外車に乗り、クルーザーを所有し、バカンスは海外で。
洋服は棚のはしからはしまで全部ちょうだい!
大豪邸に住んでいる大金持ちのイメージは、実はメディアによって作られたものです。
本当のお金持ちというのは質素倹約が基本です。
私の友人にも絶対にお金持ち!と思う女性がいます。
2年前に建てた家は近所のどこの家よりも大きく、リビングは広々。
家の隣の空き家に関しても「庭は大きい方がいいからうちが買ってもいいかも、と主人と話しているの。」というびっくりする発言が飛び出したり。
いつ会ってもゆるふわな巻き髪、女性らしいスカート、ピンヒール、手には小さなブランドバッグと、見た目からしてお金に困ってなさそうな印象です。
そんな友人は、実はお金のかけどころを考えているしっかり者。
普段の何気ない会話からも、お金をかけないところはしっかり絞って家計運営をしていることがうかがえます。
そんなセレブママが、小学校生活を迎えるにあたってやっていた節約術を紹介します。
これを読めば、お金持ちがいかに節約家で無駄なものに一切お金を出さないか、わかると思います(^^♪
ランドセルは入学直前に買う
最近彼女と話していてびっくりしたのが、ランドセルの購入時期です。
そのお金持ちオーラから、さぞかしお高いランドセルを春先の予約販売でしっかり買っているんだろうと思ったら、なんとランドセルは入学目前の3月上旬にようやく買ったとのことです。
理由を聞いてみると、
子供にランドセルの色をギリギリまで考えさせ、後悔しない買い物にするため
3月に買うと在庫処分になり安く買える
誕生月特典のクーポンを使ってさらに安く買うため
でした。
同じものを買うにしていも、徹底して経費削減をしています。
今回、彼女は娘さんのランドセルを買うとのことで、1年間ランドセルの色を親子で悩みに悩んで決まったのが3月だったそうです。
女の子は、赤、ピンク、ラベンダー、水色、キャメルなど、本当にたくさんの種類がありますもんね。
色々目移りしてしまうし、お友達の意見に左右されやすいから、子どもの意思が固まるまで待っていたそうです。
同じ小学校区の新1年生は何色のランドセルが多いか、幼稚園のお友達に聞いて回ってしっかりリサーチも欠かせません。
お金を使う時は1円も無駄にしないというのが伝わってくるエピソードでした。
計算カードは子供3人使いまわし
1年生になると必ず必要になる足し算、引き算の計算カード。
計算カード一式で350円です。
これも、彼女は購入せず、上の子の計算カードを使いまわし、子ども3人で1つのカードで済ませるそうです。
3人で使いまわせば700円浮くってことですね。
彼女はそれを最初の子の時に見据えて、計算カードに苗字しか書かなかったそうです。
いや、もう天晴!
私のような庶民だと、たかだか350円だから下の子にも新品を、と思って買ってやりそうなところですが。
もし子供3人ともに新品を買い与えたら、1050円です。
1000円超えると思うとちょっと痛いですよね( ;∀;)
もちろん、体操服も上の子のおさがりです。
幼稚園時代のものは全部小学校でも使う
使いまわすのは小学校の教材だけではありません。
幼稚園で使っていたクレヨン、はさみ、粘土ケース、粘土板、給食袋、給食のコップ、ナプキン、ハンカチ、上履きケース、絵本バッグはすべて小学校でもそのまま使います。
これは私もそうしています。
特にクレヨンや粘土は低学年でしか使わないので、もったいないですよね。
でも、彼女の徹底ぶりを思わせるエピソードがありまして(笑)
小学校のプールの授業では白の水泳帽と指定されています。
しかし、プールの準備物を知らせるプリントに「すでに持っているものがあればそれを使用していただいても構いません」と小さく書かれていたのを見逃さず、彼女の子供はクラスでただ一人、幼稚園時代の青い水泳キャップを使用していると、息子から聞きました。
もうびっくり仰天!!
お主、やりおるな~( ゚Д゚)
白い水泳帽も300円くらいですよ。
頭が入らなくなるまで、幼稚園の水泳キャップで良し!と行かせるママもすごいし、クラスでただ一人青のキャップをかぶりつづける子供のメンタルもすごい!!
うちの子だったら、「みんな白い帽子だった~。エーン!」となりそう(笑)
小学校に入学したら立て続けに、ピアニカの購入、絵具セットの購入、書道バッグの購入、リコーダーの購入と、毎年何かしら教材の購入があります。
使えるものは最後まで使う。
余計なものは買わない。
これがモノも増えないし、お金はかからないし、本当にいいことづくめです。
だからこそ、幼稚園入園時の準備物はキャラクター柄にしないのがおすすめ!
キャラクター柄だと幼さが残って使い続けてくれません。
キャラクターにも古い新しいがあって、長年使い続けることができるのはミッキー、ミニーくらいですかね。
同じディズニーキャラクターでも、トイ・ストーリー、カーズ、小さなプリンセスソフィア、アナと雪の女王、ラプンツェルは幼児のものという印象があります。
だから、幼稚園入学準備の手作りグッズは小学生になっても使える柄にしておく方が、後から融通が利いて楽できます。
入学式のワンピースはママのおさがり
娘さんが入学式に着るワンピースは、なんとママのおさがりだそうです。
ママとママの妹が着た紺色のワンピースを今度は娘さんが着るそう。
20年以上保管していたおばあちゃんもすごいですよね!
入学式はたかだか2時間ほど。
そのために新しく用意するのはもったいないと言っていました。
紺色のワンピースの上に着る白いボレロだけ買い足したそうです。
娘さんはリボンのついたバレエシューズのようなフォーマルシューズを希望していたそうですが、上の子(男の子)の履いた無難なローファーを履かせると言っていました。
もちろん、そのローファーは3人目の入学式でも履くことでしょう。
いいものを最初に買っておけば長く使いまわせるということですね。
新1年生だからといって新しく揃える必要なし
小学校に入学し1年生になるのは、親も子も心機一転ワクワクするもの。
でも、何もかも新品で揃える必要はなく、使えるものは長く大事に使う。
中古品もうまく使って、モノの寿命を伸ばす。
これこそが質素倹約で、経験や将来に使えるお金を増やす方法なんです。
わが子も新品、中古品ごちゃまぜで小学校に入学しました。
周りの子を見ても、幼稚園時代のものを使っている子は多くいますし、兄弟で1つのピアニカを仲良く使っている家庭もあります。
ピアニカひとつとっても、旧型を使っている子、新品を使っている子、幼稚園の小さなピアニカを使っている子、兄弟で1つを共有している子、いろんな子がいます。
私が思うに、モノが溢れている時代だからこそ、新品は簡単に手に入るから最初から全部新品で揃えなくてもいいんじゃないかなと。
幼稚園時代のもの、兄弟のもの、近所の方からもらったお下がりを使っていて、不具合があったり、子供が周りと気にするようになってから、新品を購入しても十分間に合います。
今はネットで注文すれば翌日届くこともありますよね。
セレブママと話をしていると、自分がいかに安易に商品を買っているかに気付かされます。
じっくり吟味し、質のいいもの、自分が納得できるものを買う努力をしていないことがわかります。
まさに安物買いの銭失い。
この数十円、数百円の違いが、数年後大きな違いとなって現れているのだと思います。
彼女のお金の使い方を身近で見ていると、「となりの億万長者」という本を思い出します。
見栄やステータスを追い求めるのではなく、収入より少ない支出で暮らし、コツコツと資産を作ること。
一見普通に見えるおじさんやおばさんも、本当は隠れお金持ちかもしれません。
「隠れ貧乏」よりも「隠れお金持ち」を目指したい。
私は支出が収入を超えない暮らしを徹底し、無駄なお金を使わない家計管理をしていこうと改めて思いました。
周りが「ローンが30年残ってる」「子供の教育費が大変」「車の買い換えが大変」と言っているのを心の中でニコニコしながら聞けるように、しっかり資産を築いて行きます!
私の近所にセレブママが引っ越してきた!
これをきっかけに私の見た目やお金の意識が大きく変わりました。
ミニマリスト、ごみを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しています(^^♪
ランキングに参加しています。いつもありがとう。