ドラマ「わたし、定時で帰ります」が始まりました。
主演は吉高由里子さん。
吉高由里子さん演じる結衣の今彼の巧役は中丸雄一さん、元カレの晃太郎役は向井理さんと豪華な出演者が話題ですね!
このドラマは原作小説があり、結衣が定時で帰る理由や今後の展開も描かれています。
ドラマは小説と同じ展開をたどるのでしょうか?
それとも全く違ったラストになるのでしょうか?
ドラマ版ではどんなラストになるのか、予想してみました(^_-)-☆
小説「わたし、定時で帰ります」のあらすじ
原作の小説はドラマが始まる2か月前に発売されました。
「わたし、定時で帰ります」
朱野 帰子
新潮文庫
2019年2月1日初版発行
360p
東山結衣(32歳)は新卒でIT企業に入社し10年。
定時に帰ることをポリシーに、優先順位を決めきっちりと仕事をこなしている。
まだ残業をしている社員がいるにも関わらず定時で帰っていく彼女は避難の対象になるが、彼女にはどうしても残業したくない理由があった。
その一つは会社近くの中華料理店「上海飯店」のハッピーアワーである。
ハッピーアワーに間に合えばビールが半額で飲めるとあって、このために結衣は昼から水分を一滴も取らずに仕事と向き合っているのだ。
上海飯店で働く王丹(ワンタン)には中国語の翻訳を発注したり、賤ケ岳の熱を出した双子の子供の看病に王丹を派遣したりと、助けてもらっている。
職場のチームが赤字覚悟・納期に間に合わないような案件に取り組んでいても、自分だけは定時退社を貫き通す結衣のことを、同僚は面白くないと思っている。
どんなに体調が悪くても会社を休まない「皆勤賞女」の三谷、「仕事辞めようかな」が口癖の新人の来栖、双子を出産後1年で職場復帰し残業・休日出勤もこなそうとしている賤ケ岳、会社に寝泊まりしている吾妻、結婚寸前までいきながらも破局した結衣の元カレ晃太郎。
彼らのチームに新しいマネージャーがやってくる。
そのマネージャー・福永は晃太郎が以前勤めていた企業の社長で、部下の弱みを突くことで自分の意を通すブラック上司である。
福永は外面だけはよく、以前取引のあった会社から破格の金額で仕事を受けてしまい、そのしわ寄せはチームに回ってきてしまった。
この案件でチーフになった結衣は、同僚も定時に帰らせようと奮闘するも、次第にメンバーが疲弊し仕事も死ぬ気でやらないと納期に間に合わないという事態に陥る。
自分だけ定時で帰るわけにいかない。
結衣は定時で帰るポリシーを貫く難しさを感じ、定時を1時間ずらし、2時間ずらしとだんだんと退社時間が遅くなっていった。
ワーカホリックの晃太郎は、部下に代わってトラブルや終わりそうにないタスクも代わりに引き受け、仕事に熱中している。
そもそも二人の結婚が破断になったのは、晃太郎が両家顔合わせの直前まで仕事をしていて顔合わせの会場に現れず、様子を見に家に結衣が帰宅した先で倒れていたことがきっかけだ。
「私と仕事どっちが大事なの?」と聞く結衣に、晃太郎は「仕事」と答えた。
24時間戦えますか?のCMが話題になったように、結衣の父親もまた仕事人間だった。
結衣の母親は父の顔を忘れないようにと、テレビの上に父の写真を「遺影」だと言って置いた。
父親と一緒に遊びたいそんな盛りだったころに、父親はいつも家にいなかった。
そんな働き方を見てきた結衣は、「なんのために仕事をするんだろう?」と疑問に感じ、長時間労働が当たり前の業界でできるだけ残業をしないという社風に惹かれ、今の会社に入った。
猛烈に働き続ける二人を見て、「私は死ぬほど仕事なんてしない」と決めていた結衣だったが、福永が持ち込んだ案件を納期に間に合わせるために、肉体が精神を超えるまで死ぬ気で仕事をすることを選ぶ。
小説「わたし、定時で帰ります」の結末ネタバレ!
このままでは納期に間に合わない、過労死とまではいかなくても誰かが体を壊してしまう。
そう考えた結衣は社長に直談判し、人員を一人増やしてもらう約束を取り付ける。
そして社長とのやり取りの中で、どうして人は仕事に向いてしまうのかという疑問に「孤独だからではないか」と自分なりの答えにたどり着く。
仕事を頑張らなくては、自分は価値のない人間だ。
仕事ができないと、会社にずっと置いてもらえない。
ブラック上司の福永も孤独が原因なのではないか?
そう思った結衣は、晃太郎の弟・柊と新人来栖による作戦を実行することを決める。
その作戦というのが、福永のかつての部下、下請け企業で働いていて病気になったり職場復帰できなくなってしまった人の声を集め、賠償を求める訴えを起こすというものだ。
福永と対峙し、彼のスマホに復讐のメールが次々に届く中、裏切られ傷ついた福永の手を取り、結衣は優しく
「あなたは一人ではありません。私がいます。私はあなたの帰りを待っていますから、1~2年会社員を休んでください」
と落とし、納期に間に合わない原因となる足手まといの福永を長期休養させる。
福永がいなくなったところで、現場を取り仕切りタスクをこなす結衣だが、もう一つ作戦があった。
それは、仕事漬けの晃太郎の意識を変えること。
そのために結衣は自分がされたのと同じことをして、仕事のしすぎで体を壊すと周りの人を心配させ不安にさせること、命と引き換えに仕事をする必要があるのかを考えさせようと思ったのだ。
結衣は3日間不眠不休で無理のあるタスクをこなし終えたところで倒れる。
本当は倒れたふりをしようとしただけだったが、本当に意識を失い、倒れた時に床にあった機材に頭をぶつけ出血し、救急車で運ばれる。
晃太郎は相手企業への納品もほっぽりだし、病院で結衣に付き添い続けた。
どうしてお互いが惹かれあっていたのか、どう思っていたのかを正直に打ち明けることで、二人はようやく過去を清算し新しい道へ歩みだすことに。
しかし、結衣が倒れた日は、婚約者・巧と両親との顔合わせの日だった。
慌てて両家顔合わせに向かおうとする結衣だが、額にガーゼ、腕には点滴。
そんな結衣を晃太郎はほおっておけず、新居のマンションまで送っていくことになった。
新居につき、忘れ物だった婚約指輪を無事に手にした結衣だが、新居のメゾネット2階から物音がした。
よく見ると玄関には女性ものの靴が置いてある。
その場で放心状態になった結衣に代わって晃太郎が2階に様子を見に行くと、巧は同じ会社の若い女と寝ていた。
顔合わせは中止、結婚も中止。
そう決めた結衣は、晃太郎とビールを飲みながらくだらないことを話そうと今日も上海飯店に向かった。
ドラマ「わたし、定時で帰ります」の結末予測!
私の個人的な予測では、ドラマでは巧が浮気する場面はないと思います。
なぜなら、巧役がジャニーズの人気アイドル中丸雄一だから(;^ω^)
あまり演技がうまくない中丸雄一にそんな修羅場演じられるでしょうか(笑)
イメージが大事なジャニーズ事務所所属でもありますし、浮気のシーンはなく吉高由里子が振って終わりなんじゃないかと思います。
第1話だけでも、三谷の説得に父親の「遺影」を使わなかったこと、三谷の部下に新入社員がいること、結衣は転職組になっていたことなど設定が原作と異なっている部分があったので、ドラマオリジナルの展開になることは十分考えられます!
原作の方でも結衣と巧は無理をしないという考え方が似ていて惹かれあったと描写がありました。
しかし、
新居の家賃25万円に対する価値観の違い
巧の両親から「仕事や趣味の時間が減らないように結婚前と同じレベルの生活ができるようにしっかりと家事をして」という発言
結衣の実家に来た時に、母の作った魚の煮つけに手を付けなかったこと
など、結衣が巧に違和感を感じる場面が何度も出てきます。
そして結衣はそのたびに晃太郎はこんなことしなかったな、あんなことは言わなかったな、と今彼と元カレを比べます。
それだけでも十分婚約解消の理由になると思うので、結衣が留守中に巧が女を連れ込んで浮気という展開までは描かなくても十分視聴者に伝わります。
そして、向井理演じる晃太郎とも元サヤに戻るということはないと思います。
~追記~
巧やっぱり浮気しましたね~!!
巧の浮気相手は会社の上司でした。
あくまでも私の予想ですが、結衣は誰のことも選ばない。
自分の人生は自分が決めるというポリシーを強く持ち、これからも仕事にまい進していくけど「わたし、定時で帰ります」という力強いラストシーンになると思います(*’▽’)
そして、今後晃太郎とはどうなるの!?という含みを含んだラストになると予想しています。
なぜなら、原作は続いているから!!
原作小説は、「わたし、定時で帰ります。 ハイパー [ 朱野 帰子 ]」という続編があります。
「わたし、定時で帰ります」の初回視聴率は9.5%。
吉高由里子さんのファッションにも注目が集まり、働いている人の共感も得られる世代を選ばないドラマであることから、ドラマの続編ができることも十分考えられます!
【わたし定時で帰ります】ドラマ最終回結末ネタバレ!
実際にドラマではどんな結末になったのかをネタバレします(^_-)-☆
最終回冒頭で巧が会社の上司と浮気したと結衣に告白。
結衣と暮らしていた部屋を出ていきます。
結衣は巧との結婚がだめになり振られてしまったと上海飯店で泣き崩れました。
会社の方では、福永が持ち込んだ星印案件が納期に間に合わない、赤字になると大問題が発生!
星印からは福永を外すように要求され、結衣は福永を説得します。
福永をチームから外し、代わりにグロに応援に来てもらうことに。
チームは土日返上で仕事をすることになりました。
結衣は休憩を取っているふりをしながら、別室でもノートパソコンを持ち込み仕事を続けていました。
結衣の無理がたたり、結衣は気を失って倒れてしまいます。
結衣は病院で1日半も眠り続けていました。
そんな結衣にずっと付き添ってくれていたのは、晃太郎でした。
結衣が倒れて初めて大切な人を失うかもしれないという不安を感じた晃太郎は、結衣の前で思わず涙。
晃太郎は自分の仕事に対する意識を変える必要があると結衣にもらしました。
晃太郎と結衣が抜けてもチーム全員が一丸となり仕事に取り組み、無事に星印案件はネットヒーローズが運用を勝ち取りました。
それから半年後、仕事帰りに一緒に歩く結衣と晃太郎。
晃太郎は結衣に「俺んちくる?マンションでも買う?」とプロポーズ!
結衣が「前向きに検討します」と返事をしてハッピーエンドで終わりました(^^♪
まとめ
いかがでしたか?
私は結衣・巧・晃太郎の三角関係は原作を踏まえ結衣はどちらも選ばないという予想を立てました。
巧の浮気シーンは描かれず、晃太郎との今後の関係も描かれず、結衣の「定時で帰ります」で今までと変わりない日常が戻ってきて終了すると思います。
今後は、ドラマのほうは賤ケ岳、来栖、柊、晃太郎、福永のバックグラウンドの謎解きが始まります。
これからのドラマの展開にますます目が離せませんね(^^♪
ドラマ「わたし、定時で帰ります」を見て気になったことをまとめています(*’▽’)