ミニマリスト

「脱力系ミニマリスト生活」でゆる~くミニマリストになりませんか?

こんにちは、つばきです。

モノを処分して必要なものだけを持つ暮らしを目指したいと思い、「脱力系ミニマリスト生活」を再読しました。

いろいろなミニマリストの本を読んできましたが、一番共感できて参考になった本です。

同じ主婦、子供のいる母親という立場だからかもしれません。

普段使っているアイテムや部屋の様子が写真で紹介されているので、親近感がわくのもポイントだと思います。

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本の「はじめに」で私の心をわしづかみ

 

 

著者の森秋子さんは執筆当時38歳。

都内の中古マンションで家族3人とペットと暮らしています。

著者も以前はしゃかりきに働き、たくさん海外旅行に出かけ、買ったもので豊かになると思っていたそうです。

でも実際は家にものがあふれ、片付けや掃除に追われ、すぐ散らかる生活。

たくさんのものがあるのに「ない」を連発。

もう少しこうだったらいいのに、もう少しこれがあればいいのに。

そこで、本当にほしいもの、自分にとっての豊かな生活を手に入れるために、「必要」と思い込んでいたものを少しずつ「やめる」ことにしたそうです。

 

ここまで読んで「そうそう!私もそうなの!」とすごく共感しました。

私がミニマリストになりたいのも、モノに追われて自分の時間が持てないことが苦痛だから

そのことはこちらの記事にも以前書きました。

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現在も本当はブログを書く作業を一番にしたいのに、実際は子供の写真の整理、子供の作品の整理、お金関係の整理、資源ごみを束ねる作業、不用品をメルカリに売る作業、発送する作業など、いろんなモノの処理に追われていて、本当に自分のやりたいことができていないんです。

そのことをすごくストレスに感じています。

だから、私の時間を奪うものを減らして、モノに踊らされることなく暮らしていきたい!

こんな気持ちが強くなってきたのです。

その点で、この本の「はじめに」は私の目指したい理想の生活を言い得ていて、どんどん本に引き込まれていきました。

では、読んでいてやっぱり私はこういう暮らしをしたいんだなと思ったことやユニークで面白いと思った思考をまとめます。

お財布はくまさん財布で出す回数を少なくする

まず私が一番びっくりしたのが、お財布のページ。

著者が愛用している財布は、もう財布と言う形態ではなく、なんと子どものくまさんポーチ

くまさんのお顔が形どられたポーチにファスナーがついています。

正直お金の出し入れがしにくいし、人前で使うのも恥ずかしい。

だから、買い物に行く際は無駄のない動きになるように必ずシミュレーションして、最低限の動作で取り出せるようにしている。

そのため財布を取り出す回数自体が少なくなり、結果的に節約に繋がるんだそう。

これを聞くと、「質の良い長財布を持つとお金が貯まる」と言われているのは本当なのかな?という気もしてきます。

要は「お金が入って出し入れできるものが財布」なんですよね。

そこにブランドロゴやポイントカードがたくさん収納できるというのは必要ないわけです。

実は使っているコーチの財布がくたびれていて、新しい財布を買おうと楽天で財布を物色している最中だったんです。

でも財布を探しているうちに、私が財布に求めているのは8枚程度のカード入れ、小銭とお札を1アクションで取りだせるもの。

いろんな財布を見ているうちに、サザエさんががま口財布を持って商店街を品定めしながら買い物しているのってなんだかいいよな~って思い始めました。

戦争中や戦後のドラマ、映画を見ているとみんな小さながま口財布で、パカっと開いてお金を大事そうに出すしぐさに惹かれていたんです。

結局、自分の中の理想の財布像がまだ明確ではないことに気付いたので、財布を買うことは保留になりました。

 

追記

その後、お財布を更新しました!

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ものを捨てるためのわがままな目標設定

片付けや整頓に時間が取られるなら、いっそのこと捨ててしまえばいいんです。

「いつか使うかも」と思って手放せないのは、マンネリの恋愛に似ていると著者は言っています。

確かに「別れた方がいいかも」と思いながら恋人を捨てられないのって、結局は自分の心が傷つきたくないからなんですよね。

恋人を振って恋人を傷つける。

自分が恋人がいない独り者になる。

この心の傷を乗り越えないと、恋人は捨てられませんもんね。

モノとお別れするにも心のエネルギーを消耗します。

そのため、「ものを捨てるための目標は、なるべくわがままに、自分目線で設定することが大切」だと言っています。

泥臭い、本音の目標設定。

著者の目標設定も思わずくすっと笑ってしまう内容でした。

私も著者に倣って、モノを減らす目標を設定してみました。

私は、

「ものをなくしてお金をガンガン貯めてお金持ちになるぞー!」

「いらないものを売ってお金儲けして、自分のためにお金を使うぞー!」

「友人が遊びに来た時にセンスのいい素敵な家に暮らしてるなんてうらやましいと思わせるぞー!」

「掃除を5分で終わらせて、自分の好きなことばっかりできる時間を持つぞー!」

「つばきさんってお金持ちでお上品でうらやましいって言われるようになるぞー!」

こんな感じです(^^♪

買う気が失せるカタカナ語翻訳

テレビやネット、雑誌を見ているとみんなキラキラしててうらやましいなって思う瞬間があります。

なんとなく素敵、なんとなくおしゃれなものは大抵カタカナ語なんです。

それを翻訳すると大抵キラキラの魔法はとける、と著者は言っています。

なんという大発見!!

たとえば、

「ママ友とランチ」⇒「母親同士でお昼ご飯」

「プチプラで高見え服」⇒「安物で高いふりの服」

「フェイクグリーン」⇒「にせ植物」

「レザー調」⇒「革製品の偽物」

となります。

あ~、なんか安心する(笑)

欲しいものがあったら翻訳してみると、買う気が失せるかもしれませんね。

エア離婚でイライラを手放す

エア離婚」という素敵な思考にもうびっくり!

そうか、別れるのが難しいのなら離婚したつもりで生活すればいいのね。

著者は夫に「今日から妻をやめます」と宣言し、自分の心の中で夫は愛人と思いこむことにしたそうです。

愛人と思うと、愛人なのに子どもを可愛がってくれる、生活費まで出してくれる、と考えられ、配偶者だと自然と高くなってしまう夫へのハードルが低くなります。

結局著者は3年後に「愛人をやめて妻に戻ります」と申し出たのですが、旦那様はそんなことすっかり忘れて暮らしていたそうです(笑)

そうだよね、そうだよね。

自分の子供も自分の子供だと思うから悪いところが目立つ、いらいらする。

夫だと思うから、自分の子供と遊ばないことにイライラする、何もせずにスマホをいじっている姿にイライラする。

そんなときは、「よその子を預かっている」、「愛人が私と子どもに会いに家に来てくれている」と思えばいいのね。

家族でもほどよい距離感や、お互いを立てることは大切なこと

それを「エア離婚」という考え方が教えてくれました。

夫は住む世界が違う人

思わずクスっと笑ってしまったページです。

近所の公園を軽井沢と思い込んでテニスをするのにはまっていた著者は、テニス用の白いTシャツをリサイクルショップで100円で買いました。

その日、夫も紙バッグを下げて帰ってきたので買ったものを聞くと、素敵なシャツで値段は1万円だったそうです。

価格差100倍の服を着ていることを近所の方に話したら、「住む世界が違うのよ」と言われたそうです。

価値観は人それぞれで、家族みんなでひとつの目的に向かって歩んでいけるのが理想形ですが、価値観が違う者同士歩み寄って共存していかないといけない場合がほとんどでしょう。

私もモノが少ないミニマリストになりたいですが、夫と息子はどんなガラクタでも取っておきたいマキシマリスト。

個々のスペースはお互いに干渉せず、共存スペースにも各自スペースを設けてそこからはみ出さないルールです。

きっと夫や息子からは私は「モノをすぐに捨てて大事にしない人」と思われているでしょうし、私は彼らを「過去に縛られて未来を見ない人」たちと思っています。

違う価値観に惹かれあって結婚したのだから、違うのは当たり前。

強制することなく、自分の気持ちとモノに向き合うのは自分だけということに改めて気付きました。

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ミニマリストは自分のことをよくわかっている人のこと

ミニマリストという言葉を聞いて想像するのは、ストイックな人、黒い服しか着ない人、ベッドを持たず床で寝ている人。

こんなイメージがあるのですが、秋子さんにはそんなイメージを抱きません。

毎日豊かに充実した生活を送り、自分の好きなモノを愛し慈しむ方というイメージでした。

ミニマリストになるには服を3着しか持ってはいけない、鍋は1つしか持ってはいけない、雑貨を持ってはいけない。

そんなことはありません。

自分の好きと嫌いを見つめ、好きなモノは所有すればいいし、嫌いなものは持たなければいい。

たったそれだけです。

ミニマリストは他のなんとなく生きている人に比べて、自分のことをよく理解し、自分を大切にしている人だと思います。

モノを管理する時間を手放し、浮いた時間で自分のやりたいことをします。

遠くに旅行に行く時間とお金を手放し、近くの公園で花や鳥を見て幸せを感じます。

新品を買うお金を手放し、リサイクルショップを宝探しのように楽しんでいます。

自分の心に話しかけ、自分の心の喜ぶことをするために、いらないものを手放しているんです。

その結果、必然的に家は片づき、掃除が行き届き、お気に入りのものに囲まれている生活を手にします。

捨てることで無駄な買い物やお金に気付き、残ったモノやお金を大切に思うので、使わないお金が溜まっていきます。

心を消耗する人間関係、お付き合いを手放すことで、自分や家族と豊かな時間を持つことができます

ミニマリストがみんな幸せなオーラがでていると感じるのはこういった点からなんです。

モノのため、消費のために貴重な人生の時間を切り売りすることなく、人生を謳歌する。

そんな暮らしを私も目指しているので、今日も不要なものを探し、手放していこうと思います。

 

ミニマリスト、ゴミを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しています(^^♪

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ABOUT ME
つばき
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子供二人を持つ40代主婦です。 ゆるミニマリスト。 読書とハロプロをこよなく愛しています。