ミニマリスト

年賀状をやめたらこんなに心の余裕があるなんて知らなかった!

こんにちは、つばきです。

いよいよ12月も中頃になり、みなさん準備は万端ですか?

ええ、そうです、年賀状

もう書きましたか?

私は、今年初めて年賀状をやめることにしました!

そしたら、時間も金銭的にも余裕ができて、ゆったりとした気持ちでクリスマス、年末の帰省を迎える準備ができています。

どうして年賀状をやめることにしたのか、その理由を説明します。

ミニマリストという言葉が出始めて、ミニマリストの方の本はほとんど読んだんじゃないのかなと思います。

その本の中で、ミニマリストのみなさんはこぞって年賀状活動をやめてるんです。

例えば、「手ぶらで生きる。」のしぶさん。

[kanren id=1326]

「脱力系ミニマリスト生活」の秋子さん。

[kanren id=1679]

「それって必要?」の筆子さん。

[kanren id=1048]

ミニマリストの本を読むたびに、「あ、この人も年賀状やめてる」って気づいたんです。

私は手紙を書くのが大好きで、年賀状も年1回の文通のような感覚で作成していました。

必ず一人一人に手書きのメッセージを添えていました。

だから、手紙を書くのが大好きな私は年賀状をやめるという選択肢がなく、「あ~、この人もまた言ってるわ」くらいに思っていました。

でも、数々のミニマリストの本を読んで「年賀状をやめると心が軽くなる」という記述があり、1年くらいやめてみてもいいかなという思いが出始めました。

そもそも年賀状を送りあう風習はどこからきたの?

11月になりそろそろ年賀はがきを買うかと考え始めた時に、「あれ?なんで年賀状って書くんだったっけ?」とふと疑問が沸いてきました。

調べてみると、

奈良時代から新年の年始回りという年始のあいさつをする習慣があり、平安時代には貴族や公家にもそのような風習が広まった。

あいさつが行えないような遠方の人などへの年始回りに代わるものとして、文書による年始あいさつが行われるようになった。

(ウィキペディアより引用)

ということでした。

つまり、身近な人には直接年始の挨拶を言い、遠くて伝えられない人には文書で伝えるということですね。

ここで、ふと考えてみたのです。

「去年はいろいろとお世話になったね。どうもありがとう。今年もよろしくね」と私が伝えたい人は誰なのかと

 

年賀状を送っているのは、疎遠になっている人ばかりだという気づき

最初に思い浮かんだのは近所のママ友たちでした

お互いに子供を預かりあいっこしたり、体調が悪い時に差し入れをしてもらったり、実家からの物資をおすそ分けしあったり。

ともに家事・育児を頑張る戦友として一番礼を尽くしたい相手です。

次にお礼を言いたいのは、家族、近い親戚です

お年玉をもらったり誕生日にお祝いをもらったり、帰省すれば子供と遊んでくれたり、私の話を聞いてくれたりと、精神面、金銭面で支えてもらっています。

最後に、学生時代の友人

結婚しても変わらず連絡を取り合い、お互いの近況を手紙で報告しています。

ここまで考えて気づきました!

「私がお礼を言いたい人はお正月に会う人か、年明けすぐに会う人ばかりだ」と。

だったら年賀状でわざわざよろしくねなんて言わずに、直接言えばいいだけじゃない?

実際に、ママ友たちとは誰一人として年賀状交換をしてないけど、年末に「よいお年を」年明けに「今年もよろしくね」と言い合うだけで十分お互いのことを想い合っていると感じています。

じゃあ、いったい私は誰に年賀状を送っているんだろう?

去年の年賀状をぱらぱらとみてみると、気づきました。

年賀状でしか連絡を取り合わない、関係の疎遠な人にばかり送っている!!

しかも、年賀状に書いてあるひとことメッセージはどれも同じです。

「去年も会えなかったね。今年は会えるといいね。」

もうこのメッセージのやり取り何年間書いてるの?(笑)

52円を払って私が伝えたいのは、幸せそうな家族の写真と絶対に会わないだろうけど逢えたらいいねという社交辞令でした。

 

年賀状の子供の写真問題

年賀状を書く時期になるとネットを騒がすのが、子供の写真なんて見たくないという意見。

これには私も同感で、私は「子供だけの写真の年賀状は嫌」派です

写真入り年賀状にするなら、私は友人の顔が一番見たい!と思うので、私が年賀状を作るときは必ず家族全員が載っている写真入り年賀状を送ってきました。

でも、世の中いろいろな家族の在り方があるわけで。

子供なんていらないという夫婦、子供がほしいけどいない夫婦、夫婦仲の悪い夫婦、どちらかに先立たれた夫婦、結婚したくてもできない人、結婚する気のない人など、いろんな立場の人が納得する年賀状作りっていうのは無理です。

イラストだけの年賀状でもいいけど、年賀状を作るからには家族自慢、旅行自慢をしたくなっちゃうんですよね。

私自身も旅先の写真や、家族のお祝いごとの写真を選ぶことが多かったです。

それがお互いにけん制しあっているような気がしていました。

人の年賀状を見て「○○はまた海外に行っている」とか「○○は家族の仲がよさそうでうらやましい」って自分が持っていないものに目を向けていました。

人から見たらうちの芝生も青いはずなんですけど、他の家庭がキラキラ輝いてみえるんですよね。

特に今年は私と夫の関係がよくなくて、私が「もうこの人とは無理」と何度も思うことばかりだったので、余計に今年は家族写真の年賀状を送りたくないって気持ちが強かったです。

実際に、家族4人で撮った写真は今年1枚しかなくて、家族の写真を見返しても私が写っている写真がほとんどありませんでした。

家族のためにカメラマンばかりしている私、夫にカメラを向けられても笑えなくて不機嫌になる私がそこにいました。

だから、今の状況を取り繕っていかにも「家族仲良く暮らしています」って感じの年賀状を作る気にもなれませんでした。

10年間、年賀状作成は私一人の孤独な作業

家族の年賀状を作るのは、パソコン関係に詳しい私の役目になっていました。

年賀状のことで11月くらいからヤキモキし、年賀状の買い出し、年賀状に使う写真の選択、年賀状デザインの作成、印刷はすべて私の仕事。

仕事をしていようが、新生児がいようが、毎年私がやることがいつの間にか当たり前になっていました

夫はというと、そういうの全然わからないと一言突き返してやってみよう、手伝おうという姿勢も見られません。

夫関係の親族、友人あての年賀状は夫にあて名書きをやらせていましたが、それでも私の負担が大きすぎる!

年賀状を作成するだけで何時間も費やし、おまけに報酬はなし。

私が一人パソコンで年賀状のデザインをあーでもないこーでもないと作っている横で、夫はテレビやスマホゲームに夢中になっていました。

そんなイライラした気持ちで毎年年賀状を作ってるのって、いったい何のため?

私だってYou Tubeの動画を見たり、本を読みたいのに!

ねぎらいの言葉もなく年賀状を孤独に作ることに嫌気がさしました。

年賀状を印刷し始めると絶対にインクが切れる現象

あと、悩ましいのがプリンターのインクです。

毎回年賀状を印刷している途中でインク切れを起こします。

そのたびにインクを買うのですが、インクって何気に高いですよね。

純正のものだと5000円を超えます。

最近は、楽天の互換性インクを使い、インク1本800円程度で買うようになりました。

 

普段はインクも黒しか使わないのに、年賀状のためにライトシアン、ライトマゼンダといった色まで買いそろえるのが地味に家計を圧迫します。

年賀はがき代、プリンターインク代、私の孤独な作業時間を費やしてまで年賀状を作らなければいけないのか?

何のために?誰のために?

ますます年賀状を出したくなくなりました。

やっつけ仕事の年賀状をもらっても嬉しくない

今度は受け取る側からの視点で書きます。

元日に年賀状が届くのはとても楽しみなイベントです。

友人の子供の成長ぶりや近況報告に嬉しくなることも。

でも、中にはクリスマスが終わってからやっつけ仕事で年賀状を書いたんだろうなというはがきもあります。

書きなぐった文字で「今年もよろしくね」と書かれていても、ちっとも嬉しくありません。

中には何年も名前の漢字を間違えたまま送ってくる人もいて、「本当に私の年賀状を読んでくれているのかな?」と思うこともあります。

ただ、デザイン画を印刷だけしてあってコメントもなにもないはがきも、嬉しくないです。

なんだか自分はどうでもいい、その他大勢扱いをされたと感じませんか?

私が敏感なだけでしょうか?

年賀状をもらうと整理の手間をかけている

それから、年賀状って毎年届くものなので、整理という作業が必要になります

私は新しいものが届くと、過去のものは捨てるようにしていて、一人につき1通だけ保存しているという形になります。

でもこれも何気に時間を消費する作業です。

あいうえお順に並べても、関係性の変化から順番に変動が出たり、疎遠になって届かなくなったりとうまくいきません。

はがきが届いた順に並べても、翌年誰がどこのファイルに挟んであるのか探すのが意外と手間がかかります。

年賀状の役割って「元気にやっています」という報告を受け取ったら用済みなのですから、処分してしまって構いません。

だけど住所や家族の写真など個人情報満載で、捨てるにも手間をかけます。

年賀状は作成も手間、出しに行く時間も手間、受け取って整理するにも捨てるにも手間。

ここまできて、「やっぱり年賀状を出すのは今年はやめておこう」と決めました。

 

年賀状の作業がないだけで、毎日生き生きと好きなことができる

年賀状の作業がないだけで、本当に自分の時間があると感じます

去年の今頃はプリンターで印刷したり、あて名を書き始めるころ。

今年はその作業がないので、こうしてブログを書くこともできるし、不用品をメルカリで売ってお金に変える時間もたくさんあります。

そして目前に迫ったクリスマスやお正月の帰省のことを考える余裕ができました。

毎年子供が寝静まってから一人パソコンと格闘しデザインを仕上げていたのですが、今年は自分の読みたい本をゆっくりと読み、自分の輝く未来のための教養を深めたり、熟睡して体力を温存できています

みんながやっているから、世間体を気にしてるから、通例だから。

そんな他人軸で生きることはやめて「自分がやりたいか、やりたくないか」で生きてもいいと思います。

年賀状のやり取りがなくなって疎遠になる関係なら、その人との関係は終わり、新しいステージで待っている新しい友人がいると考えることにします。

今回1回だけ年賀状をやめてみてよかったら来年以降も年賀状のやり取りはやめます。

やっぱり年賀状を出した方がいいと思えば、だせばいい。

それだけのことです。

やめる決断をした私に拍手!

少しずつ、自分のやりたくないことを手放して生きていけるようになりました!

 

ミニマリスト、ごみを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しています(^^♪

応援クリックいつもありがとうございます!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマルライフ(持たない暮らし)へ
にほんブログ村

スポンサーリンク
ABOUT ME
つばき
つばき
子供二人を持つ40代主婦です。 ゆるミニマリスト。 読書とハロプロをこよなく愛しています。