こんにちは、つばきです。
断捨離でもこんまりメソッドでも、これは最後にしましょう!というものがあります。
それは、思い出の品に手をつけること。
思い出の品を手に取るとその当時のことが甦ってきて、感情が揺り動かされます。
その感情とは感動、喜び、輝き、失望、後悔など。
不要品ですら、捨てるときには心がぽっかり空いたような精神的なダメージを、知らず知らずのうちに私たちは受けています。
それが思い出のモノだったらさらに大変!
「元 片付けられない女の幸せの引き寄せ方」という電子書籍を読んで、私も子どもの思い出の品に対する考え方が変わりました。
未来のための思い出整理は持続することに意味がある
私が気に入った言葉は「未来のための思い出整理は持続することに意味がある」という言葉です。
みなさんも思い当たる節があると思うのですが、赤ちゃん時代の写真はたくさんあるのに、子どもが大きくなると写真の枚数も少なくなるし、整理も追い付いていませんよね?
私も第一子が生まれた頃はハイになっていて、毎日デジカメで写真を撮っては大量に現像していました。
その量は無印良品の300枚収納できるアルバムが1年で4冊分にもなってしまうほど。
でも第二子出産後からワンオペ育児がきつくなり、とうとう2015年でアルバム作りが途絶えてしまいました(^o^;)
もうすぐ5歳になる娘が2歳の頃でアルバムはストップしています。
そして子供の成長とともに、撮影する枚数もどんどん減ってきています。
息子が写真を撮られることに抵抗を感じることになったこと、子供とのおでかけが当たり前のものになったこと、赤ちゃん時代に比べると目を見張る成長から小さな成長にかわったことなどがその理由です。
放置し続けているアルバム作りをどうにかしないといけない!というプレッシャーを抱えています。
そしてこの本に出会い、素敵な言葉を知ることとなります。
それは、「途絶えてしまったアルバムよりも毎月1枚しかないけど何年も継続して20年分揃っている方が価値が高い」ということ。
まさにその通り!
量は少なくても決めた枚数を継続して作り続けていく方が、もし子どもが二十歳になって一緒にアルバムを見返す時によっぽど価値があります。
これは写真に限ったことではなく、子どもの作品や旅行のパンフレット、お土産にも当てはめることができます。
ここまで読んで、ものすごく「子どもの作品を整理したい」という衝動に駆られました。
思い立ったら即行動!
子どもの絵画作品を整理に取り掛かりました。
作品集は、大きくて重たくて見る気になれない
子どもの通っている幼稚園では絵画の授業が月2回ほどあります。
四つ切り画用紙にダイナミックに絵を描き、1年の終わりに作品集を持ち帰ります。
1年で約20枚。
それが3年分です。
つまり我が家の場合、何も対策をしないと下の子の幼稚園卒園時には子ども二人で120枚の画用紙が自宅にあることになります。
さらに小学生になっても図工の時間に書いた絵をひとまとめにして学年末に持ち帰ります。
これはあと2年もしたら大変なことになるかも|д゚)
そして、実際にもう手に負えなくなっています。
四つ切画用紙って大きくて重たくて場所を取るんですよね。
子供部屋にあるクローゼットの上の部分、荷物置きになっているところに保存していましたが、私がギリギリ手が届く高さということもあって、そこに置いたらもう二度と手に取ることはありません。
せっかく子供が頑張って描いた絵も、持ち帰った時に一通り目を通して、あとは存在を忘れられている。
その状況をどうにかしたいと思いました。
残す絵は1年に1枚だけ
そこで、1年につき1枚だけ絵を保存することにしました。
年少のお絵描きの表紙が、ちょうど自画像と先生が折り紙で付けてくれた「おもいで」という字が載っていたので、これを子どもたちそれぞれに表紙にすることにしました。
お揃い感も出ます。
次は作品の選別です。
1年間で一番良く描けたと思うもの、思い入れが強い1枚だけを残します。
また母の日、父の日のコンクールの絵は、一年につき1枚の枠から外し保存することにしました。
幼稚園でしか母の日、父の日の絵は描いてくれません( ;∀;)
これで、小学生の息子が全部で6枚、幼稚園の娘が1枚残すことになりました。
処分する絵のなかでどうしても惜しいものはスマホのカメラで撮影しました。
そして捨てる前に、季節に合った作品はリビングの壁にはって季節のインテリアにすることにしました。
これで子どもの自己肯定感アップにも貢献できます。
今は秋なので、娘のブドウと、息子の芋掘りの絵を飾りました。
リビングに飾って芸術を堪能し、次の季節が来たらポイします。
冬になったら今度は雪だるまの絵に。
こんな風に、季節に応じてリビングの絵もアップデートしていこうと思います。
制限を設けることで、子供の成長が一目瞭然
娘の作品集はこの断捨離によって1枚しかないのですが、小学2年生の息子は4年分なので4枚残しました。
これをパラパラと見るだけでも、息子の成長の記録になっています。
年少の時はただ好きな色をぐるぐると書いているだけだったのが、年中で人の顔が描けるようになり、年長では画面いっぱい白い部分が残らないようにいろんな色を載せることができるようになりました。
小学1年生になると、絵だけでなく作文も書けるようになり、自分の名前もしっかりと丁寧に書くようになりました。
たった4枚だけでも、あるいはたった4枚だからこそ、その成長記録が一目瞭然なんです。
これは思いがけないご褒美でした。
息子の成長記録でもあるけれど、私の頑張り奮闘記でもあるんだなと思ったのです。
捨てることになった絵にも残しておきたい絵はいっぱいある。
だけど、モノを全部持ち続けることはできません。
必要最低限の最高の1枚を選ぶことで、さらにその絵が輝きを増すということを身を持って体感しました。
また、年度末に子供たちが抱えて持ち変える作品集が一段と楽しみになりました。
子供部屋の断捨離シリーズです。
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