ミニマリスト

夕飯の献立を考えるのが大変なら曜日でメニューを固定して時間を生み出せ

私は家事の中でも料理が一番苦手です。

献立を考えるのも嫌、作るのも嫌、後片付けも嫌、せっかく作ったのに家族が残すのも嫌。

ママ友やSNSの凝った料理やかわいいお弁当を見ていると、「豪華なお料理が作れない私ってだめな妻(母親)」と自分で自分を責めていました。

私には、食材をそのまま炒める、煮る、焼くしかできません。

どうしてこんなに苦手意識があるのか、自分の心を見つめ直した結果、「毎日違う、おいしい料理を出さなければいけない」、「女たるもの、料理が上手くなければいけない」というこの2つの固定概念に苦しんでいると気づきました。

料理の腕前はめきめきと上達するものではないので、「毎日違う料理を出す」というのをやめてみることにしました。

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毎日違うメニューにしないといけないの?

なぜ私たちは毎日食卓のメニューを変え、世界各国の料理を作らないといけないと思っているのでしょうか?

これこそが、日本女性を追い詰めることになっている根本的な間違い。

去年、料理研究家の土井善晴先生の「一汁一菜でよいという提案」もベストセラーとなりました。

みんな、本当は「もう料理を頑張るの疲れた」って思っているはず。

「頑張る」って言葉を使う時は、「自分に無理があるけれどしょうがないからやる」みたいな意味合いだと思います。

そもそも「頑張る」という言葉を使う時点で、自分に無理がかかっている。

だから、私、料理頑張るのやめました!

料理は1日中時間のかかる大変な家事

料理って1日3食作るとしたら、そりゃあもう1日中かかる家事なのです。

家庭の食卓を預かる主婦は、「毎日献立何にしよう?」から料理が始まっています。

料理は作るだけと思ったら大間違いですよね~(+o+)

献立を決め、材料を買い出しに行き、料理を作る、料理に使った道具や後片付け。

ここまでやって料理です。

そのほかにも、残った食材を腐らせないように管理すること、残りものを使った再献立の検討、冷蔵庫の常備品の管理、生ごみの処理まで、本当に見えない家事のオンパレードです。

テレビやインターネット、SNSの世界では、手の込んだ料理や何品も違う料理を作るカリスマ主婦やカリスマ家政婦がその技を披露しています。

そんなプロ主婦を見て、「こんな風に私も頑張らないといけないの?」って焦りとか罪悪感が湧いてきます。

母にスクランブルエッグの作り方しか教わらなかった私は、18歳の時初めて一人暮らしをするようになって、料理をせざるをえない状況になりました。

誰にも教わることなく、すべてが独学の料理。

小さい頃に毎日見ていたNHKの子ども料理番組「ひとりでできるもん」を懸命に思い出しながら、一から習得していきました。

そして今の今まで、料理は好きになれません。

一番苦手な家事といっても過言ではない(+o+)

りんごの皮むき、いまだに上手にできません。

幼稚園の行事や地域の行事、ママ友との持ち寄りランチなどは、自分の料理下手に手が震え、人様にお出しできるような料理はできません。

ママ友がおすそ分けしてくれる手作りお菓子や、デコ弁を見ては敗北感を味わってきました。

たまにはやる気を出してレシピ本を見て新しい料理を作ってみることもあるのですが、子どもには評判が悪かったり、使い残しの珍しい食材を使いこなせなかったりで、さらなる敗北感を味わったりも。

そんな、料理が苦手な私はもう、開き直ってしまいました!

それが、メニューの固定化です!

我が家の固定化メニュー

我が家は、時間帯や曜日によってメニューを固定化しました。

1.金曜の夜はオムライス

固定化に至ったきっかけは、息子の「毎週オムライスを食べたい」発言からです。

オムライスが大好きな息子と、チキンライスに混ぜた野菜だったらわが子が食べてくれる安心感から、毎週金曜日はオムライスと固定し、もう3年が経ちました。

よく飽きないな~と思うのですが、子供たちは毎週金曜日のオムライスを今でも心待ちにしています。

海上自衛隊の人が、金曜日にカレーを食べるのと同じですね。

さすがに大人は飽きてくることもあるので、子供はオムライス、大人はお刺身など大人向けメニューにすることもあります。

2.土曜の昼はチャーハン

また、土曜日の昼はチャーハンと決まっています。

これは、娘からのリクエスト。

「兄の希望ばかり採用されてずるい。」という意見を踏まえ、彼女が大好きなチャーハンを土曜のお昼の固定メニューにしました。

このおかげで、土日のご飯メニュー4食のうち3食だけを決めればいいので大変心が楽です。

3.朝食のレパートリーも固定

朝のメニューも固定化しています。

平日と土曜日の朝食は、日替わりのパン、ウィンナーかミートボール、卵焼きかゆで卵、デザート(果物、ゼリー、ヨーグルト、プリン)です。

サラダやみそ汁、ご飯を用意しても子供が全く口をつけないのでやめました。

食べないものに時間をかけて用意する必要なし!

元気に良い気分で学校や幼稚園に出発してもらうために、好きなモノしか出しません。

しかも全部ワンプレートにのせて出すので、後片付けも楽々!

私は朝食は和食派なので、私だけ前日の残りのお味噌汁とご飯、ふりかけや梅干しを添えてささっと食べています。

4.日曜の朝はホットケーキ

日曜日の朝食は、息子がホットケーキを焼いてくれます。

この日曜ホットケーキも4年くらい続く習慣です。

色々な形のホットケーキを焼く子供たちの横で、私は新聞をゆっくり読める貴重な朝です。

後始末は大変ですが、それでも毎食私がご飯を提供するより100倍マシだと考え、子どもに甘えて作ってもらいます。

5.平日の昼は、前の晩の残り物

平日の昼食は、私一人なので前日の残りものです。

物足りないときは、卵かけご飯にしたり、サラダを添えたり、冷蔵庫にあるもので済ませてしまいます。

2度目の同じご飯といえども、とてもおいしくて、ご飯をお代わりする日もあるくらいです。

炊飯器でご飯を炊くのをやめ、鍋でご飯を炊くようになってから、白米のおいしさのとりこになっています。

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苦手なことは選択肢を減らしてしまおう

私がメニューを決めるのは、平日4日の夕飯、土曜の夕飯、日曜日の昼・夕飯です。

あとは、鶏肉、豚肉、魚、豆腐を散らして献立を考えます。

これだけでもかなり楽になりました(^_-)-☆

土曜日や日曜日は、夫の懐具合とご機嫌がいいときは外食に誘ってもらえることもあり、さらにメニューを考えずに済みます。

私は料理が苦手なので、夕飯のメニューも一汁一菜です。

食卓の皿が三角形に並べば上等!と思っています。

一汁一菜に慣れてしまうと、これ以上おかずのお皿が並んでいてもおなか一杯で食べられないし、普段質素な食卓なおかげで、外食はうち飯と違ったおいしさを感じられます。

メニューも自分が今まで作ったものの中から選びます。

新しいレシピを試すことはほとんどありません。

炒める、蒸す、煮ると塩さえあれば、なんとかなります。

選択肢を減らすことで、とても自由になれると感じています。

選択肢が多すぎると、何を選べばいいかに時間をかなり取られるんです。

料理の場合は、買い物の時間もかかっていますから、スーパーでうろうろする時間から節約できます。

買い出しの時間、料理の時間、さらには珍しい調味料やスパイスに使うはずだったお金だって節約できます。

メニューの固定化で、キラキラした料理上手の主婦になることから解放されたばかりか、子どもの好きなメニューがよく登場し、子供たちにも喜ばれる!

週1回そのメニューを作るおかげで、どんどんうまくなる!

料理の苦手な自分を認める。

これが一番難しかったりします。

でも一度認めれば、遠足の度に手の込んだデコ弁を作る必要もないし、イベントごとに盛大な手料理を作る必要もなくなります。

苦手は手放して、人に任せる、買って済ませる。

これで心が解放されるなら、それが幸せの選択肢なんだと思います。

 

ミニマリスト、ごみを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しています(^^♪

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つばき
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子供二人を持つ40代主婦です。 ゆるミニマリスト。 読書とハロプロをこよなく愛しています。