子どものこと

役員決めにドキドキ!幼稚園のクラス役員は大変なの?

こんにちは、つばきです。

この季節は入園、入学の季節ですね。

ご入園、ご進級おめでとうございます。

幼稚園の入園式や進級式の後、クラス委員を決める役員決めにドキドキした方もいるんじゃないでしょうか?

私も娘のクラスの役員決めの候補者だったのでドキドキしながらくじを引きました。

今年は役員にならなかったので、ほっと一安心です。

昨年度は小学校のPTA役員をしました。

今年は小学校も幼稚園も役員を免れたので、穏やかに過ごせそうです。

でも、幼稚園も小学校もどちらの役員もやってみたら、とても楽しかったです!

今回は、みんなが不安に思っている幼稚園の役員について私の体験をご紹介します。

幼稚園の役員はどうやって決めるのか?

本部役員と普通の役員との違いやメリット・デメリットを紹介します。

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役員の決め方

私の娘が通っている幼稚園では、クラス委員3名、夏祭り委員2名を各クラスから選出します。

年度末に立候補あるいは役員免除を募るプリントをもらいます。

うちの園は、

1.昨年度の役員

2.過去に本部役員をやった人

3.妊娠中の人

4.1歳未満の子供がいる人

が免除の対象です。

これ以外、例えば家族の介護や自身の病気、転勤の予定、兄弟の学校でのPTA役員を理由に免除してもらう際は、役員決め当日クラス全員の前で理由を言い、承認してもらう必要があります。

結構ハードル高いですよね。

特に自分が病気の場合はカミングアウトしなくちゃいけないので、みんなの前で言える人って少ないんじゃないのかな?

 

これ以外の人の中から、まずは立候補を募ります。

立候補者が誰もいなければ、免除対象以外の人の中でくじを引いて決めます。

このくじ引きがドキドキするんですよね!

うちの娘が通う幼稚園では、「兄弟園児の時に役員をやっても免除にならない」ので、上の子との時に役員をやって、もう一回下の子でも役員が当たる、ということもあります。

実際、ママ友が年子の子供たちの役員を2年連続でやることになってしまい、かわいそうでした。

息子が年中の時に役員をやった私ですが、娘の在籍時にはそれはノーカウントになるので、毎年くじ引きにびくびくしています(笑)

本部役員の決め方

うちの園の場合、本部役員は

1.会長

2.副会長

3.書記

4.会計

5.会計監査

の5名です。

この5人を、第1回委員会で決めます。

本部役員はクラス役員の中から選びます

本部役員は各学年から最低1人は出さなければいけません

そして、「子どもに顔向けできないから」という理由で立候補でなければいけないという暗黙のルールがあります。

立候補の5人が決まるまで、地獄の時間が過ぎます(–;)

私は元々、雑用や縁の下の力持ちは好きなので、普通の委員ならやってもいいのですが、人前で話すことが苦手なので本部役員は性格的に絶対無理(>_<)

誰か立候補してくれないかな~と、当時1歳だった娘をあやしながら下を向いていました(笑)

本部役員はパキパキと仕事が出来る人が向いてると思うので、出来そうかなと思うお母さんが立候補してくれると有難いです。

実際、毎年本部役員の方って、社交的で華やかでママ友のリーダー的存在の方が多い気がします。

役員をやるメリット

役員をやって良かったなと思うことは、

 

●学年を超えた知り合いが出来る

特に第一子のママの場合、幼稚園のことを相談できるママ友を作ることって結構重要なんですよね!

上級生のママさんとお友達になることで、運動会の場所取りや夏祭りの効率のいい回り方を教えてもらったり、子供の日常生活の悩み(寝る時間、好き嫌い、誕生日プレゼント、兄弟げんかのことなど)のアドバイスをもらえたりします。

さらには制服やピアニカのおさがりを譲ってもらえたりと、役員の期間が終わっても私は当時の役員さんたちとお付き合いが続いています。

私はバス通園を選択しているので、同じバス停以外のお母さんと知り合いになるチャンスがなかなかなかったので、知り合いの輪が広がったことが一番うれしかったです。

 

●園での子どもの様子が見られる

これもバス通園だとあるあるなのですが、幼稚園に行く機会がほとんどないため、どんな風に課外授業が行われているのか、どんな子供と遊んでいるのかが、子供からの情報でしか得られないんです。

特に、息子は幼稚園であったことを語らないタイプ(小学生になった今もです)なので、幼稚園で何をしているのかさっぱりわからず、同じバス停の女の子に「今日はこれをしたよ。」といつも教えてもらっていました。

第一子だし、もっと幼稚園に関わりたい。

そう思って、年中の年に思い切ってクラス委員に立候補しました。

夏祭りの準備で幼稚園に行くと、年長さんがマーチングの練習をしている風景や、年中さんの絵画指導の様子などが見られました。

運動会のお手伝いの時は、リハーサルからしっかり見られたので、息子がどこで演技するのかフォーメーションもばっちり頭に入り、運動会当日はベストポジションで撮影をすることができました。

こういった行事の準備のために幼稚園に行く回数が増えるので、自然と子供たちから話しかけてもらえる機会が増えて、子供の口からは名前が出てこなかった子たちの名前と顔も覚えることができました。

 

●先生や本部役員の大変さがわかり有難いと思う

幼稚園での委員の役割は、行事のお手伝いという側面が強いと思います。

スムーズに行事を行うため駆り出されているのですが、先生や本部役員さんの頑張りを見ると、本当にありがたいなと思います。

先生が大きな声を出して注意してくれるのは、本番子供たちがキラキラ笑顔でいられるため。

子どもが大きな成長を遂げ、頑張って一つのことをやり遂げる大切さを教えてくれるため。

運動会や発表会でうるうると涙するほど感動するのは、先生たちが指導してくれるおかげなんですよね。

また、本部役員さんも運動会までは週1回集まってくださっていると聞きました。

役員会の日にスムーズに準備を行うためにみなさんが何度も集まり、できるだけクラス役員の負担を減らしてくれている。

役員じゃないときは忘れがちですが、いろんなお母さんたちの協力があって行事がなりたっているんだなと思うので、本部役員さんに「何かお手伝いできることはないですか?」と聞くようにしていました。

だいたい、「大丈夫です。ありがとう。」と言われて終わるんですけどね。

役員をやるデメリット

これはちょっと残念だったな、大変だったなと思うこともありました。

 

●夏祭りの時、子供とゆっくりお店を回れず泣かれた

私がクラス委員をしたとき、息子は年中、娘は1歳でした。

夫に夏祭りの日は休んでもらえるようにお願いしましたが、却下。

(一人だけ北海道へ社員旅行に行きました)

近くに頼れる親戚もいないので、1歳の娘はエルゴの抱っこひもでおぶって夏祭りの店番をしました。

あらかじめ、家族のだれにも頼れなくて娘をおんぶしたまま参加することは伝えてあったので、店番は娘が熱中症にならないように、室内のおもちゃ屋さんにしていただきました。

他にも同じようなご家庭があり、パパやおじいちゃんおばあちゃんがいないクラス委員の園児の子供は、先生が見てくれることになりました。

店番は3交代制で、1時間の休憩がありました。

その1時間の休憩の時に子供を先生から引き取り、お店を回るのですが、時間帯によってはすごく混んでいるんです。

私が息子と回るころには、スーパーボールすくいのスーパーボールは売り切れ、おもちゃも売れ残り、外の食べ物の屋台はすごい行列でした。

おなかもすいている頃だったし、食べ物の屋台に並んでかき氷を食べさせ終わったら、もう店番の交代の時間。

先生に再び預けるときに泣かれ、しまいには息子は脱走し園内で行方不明に!

園長先生に不安にならないような言い方で放送してもらったところ、下駄箱付近で発見されました。

「お母さんともっとお店に行きたかった」と大泣きでした。

これには、本当に胸がキューっと痛くなりました。

子供のために、という気持ちで委員に立候補したのに、自分の子供を泣かせている。

本当に申し訳ない気持ちになりました。

 

余談ですが、次の年、夫が社員旅行を休んでくれたので初めて夏祭りをゆっくり楽しむことができました。

夫に子供を見てもらっている間にバザーを見に行ったりと私も3年間の幼稚園生活で初めてゆっくり見られました。

その時に夫が一言。

「すごい人だし役員は大変そうだね。去年は社員旅行を強行して一人で子供を任せてすみませんでした。」

 

だったら、私が泣いてお願いした去年の夏も休んでよね。

今でも根に持ってますよ。

 

だから、役員をやるなら家族の協力は不可欠!

私みたいにワンオペ育児だったり、子供の行事の日に夫が仕事が休みをとれなさそうなママは、くじ引きで当たるまで立候補はせず耐えたほうが無難です。

 

●仕事を休む必要がある

パートなどお仕事をしているママは、役員会の日は休みを取らなければなりませんよね。

だいたい午前中には終わる作業ですが、行事の準備以外に、講演会への出席や、お別れ会の取り仕切りなどもあるので、年に10回ほどは幼稚園に出向く必要がありました。

フルタイムで有給をこまめに取れないお仕事の場合は、難しいかもしれません。

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まとめ

結果的には、やってよかったな、楽しかったなと思います。

学生時代に戻って、みんなでわいわい言いながら学園祭の準備をしているような感覚でした。

ワンオペ育児の私にとっては、園バスのママ友たち以外にも知り合いができて、何気ない会話や子育ての相談ができて、息抜きにもなりました。

行事の時は準備や当番があって自分の子どもにかかりきりというわけにはいかないけど、みんなで協力しながら一つのことをやり遂げる達成感がありました。

でも、親につき1回でいいかな?

1園児に一回というやり方ではなく、各家庭で1回すれば免除というやり方になったらいいなと思います。

1学年90人以上いて、3年間で役員をやる人は45人。

何回も役員をやる家庭もあれば、3兄弟いても1回もやらない家庭もある。

これって不公平だなってやっぱり思います。

役員はできればやりたくないって人が多いと思うので、なくせる仕事は減らして、効率よく楽しく仕事ができるようになったらいいですね。

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ABOUT ME
つばき
つばき
子供二人を持つ40代主婦です。 ゆるミニマリスト。 読書とハロプロをこよなく愛しています。