子どものこと

なんで私のスペースにあるの?家族のアルバムを家族のスペースへ

怒りが湧いてきた時、イライラした時は、掃除と片付けに限ります。

怒りや絶望、憎しみという負の感情が掃除や片づけをしているうちにスーッと落ち着いていき、最後には「こんなくだらない奴のために私の時間と心を割くのがもったいない!私は私のために時間を使うんだ!」と強い決意が芽生えます。

いらないものを捨てると本当に自分が大切にしたいものが見えてきて、人生が変わるので、本当にお勧めです!

さて、タイトルにもあるように、みなさんのご家庭では家族のアルバムってどこに保管されていますか?

我が家の場合、ずっと私のクローゼットに保管されていました。

それがだんだん許せなくなってきたので、家族のスペースに引っ越しました。

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私の小さな収納スペースの半分がアルバムだった

我が家の場合、私の収納スペースにすべて保管されていました。

「私の収納スペース」というのは、2階の寝室にある小さなクローゼットです。

夫の私物は玄関横のクローゼット、家族クローゼット、家事室、寝室のウォーキングクローゼット、書斎という名の物置部屋と家のいたるところに散在しているのに対し、私のものを仕舞える収納スペースというのは寝室にある小さなクローゼットと、ウォーキングクローゼットの3分の1のスペースのみ。

その小さなクローゼットの下段がすべて家族の写真で埋まっていました( ;∀;)

そのため、実質使えるスペースは上の半分だけで、上段には本数十冊、アクセサリー、手紙、CDなどを置いていましたが、とても機能的とは呼べず、積読状態になっていました。

子ども部屋を断捨離する過程で、子ども部屋に散在していた私の着物やメルカリに使う道具、メルカリに出品しているものを私の収納スペースに移動させ、自分のものは自分の部屋で完結していることを求められました。

今、その作業をやっている途中なのですが、私のスペースに置こうにもこの家族のアルバムたちが場所を取り、私がこのクローゼットに置きたいものが置けないという状況でした。

この状況を変えるべく、家族のものは家族のスペースに!

アルバムをすべて1階の家族共有スペースに引っ越しさせることにしました。

子どもの成長とともに増えるアルバム

子供の誕生・成長はとてもめでたく喜ばしいことです。

そのかわいらしい姿を納めておきたい一心で、カメラのシャッターを押し続けました。

節句や誕生日にはその都度写真館で写真を撮りました。

撮っているときはいいんです。

問題はその写真をどう整理するのか。

結婚してから息子が3歳になるまでは、撮った写真のほとんどを現像し、アルバムを作っていました。

そのため、無印良品のアルバムが増え続け、ダンボール4箱分にまでなりました。

娘が生まれてから、2人育児をワンオペで今日まで5年やってきています。

正直、毎日の生活を営むことにいっぱいいっぱいで、写真整理をする暇がなく、娘の写真は2歳ごろを最後にアルバム整理は頓挫しました。

それでも増え続ける子供たちの画像。

その量があまりにも多すぎて、もうどこから手を付ければいいかわからないという状態でした。

 

アルバム整理という見えない家事

かわいいわが子の姿を撮りためておきながら、見たいときにその写真にアクセスできない状態がもう3年以上経過していました。

子供に申し訳ないと思いながらも、それをする時間を取れない私。

あまりにも大量に印刷しなければいけなくて、写真現像のお金が生活費から確保できない私。

そんなアルバム整理ができない状況が、自分で自分を苦しめていることにようやく気付きました。

私の夫は家事育児ノータッチですので、アルバム整理は私の仕事です。

私の常識の中にも「母親がアルバム整理をするもの。母親が笑顔でアルバムを整理するもの。」というものがありました。

それは自分の母や、夫の祖母、それからテレビやネットから伝わってくるアルバム整理を工夫しかわいくしている主婦の人たちを見て、私が勝手に自分にプレッシャーを与えていたのだと思います。

「子どものアルバムも作れないなんて、育児放棄している。」と自分を追い込んでいました。

でも、断捨離をしていて気付いたんですよね。

写真に写っているのは生活の一部分で、写真を見て思い返すエピソードは確かにあるけれど、写真以上に私は子供たちと一緒に触れあって楽しく過ごしてきたということ。

毎日のなんでもない生活が幸せだったということ。

写真はその思い出を思い返す手段でしかなく、思い出そのものではないということ。

このことに気付き、心が楽になりました。

アルバム作成ができていなくても、私は子供を笑顔にするために毎日頑張っていて、その頑張りはアルバムでは測ることはできない。

アルバム整理という見えない家事に苦しんでいたのは、家族の中で私たった一人。

世の中の母親はこうあるべき、妻はこうあるべき、に苦しんでいたのは、私一人。

私が「苦しい、ごめんなさい。こんなこともできなくて。」という気持ちを背負い込み、それを誰にも頼ることができなかった。

だから、私は自分の収納スペースにアルバムを閉じ込めて、アルバム整理ができていないということを家族から隠していた。

ああ、そういうことだったんですね。

 

アルバム整理に苦しむなら写真は多く残さない

子ども部屋の断捨離をきっかけに、それでも少しずつアルバム整理をしました。

未来の私が悩まない、苦しまないために決めたルールが、アルバムは1年につき1冊、1月に10枚というルール。

これは、Emiさんのアルバム整理を参考にしました。

 

私は無印良品の約130枚入るアルバムに、1月10枚前後を目安に1年分を1冊にまとめる作業をしました。

かわいい子どもの姿を残したくてついつい多く現像していましたが、この時に手放す苦しみも味わいました。

モノが多すぎてその中から選択肢を選ぶことは、とても心が消耗する作業です。

未来の私がまた心を苦しめないように、今の段階で作業を終わらせておくことが自分へのご褒美になると思いました。

そして、こう思ったのです。

苦しくなるくらいなら写真や動画を多く残すことはせず、目に焼き付けておこうと。

 

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アルバムはすべて家族スペースへ移動

私のクローゼット下段にあったアルバムはすべて1階の家族共有スペースへ移動させました。

今はまだ、大きなアルバムと無印のアルバムはスペースの関係で別々のところに置いてありますが、ゆくゆくは家族のだれもが手に取れる場所を作りたいと思います。

また、子どもの初節句の時に写真館からいただいたパネルと足形を捨てました!

これ、重いんですよね(笑)

飾って地震の時に置いてガラスが割れるのは怖いし、飾ってホコリ取りにストレスを感じるのは嫌なので、もう捨てちゃいました。

だって今日まで全く存在を思い出さなかったし(+o+)

 

まだアルバムの整理は2015年で止まっています。

毎日少しずつ写真を現像して、2018年まであと3冊まとめる予定です。

でも、自分の収納スペースからアルバムがなくなっただけで、視覚からのストレスが減ったな~と感じます。

今まではアルバムを見るたびに「やらなくちゃ」という気持ちが一瞬ですが湧いてきていました。

ちらっと見るだけでその感情が沸き上がってくる。

自分では無意識ですが、脳には毎度毎度かなりストレスだったのだと思います。

断捨離をして余計なものを溜めこまず、必要なものだけを持つミニマリストの生活は、こういった小さなストレスを取り除くことにもつながっているのです。

見るたびに憂鬱な気持ちにさせられるものはさっさと手放すか、処理してしまい、残りの時間を自分のために使う。

これが習慣になれば、自分の周りには大切なものだけがあり、自由に過ごす時間をたっぷり持つ自分になれると思います。

 

ミニマリスト、ゴミを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しています(^^♪

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ABOUT ME
つばき
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子供二人を持つ40代主婦です。 ゆるミニマリスト。 読書とハロプロをこよなく愛しています。