ミニマリスト

選択肢は3つに絞る!選択肢が少ない方が幸せを感じる

こんにちは、つばきです。

今日も引き続き「大富豪からの手紙」から幸せとは何か?幸せを感じるにはどうしたらいいのか?についてです。

前回の記事はこちら↓

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私たちは雑誌、テレビ、SNSなど色々なメディアから広告を無意識に受け取っています。

人々の購買意欲を掻き立て、まだ足りない、これがあれば便利になるという欠乏感を感じさせます。

何かを買おうと思った時、人は無意識に広告で見たことのある商品を選びます。

コンビニでジュースを買おうと思った時、「そういえばこれ、CMでやってた新商品だ」と思ってレジに持っていった経験は誰でも1回はあると思います。

その商品の広告を見るまでは全く意識していなかった必要のないものも、広告を見たことでさも必要だと思ってしまうのです。

本当は必要ないものなのに、こうして私たちは日常にあれが足りない、これが足りない、もっともっと、とモノを追いかけているのです。

欠乏感を感じてばかりの毎日では、何も持っていない自分は不幸なのではないかと思う瞬間があります。

ないことに目を向けずに、今あるものを感じて大切に思う。

そうすることで、心が満たされ自分が幸せだということに気付くのです。

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住むところがあり家族がいれば他に何もいらない

「大富豪からの手紙」という本の中で、主人公は偶然と直観に導かれて最後にブータンを訪れます。

 

ブータンは世界でもっとも幸せな国と言われています。

そのブータンの若者がこう言います。

「将来に対する不安はない。

困った時は王様、親戚、家族、友人がなんとかしてくれる。

住む場所も人に役立つ仕事も家族もいるのに、ほかに何がいるというの?」

日本で暮らしていると、そんな当たり前のことにも感謝せずに生きていることに気付かされました。

それに困ったときには家族や友人、知人に頼るということも。

「自分一人で何とかしよう。自分一人で何とか解決しよう。」とついつい思ってしまう人が私以外にもいるのではないでしょうか?

モノを減らしてミニマリストになっていく過程で、自分の大切にしたいものに気付く瞬間があります。

モノに囲まれて物質的にも精神的にも壁があるときには気付きませんが、その壁を取り払っていくうちに、「私にはこれさえあれば何もいらない」と思う瞬間がやってくるのです。

ブータンの人たちは私たちよりも選択肢が少ない環境にいます。

そのおかげで人生で一番大切にしなければいけないものに気付いているんですね。

 

判断に迷った時、選択肢は3つに絞るといいと本で読んだことがあります。

3という数字がベストな選択と時間の節約につながるそうです。

そして、私は青春時代を田舎で過ごし、選択肢が少ない方が幸せになれるということを実感していた時期があります。

選択肢が少ないことで、余計なことに思い悩むことがなく、自分のやりたいこと、進みたいことにまっしぐらに向かえたからです。

日本一幸せな県で過ごした青春時代

私は日本で一番幸せな都道府県と言われている福井県の出身です。

確かに、福井育ちの私は毎日幸せだったし、その後ほかの県に移り住んだことで福井の良さにも気づきました。

福井の山と田んぼばかりの田舎町で過ごした私は、当時CDと本以外ほとんど物欲がありませんでした。

だって、買い物するショッピングモールは1つだけ、お洋服も1軒あるしまむらしかお店がないんです。

今のようにネットショッピングがない時代でしたから、欲しいものがあったらその2軒しか選択肢がありません。

ほかにもっといいもの、可愛いものを見る機会がないので、これ以上のものがあるなんて思いもしません。

そんな町だから、女子高生は制服か学校のジャージがステータス。

町の女性も本当に自分らしい思い思いの服を着ていて流行を追ってる人、こぎれいにしている人なんていませんでした(笑)

おばあちゃんたちは手ぬぐいのほっかむりとモンペが制服みたいなもので、継ぎ当てやリメイクされたものが称賛を浴びます。

学校帰りに寄り道をする娯楽施設もないので、田んぼのあぜ道に自転車を止めて、日が暮れるまで友人と話をしました。

それでも話をする時間が足りず、たわいもないことを毎日手紙に書いてクラスメイトと手紙交換をしていました。

学習塾も大手の有名塾はなく、引退した校長先生が自宅で教える個人塾が主でした。

受験勉強はほとんど学校の先生が対策してくれましたし、使った教材も学校で配られたワークやドリル、プリントだけで勉強し、皆大学に合格していきました。

新しいものを追い求めるのではなく、人のつながりで解決すること、今あるもので工夫することを福井時代に教わりました。

選択肢が少ないからこそ、それ以上を追い求める必要もなかったし、その結果お金も時間も節約できたと思っています。

選択肢が多いと不安や問題が増える

田舎時代と比べると、大学で知り合った友人が過ごした青春時代、そして今住んでいる地域の学生さんや親御さんを見ていると選択肢がありすぎて大変そうだなって思います。

都会は習い事も様々な種類があり、高校の数もたくさんあるし、買い物するところもいっぱいあります。

例えば子供服1枚にしても○○のショップが好きだから車で1時間かけて買ってきたとか、ピアノの体験教室に5件も行ったとか、そんな話を聞くと私はクラクラします。

より良いものを求めて、時間を使って一番いいものをつかみ取ろうとするママ友たちの奮闘を見ていると、大変だね~って思います。

ピアノ教室一つとってみても、あの先生はここがいいけどここがダメ、あそこよりこっちのほうが月謝が高い、グレードを取りたいからあの教室はない、など選択肢が多いことで情報処理に時間がかかり、当然体験教室に通う時間も手間もかかります。

ピアノ教室を見れば見るほど、いいところ悪いところが見え、どこを妥協するかどこを優先するかで、自分の中の順位が入れ替わります。

そして先生と子どもの相性もそこに加わってきます。

こう考えただけでやっぱりクラクラしてきます(笑)

選択肢が多すぎると、決断するまでに時間がかかってしまいます。

そして色々な選択肢を見たことで、うまくいかなかった場合はやっぱりこっちにすればよかったという後悔も沸き上がってきます。

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選択肢は3つに絞る

私は普段から選択肢を3つに絞るようにしています

どんなにたくさんの選択肢があっても、最終的には3つの中からよりよいものを選びます。

例えば、私の服のアイテムはそれぞれ3つしかありません。

パンツ3つ、スカート3つ、トップス3つ、カーディガン3つ。

新しいものが欲しくなったら入れ替え戦を行います。

お店でこれほしい!と思ったら、「今あるものを手放してまで必要か?」と自分に問いかけます。

そうして新しくワードロープに加わるものもあれば、「まだあれが気に入っているからいらない」と購入をやめるものもあります。

息子のピアノ教室も自宅から近い順に3つ挙げ、息子にどんなピアノ教室に通いたいか聞いてみたところ「一番近いところがいい」というので、その先生にレッスンをしていただいています。

自分に数の制限を設けることで、これ以上不要なものを家に持ち込まないこと、自分の時間を無駄に使わないことに繋がっています。

子供服の衣替え、サイズアップも時間がかからなくなり、負担に思わなくなりました。

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本当は鞄や靴も3つに絞りたいけれど、大好きすぎて難しいです。

大好きなものは私に潤いをくれるものなので、そうじゃないものの数を絞ることで、それほど好きではないものにかける時間を減らしていきたいです。

モノを減らしてミニマムにすることで、頭の雑音もミニマムに。

モノを減らすことは、自分の一番したいことをする近道です。

 

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ABOUT ME
つばき
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子供二人を持つ40代主婦です。 ゆるミニマリスト。 読書とハロプロをこよなく愛しています。