わない。
でも、サニタリーボックスが活躍するのは、毎月1週間ほどの期間限定です。
1か月の4分の1のために大きなゴミ箱を置き、毎日ストレスを感じながらトイレ掃除をするのはよく考えてみたらおかしいですよね?
サニタリーボックスではなく、紙袋やレジ袋を使えば、1か月のうち4分の3は広いスペースを取ることができます。
イレギュラーなことに日常を合わせていると、日々の暮らしがつらくなることがあります。
例えば、病気や事故のあるかないかわからない未来の不安に備えて、毎月保険料をたくさん払い、日々の食事や衣服にかけられるお金が少なくてつらい思いをしているのも、それだと思います。
いつ来るかわからない泊まりのお客さんのために、客用布団を用意し、定期的に干して手入れをして持ち続けるのも、自分よりも他人に標準を合わせて暮らしている例です。
私は「たまに必要になるもの」よりも「今」を大切にしたいと思っています。
たまに使うものにお金や手間をかけるよりも、毎日使うものにお金も手間もかけていきたい。
「昔からそれが当たり前」というものを手放して、自分の気持ちを大事にする方が自分らしい生き方、すっきりした毎日が過ごせるんじゃないかなと思います。
サニタリーボックスを撤去すると、気になるのは来客時だと思うのですが、その時には家の中にある一番小さなゴミ箱を置けばいいと思います。
モノ余りの時代、代わりになるものはいくらでも家の中にあると思います。
私は来客時には一番小さいホーロー製のキャニスターを置く予定でいるのですが、友人が我が家に長居する機会はほとんどなく、出番はありません。
お客さんが来るときはくるときで、その時考えればいい。
家でメインで過ごす、自分のことを一番に考えればいいと思うんです。
あって当たり前を手放すと楽になることも
私は他にも、水切りカゴ、三角コーナー、炊飯器、掃除機を手放しました。
実家にあったから使うのが当たり前と思ってきたものでも、手放してみるとない方が快適なこともあります。
水切りカゴを手放してスポンジワイプの上に洗った食器を置くようにしたら、食器をすぐに片づけるようになりました。
三角コーナーをやめたら、生ごみのいやなにおいが発生しなくなりました。
炊飯器を手放したら、鍋炊きご飯のおいしさに目覚め、災害時でもご飯を炊けるスキルを身につけました。
掃除機を手放したら、すみずみまでほこりを絡めとるほうきの面白さを知りました。
あって当たり前を手放すたびに、手仕事の楽しさを知るようになりました。
「これがなくても生活できるかな?」という小さな実験を、毎日の暮らしに混ぜると、とたんにおっくうだった家事が輝き出しました。
サニタリーボックスをやめる。
ほんとうに小さな実験だけど、やってみる価値はあると思います。
ミニマリスト、ごみを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しています(^^♪
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