プリンセスの魔法

自分の乙女心に嘘をつかずに、美容院で好きな髪形、髪色にしよう

こんにちは、つばきです。

12月は片づけ・掃除強化月間と題し、1日1か所、1日1つ片づけをしています。

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今日は、自分自身の片づけ「ヘアカット・ヘアカラー」です(^^♪

 

今日は朝一番でヘアカットとヘアカラーをしてもらってきました。

私が行っているのは、スタイリスト一人お客さん一人の隠れ家のようなヘアサロンです。

人見知りでカットやカラー、シャンプーのたびに担当者が変わり同じ話題を何度も話すことが苦手な私には、最初から最後まで担当してもらえるゆったりとした時間が流れるこのサロンが合っています。

サロン自体も北欧をテーマとしたおしゃれな空間で、行くと「私も自分の家を素敵な空間に変えたい!」といい刺激をもらえる所です。

さて、今でこそカラーを定期的にして茶色いセミロングをなびかせている私ですが、つい1年前までは貞子のような長い黒髪の疲れた印象のおばさんでした( ;∀;)

女の子なのに床屋で髭剃りまでされていた小学生

私は元々田舎育ちで町にしまむらしかないような場所で育ったため、ファッションに関してはすご~く苦手意識がありました。

母親もファッションには疎く、流行を追いかけるようなおしゃれなお母さんではなかったので、子供のころの私のファッションも「なんでお母さんはこんなダサい服選んだんだろ?」というようなものでした。

大阪弁で「すきやねん」と書いてあるトレーナーを着せられていたこと、今でも根に持っています(笑)

ヘアカットも女の子なのに床屋に行かされ、髪型はおかっぱしか許されない。

おじさん、おじいさんに紛れて髪を切り、髭剃りまでされていて、本気で「私は男なんじゃないのか?」と小さな胸で悩んだこともあります。

フリルのついた洋服やロングヘアーにあこがれを抱く女の子のプライドや乙女心といったものは、ズタズタに切り裂かれました。

近所の小学生男子と店でばったり出会って変なことを言われないように、そればっかりを気にしていました。

中学生になったとき、「どうして私は床屋で、2歳下の娘は美容院なのか?私だって美容院で髪を切りたいしロングヘアにしたいのに。」と母に不満を訴えた時の母の戸惑いの表情が忘れられません。

確かに妹のほうがかわいい顔をしていたし、私は不細工でしたよ。

でも姉妹で差をつけられ、本人の希望を無視して髪を切る場所も髪型も強制されているのはおかしいんじゃないかと私が訴えるまで、そのことに気づかなかった母も母だと思います。

私が母になり娘を生み、娘をかわいく着飾りたいという気持ちは常に持っています。

だから、母が実用とお金を優先したんだということを今はわかりますが、娘の身なりには気を遣わず自分だけきれいにしていたこと、同じ姉妹なのに妹には女の子として髪型も服も選んでいたことは、大人になった今でもやっぱり許せません。

 

おしゃれに目覚めた学生時代

中学からは念願かなって美容院で好きな髪形にすることができました。

美容院といってもおしゃれなサロンなんてものではなく、母行きつけの家から30秒のところにある田舎のパーマ屋さんです。

髪の毛だけは艶があって誰からも褒められるような黒髪ロングだったので、ヘアアレンジだけは毎日せっせと頑張って学校に行っていました。

その一方、服は何を着たらいいかもわからないし、服にお小遣いを使う発想がありませんでした。

当時平成の大不況で父がリストラに合い、私は中学の時に買ってもらった洋服を高校3年生まで着続けていました。

だから制服姿だけどモテるけど、私服姿はダサい、そんな女の子でした。

大学は、過保護で厳しい母のもとから離れたい一心で県外の大学に進学しました。

地元でお嬢様学校と呼ばれる大学に進学し、周りにかわいい子が溢れているのを見ておしゃれに目覚め、その頃からせっせと外見を磨くようになりました。

大学1年生のときツインテールにTシャツ、短パン、スニーカーという田舎スタイルで登校していた私も、スカート、ピンヒール、ブランドバッグで登校するまでなりました(笑)

 

おしゃれができなくなったとき、私の乙女心は死んでいた

でもおしゃれができなくなったときがあります。

一つ目はうつ病になり、身なりに全く意識が向かなくなったとき。

そして二つ目が二人目を産んだときです。

 

1.20代前半のうつ病時代

うつ病の時は生きていたくない、何をしても楽しくなく、人生を絶望していたので、おしゃれというものに全く興味がなくなりました。

新聞が読めない、テレビで何を言っているのかわからない、お風呂に入りたくても体が動かなくて入れない。

そんな人が髪を何色に染めよう、どんな髪型にしようなんて思考回路を持ち合わせていません。

お風呂に入る決断をするまでに数時間かかり、お風呂に入ってもシャンプーができなくて、何も洗わずに出る。

着ているものは常にパジャマで、病院に行く時だけ普通の服を着る生活。

乙女心どころか心が瀕死の状態でした。

 

2.子供二人、ワンオペ育児に身も心もボロボロだった30代前半

次におしゃれができなかったのは、二人目の子供が生まれてから去年2017年までです。

一人目の育児の時は夫も初めての子ということもあり、二人で情報を共有したり写真を取り合ったり、大切に育てている感覚がありました。

でも二人目が生まれて同じころ夫の仕事が激務&ストレス過多に。

新生児+魔の2歳児を抱えてインフルエンザになっても、一人で育児と家事を回さないといけないつらさ。

生後半年の子が入院し、上の子を見る人がいないとなっても夫が社員旅行から帰ってきてくれないつらさ。

赤ちゃん用品と幼稚園入園で生活費が今までとは比べ物にならないほど使えなくなったつらさ。

土日も夫は仕事の疲れといって1日中寝ていたり、ストレス発散だといいテレビやスマホゲームばかりです。

数時間でも夫に子供を見てもらって美容院に行くということは、夫の育児能力のなさ、家事能力のなさ、気遣いのなさ、お金のなさから叶わず、2年半美容院に行きたくてもいけない生活をしていました。

お金は夫と子供優先で、私は最後。

シーズンごとに服を買い替える夫と子供を見るたびにうらやましい、どうして私だけパンツの1つも買えないの?とストレスを抱えていました。

美容院に行けずに髪を伸ばし続けたのは、私のささやかな抵抗でもありました。

「私は自分のことを後回しにして、こんなにも頑張って育児をして、疲れた見た目になっているのよ。

それに引き換えあなたは自分のことにばかりお金を使って、食べていくのもやっとじゃない。

私の我慢と引き換えにこの家は回っているのよ。」

という言い訳が夫にいつでも言えるように。

 

我慢するの、もうやーめた!!

2018年のお正月に読んだ1冊の本が、私の人生をがらりと変えました。

それが、田宮陽子さんの「見た目を磨くとすべてがうまくいく!」です。

 

漫画の後に解説というスタイルで本が進んでいくのですが、この本の2本目の漫画の主人公が当時の私にそっくりだったんです(笑)

子育てをしながらパートをしている主婦が主人公で、子供の食べ残しをもったいないと言って食べて太っていたり、ださい恰好のまま買い物をしていたり。

夫とは生活費が足りない、おしゃれなんてするお金の余裕なんてどこにあるのよ!とけんかになっています。

全部が全部、私ですね。

この女性は「プリンセスらしくふるまうように」と著者のセミナーで教えられ、実行していくうちに好きなことを仕事にすることができ金銭面はクリア、夫からも愛される女性へと変身していくというストーリーでした。

この漫画を読んで、「私だって変わりたい!」って思ったんですよね。

この瞬間、私の乙女心が息を吹き返しました(笑)

それからの私は人が変わったようにおしゃれをし始めました。

まず、ジーンズをやめてスカートをはくようになりました。

スニーカーをやめてヒールのあるパンプスを買いました。

そして、2年半伸ばしていた黒髪に別れを告げ、数年ぶりに茶色く染めました。

そうしたら、みるみる私の心が元気になっていき、家族にも優しくできるようになりました。

そして見た目を磨くにつれて、モノとお金の関係や、お金に対する考え方をもっと知りたいと思うようになり、お金持ちにまつわる本や自分を磨く自己啓発書をたくさん読みました。

見た目を磨くだけで、こんなにも自分に自信が沸き上がりなりたい自分になれるんだと実感する毎日です。

 

お金や育児のせいにして、自分に言い訳をするのはやめよう

そして、私のベースになる考え方も変わりました。

お金がないこと、育児が大変なこと、夫が協力してくれなくて自分の時間がないこと。

これをいつも夫のせいだと思っていました

でもそれを投げかけたところで、夫は機嫌が悪くなってモノに当たり、私たちに恐怖心を与えることしかしません。

時には白目をむいて聞いていないふりをしたりと、状況がよくなることはありません。

だったら、自分が楽しく育児や家事ができるように、もっと自分を大切にして自分をご機嫌にしてあげようと決めました

私がきれいになることは、この家の家事・育児を回していくための必要経費だと考えるようにしたんです。

仕事に行く夫には仕事ができるスタイル(スーツ、ワイシャツ、ネクタイ、靴)を買い与えるのに反対する人はいませんよね?

それなら、妻が楽しく家事・育児ができるように服、アクセサリー、靴を買い与えても、夫の場合とそれとは同じ出費なのでは?

もちろん散財はしませんが、くたびれたら新しいモノを買う。

そんな最低限のことすら我慢していたのです。

くたびれたものをずっと着続けていたのです。

くたびれたスーツ、よれよれのワイシャツ、傷だらけの靴を履いているビジネスマンは、周りから仕事ができると思われるでしょうか?

思いませんよね( ;∀;)

それが妻という立場になると、どうして贅沢だとなるのでしょうか?

くたびれた服、ノーアクセサリー、いつ買ったかも思い出せない靴を履いている妻は、いい仕事ができる妻でしょうか?

このことに気づいたとき、「もう私だけが我慢するのはやめよう」と思いました。

もっと自分を大切にして、かわいくしてあげよう。

それからは、定期的に時間を作って、お金を作って、美容院にまた通うようになりました。

 

髪の毛は邪気が溜まりやすいから、定期的にヘアカットしてつやを出そう

長い間ヘアカットをしていないと、髪の毛には邪気がまとわりついてきます

思い出してください、貞子の髪形を。

みるからに嫉妬、妬み、孤独、悲しさが絡み合っています。

髪の毛には、日々の生活のこういった感情が乗っかりやすく、過去の執着を生み出します。

定期的にヘアカットしてあげることで、髪も心も生まれ変わることができます。

ヘアカットしてもらうと髪の毛が新しく生まれ変わった気がして「今日からお手入れがんばろー!」って思いませんか?

髪の毛自体は昨日まで生えていた髪の毛と全く同じなのに、きれいに生まれ変わったという感じがします。

これが邪気が落とされ、生きる活力がみなぎっている証拠です。

こまめにヘアカットに行けなくても、ブローしてつやを出したり、ヘアアレンジをがんばったりすることで、人の見た目は劇的に変わります。

髪の毛は顔の周りにある額縁の役割をしていて、髪の毛をきれいにしているだけで美人度が80%も上がってしまう、とっても重要なパーツなんですよ(^_-)-☆

ブローやヘアアレンジなら家にあるものでできるので、お金もかからず無料でできます。

今すぐ美容院に行くお金がない人も、毛先をブローする、ハーフアップにしてみることはできるはず。

私はYou Tubeで大好きなユーチューバーさんやハロプロメンバーのヘアアレンジ動画を見て勉強しています。

ぜひ、やってみてくださいね(^^♪

 

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ABOUT ME
つばき
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子供二人を持つ40代主婦です。 ゆるミニマリスト。 読書とハロプロをこよなく愛しています。