ミニマリストを目指す私は、毎日ミニマムに暮らす知恵が詰まった本を読んでいます。
私は読書が大好きなのですが、この習慣はきっと幼い頃に身についたものだと思います。
読書は何歳になっても自分を成長させてくれる、そして人生をより良いものにしてくれる素晴らしい習慣です。
読書家の親を持つ子は成績優秀であることが多く、子どもも読書好きが多いです。
またお金持ちほど日常生活に読書を取り入れ、常に新しい思考をインプットしています。
うまくいくことの多い人の習慣を研究すると、読書家であること、常に新しいことを学んでいることに気付きます。
今日は、読書の習慣がなかなか身につかない、少しずつ本に触れる生活をしたいと思う人のために、私が考える読書を習慣づけするアイディアを紹介します。
目次
読書習慣を身に着けるアイディア
では、どうやったら読書が身につくのか、習慣化するのかについて書きます。
1.トリガーを仕掛ける
まず、「暇だな~」と思った時に本を手に取れるような環境に整えます。
電車移動や病院の待合室、次の予定までの10分の待ち時間など、ついついスマホをいじってしまう時間を本にすり替えます。
私はハンドバッグに必ず本を入れています。
小説に夢中になっていて続きが気になるときはその小説を持って出かけますが、大概は1つの章が2~3ページと短い実用書をいれています。
私が良く読むのは、おそうじ本、片づけ本、お金に関する本、節約本、主婦のエッセイ本など、家事に関するものが多いです。
理由は1章の文章が短いのと、1章でも読めば帰宅してすぐに自分の生活に取り入れることができるからです。
この本も半日であっという間に読んでしまいましたが、普段の生活に取り入れたいことがたくさん見つかりました。
文庫本なら軽くてコンパクトで、ミニマリストにもお勧めです。
スマホをいじりたくなったら本を手に取る。
それだけで5分の読書時間ができます。
2.毎日決まった時間に読書する
習慣は毎日取り入れることでより定着します。
例えば歯磨きは毎日するから何の抵抗もなく毎日行っており、朝どんなに急いでいても口の中が気持ち悪く感じて歯磨きしちゃうものだと思います。
毎日していることで、しないとなんだか気持ち悪い!と感じるのです。
これを読書にも当てはめます。
私は子供を寝かしつけてから、そのまま読書タイムに突入します。
ここでもやはりトリガーを仕掛け、夕方お布団を敷いた時に枕元に今晩読む本を置いておきます。
子供に絵本を読み聞かせ、おやすみと言ったら私もお布団の中で読書。
これで私にも子供にも「寝る前には読書」というイメージがつけられます。
子供も寝る前には本を読むということが2歳ころから習慣になったので、お風呂上がりに髪を乾かし歯磨きが終わったら、自然と本棚から読みたい絵本を自分で取りに行くようになりました。
そしてみなさん経験があると思うのですが、寝る前に本を読むとすぐに眠気がやってきて深い睡眠に入ることができます。
逆にミステリー小説など続きが気になるものではもっと読みたいという気持ちが止まらなくなって、夜更かしをして最後まで読んでしまうこともありますが(笑)
寝る前にスマホをいじって夜更かしをするよりも、本を読んで眠くなる方が健康的だと思うので、眠気に負けてしまったときはしょうがないと思ってしっかり寝ています。
3.リストを作る
1.本を読んだ日はカレンダーにしるしを付ける
よく物事を習慣化させたいときに、リストを作るという方法があります。
少しでも前進したことを記録することで自分に自信がつき、次はもっと頑張ろうという気持ちにさせてくれます。
ダイエットでもノートに「今日はお菓子を食べなかった」「ヘルシーなサラダを食べた」などできたことを書いていると、このリストを続けることが目的となり自然と毎日続きます。
私も家計管理では、お金を使わなかった日はカレンダーに赤丸をつけて「今日も私、頑張ったね」と頑張りを視覚化しています。
これを読書でも応用します。
まず、本を読む習慣が全くなかった人は、1ページでも本を読んだ日はカレンダーに赤丸をつけます。
赤丸を5個つけられたらプチご褒美をあげると決めると、やる気が出ると思います。
次第に毎日本を手に取ることができるようになったら、ノートに読んだページ数を書くようにします。
慣れるとスピードアップできるので、だんだんと読んだページ数が伸びていくはずです。
2.残しておきたい言葉を書く読書ノート
私は、読書ノートを作っています。
使っているのは無印良品の単行本ノートです。
本を読んでいて気に入った言葉や、忘れたくないことをこのノートに書き写しています。
そして時間があるときに振り返って読んでいます。
そうすると自分のしたい生き方や暮らし方が固まってきます。
気に入った言葉というのは、自分に欠けていてそれを取り入れたいと思って書くもの。
私は自己啓発本やお金の本、ミニマリストの本を好んで読んでいるので、このノートにはほとんどそれらの言葉が書いてあります。
読書ノートを読み返すことで、自然とアファメーションができます。
3.読んだ本のタイトルを書くタイトル通帳
また、これとは別に読んだ本のタイトルを書くだけの目録ノートもあります。
こちらも同じく無印良品のメモ帳を使っています。
私は図書館で本を借りるので、予約した本や借りた本の健忘録として書いています。
1か月につき1ページで、私の借りた本、子供に借りた絵本のタイトルが1ページに20~30冊ほど書いてあります。
たまにパラパラとめくると、このページに書いてある本がすべて私や子供の心の貯金になっているんだなと思うと、とてもリッチな気持ちになります。
まるで、ノートが銀行の通帳のように見えてきます。
自分はこれだけの本を読んできたんだという自信を見える化しています。
4.ハードルを低くする
1.好きなジャンルの本だけ読む
そうはいっても本には拒否反応が出てしまって1ページも読めないんだよという方もおられると思います。
「ビブリア古書堂」の主人公もある事情で本が読めない青年でした。
本をあまり読まない人は、本は小さな活字がいっぱい書いてある小説という思い込みがあるのではないでしょうか?
また、子供のころ興味のない課題図書を読んで読書感想文を書かされた嫌な思い出がトラウマになっていて、本の楽しみを知らないまま生きてこられたのではないでしょうか?
本には形態だけでも単行本、新書、文庫本とあります。
また本のジャンルも小説、エッセイ、実用書、ビジネス書、歴史書など幅広い分野があります。
その中から自分が一番好きなものを選べばいいんです。
お料理をしたり食べるのが好きな人はレシピ本。
音楽が好きな方は、ビートルズやギタリストのエッセイ本や楽器の演奏ガイド本。
お金持ちになりたい人は、お金持ちの人が書いた本。
旅行が好きな人は旅行のガイドブックや各地の美しい風景が載った写真集。
好きなジャンルの本を読んでいくうちに、本を読むことの抵抗感が薄れてきます。
2.コミック版を読む
また最近では原作を漫画化したコミック版も多数出版されています。
マンガならサクサク読めるので、一冊を読み終えるまでのハードルが低くなると思います。
まずはコミック版の気になるタイトルを読み、気に入った作家がいれば原作にチャレンジしてみると段階を踏めば、物語のゴールはわかっているので小説の風景も思い描きやすくなります。
3.児童書を読む
子供のころに読んだ本を再読するのもお勧めです。
私も時折、大好きだったキュリー夫人の伝記や梨木香歩さんの「夏の庭」を読んで子供のころを思い出したりします。
最近は世界の名作の児童書を読むようになりました。
「小公女」や「あしながおじさん」は今この年齢で読むと、幼い頃にはわからなかった人生観に気付きます。
子供のころは難しくてとっつきにくく感じていた長編も、大人になった今は「どうして子供のころに読まなかったんだろう」と後悔するほどのめりこんでいます。
4.映像化された原作を読む
映画が好きな方なら、映画化された原作を読んでみることで、映画と原作の違いやキャスティングも楽しめると思います。
テレビドラマでも小説の原作があって作られることが多くなっています。
私の大好きな小川糸さんの本も多数映像化されています。
原作の小説も映像化された作品も両方楽しめるなんて、読書家ならではの特典だと思います。
5.見た目から入って、読書好きな私というイメージを高める
最後は見た目から入る方法です。
これは私が何事にも取り入れる方法です。
自分がなりたい人物像になりきってしまうんです。
例えば私は生活に困っていなくて、心の余裕のあって、いつもきれいな格好をしているみんなの憧れの女性というイメージに近づきたかったので、服装をジーンズからスカートに変え、靴もスニーカーからヒールに変えました。
またママ友と「子育てってお金がかかるよね~」とか「この靴下、西松屋で○○円だったの」という節約自慢を自分から発言することをやめました。
理想の私はどんなものを身に着けているかな、どんなことをしているかなとイメージして、その通りにしてみるといつの間にか自分を取り巻く空気感が変わり、なりたいイメージに近づいているんです。
これを読書にも応用します。
なりたい自分が読んでいるのはどんな本かな?
どんな場面で本を開いているかな?
本カバーや栞はどんなものを使っているかな?
本を読んだ私はどんな顔をしているかな?
そして一番効果的なのは異性の視線を考えてみることです。
あなたが素敵だと思う異性(芸能人でも可)の視線を感じた時、自分が手にしているのはどんな本かな?
本をきっかけに会話がはずんだら嬉しいな~って妄想するんです。
大好きな人が「いつもどんな本を読んでるんですか?お勧めの本は何ですか?」って話しかけてきたらなんて答えよう?
そういう妄想をすると、「いつも勉強熱心で誠実な人だなって思われたいから読書頑張っちゃおっと!」と思えるんですよ。
異性の目、妄想は偉大です。
読書はあなたの人生の質を深めてくれる
私がなぜ読書を続けているかというと、勉強が好きだからです。
いくつになっても自分の知らないことを知ることが楽しいからです。
小説を読めば、異性にも、子どもにも、老人にも、妖精にも、動物にもなれて、自分の知らない世界のことがわかります。
実用書を読めば、読んだその日から自分の暮らしにその知識を生かすことができます。
偉人の本を読めば、人生をよりよいものにするために必要な習慣がわかります。
読み終わった後の高揚感、満足感、心のデドックスが明日を生きる糧になります。
今ある幸せに気付くことも多いです。
色々な人の気持ち、知恵を知ることで、自分のたった1度しかない人生をよりよく、そして楽しいものにするヒントになります。
本を読まないなんてもったいない!もったいない!
1日1行でもいいから、毎日活字を読み進めてほしいなと思います(^^♪
いつも応援クリックありがとうございます(^^♪