お金のこと

人としてきちんとしてるからお金持ち!お金持ちのちょっとした習慣とは?

私は読書が趣味です。

本を読むと、自分の人生の質を高められるし、現実世界を生きる私とは違う世界を生きられるからです。

最近は、お金の本、ミニマリストの本、自己啓発書、ちょっと昔の暮らしが詰まった名作を読んでいます。

図書館で借りた本、新刊を買い求めた本、ブックオフで買った本など色々な本をごちゃまぜにして、本の世界に浸っています。

本が大好きすぎて手元にある本が増えすぎて雪崩を起こすようになったので、上限を20冊と決め、手元に残す本以外はメルカリで売ったり、図書館に寄贈することにしました。

今日はそんな本の中から、ずっと記事にしないと!と後回しにしていた「お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣」を紹介します。

この本の帯にはこんな言葉が書かれています。

・保冷剤をため込んでいる

・小さな遅刻をよくする

・帰宅するなりテレビをつける

こんなクセ、ついていませんか?

ドキっとした人、要注意です(笑)

この癖を持ち合わせているのは、お金持ちになれない人です。

心配しないでください。

うちの夫なんかこの本に取り上げられていることの9割が当てはまる人物ですから( ;∀;)

小さな習慣の積み重ねが、小さなお金を無駄遣いする習慣につながり、結果的に「あれ?何もお金を使っていないのにどうして給料日前にお金が残っていないんだろう?」ということになります。

この本の導入部分ではこんなことも書かれています。

お金持ちに共通しているのは、人としてきちんとしていて、振る舞いや生活態度にゆるみやだらしなさが見えないことだ。

つまり、人としてのだらしなさがあるとお金を無駄に使ってしまう事態に陥り、結果お金を使ってしまう。

 

人としてきちんとしている人は、先回りして行動したり、時間を守ったり、人としての信用も積もり、お金も積もるので、結果として無駄にお金を使うことなく、お金が貯まっていく、ということです。

では、具体的にどんな例が挙げられるのか、私が自分のここを直したい!と思う点をピックアップして紹介します。

お金持ちは100円ショップに通わない

100円ショップって次々と新商品や便利そうな商品が登場して、あれも欲しい、これも欲しいと物欲が湧いてきますよね。

100円ショップに立ち寄ると、そんな便利そうなものや買い足したいものがすぐに見つかります。

1つ100円という安さから、お財布の痛手とならない点もあり簡単にカゴに商品を入れやすいです。

でもちょっと考えてみてください。

あなたは、「これを買おう」と決めてそれだけを手にしてお金を払い、お店を後にしたことが何回あるでしょうか?

ある調査によると、100円ショップでの1回の買い物金額の平均は700円だそうです。

700円で買えるもの結構ありますよね?

お肉のパックだったら組み合わせ次第では2パック買えます。

100円ショップで購入した戦利品は、本当にあなたの生活に必要なモノだったのでしょうか?

100円ショップがたくさんできたことで、私たちはモノを粗末に扱うようになりました

なくしても「100円ショップでまた買えばいいわ」と考えたり、モノが壊れても「100円ショップで買ったやつだから仕方ないわ」と考えたりしていませんか?

本当に真剣に真剣に思い悩み、購入に至ったものはどれくらいあるでしょうか?

また、ゴミにならなかった100円ショップのモノはどれくらいあなたの家に残っているでしょうか?

私は、この数年断捨離を継続して行い、自分の暮らしをミニマムなものにするために、買い物の仕方、モノとの付き合い方を見直しています。

12月に入ってから片づけをして捨てたものだけで50個近くあるのですが、捨てたものの半数はタダでもらったものと100円ショップで購入したものです

捨てる痛みを伴って、さらに100円も失っているこの行為に、心がキリキリと傷みます。

もうこんなバカな買い物はしない!!

そう決めて、今後は100円ショップへの立ち寄りを禁止する私だけの実験をしています

最初から上質なものを買えば、数年、数十年と使えます。

長い目で見ればどう考えてもそちらの方がお得です。

今後は安いからといって値段でモノを買わず、しっかり初期投資して買い物をしようと思います。

100円ショップのテープカッターに驚愕の事実!もう100均で買い物はしない何かモノを揃えようとするとき、安くて便利な100円ショップを利用する人は多いと思います。 私も何か欲しいものがあると、まず100円...
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お金持ちは掃除や整理整頓を定期的にする

これも定番中の定番ですね。

お金持ちは自分の持ち物をしっかり把握していて、ダブリ買いをしません。

片づけ・掃除も行き届いた家に住んでいます。

床面積が広く、自分の気持ちを高めてくれるものを買い求めます。

掃除が行き届いた部屋に住んでいると、家を汚したくないという気持ちが大きくなります。

その結果、無駄なものを買うことがなくなり、部屋がきれいになることとお金が貯まることの両方がもたらされます。

その場かぎりのモノ、すぐに飽きるものにはお金を使わず、経験や思い出などにお金を使います

きれいな部屋に住んでいると、自然と身なりも整ってきます

一日の終わりには財布の中を整え、次の日に必要な物を鞄に入れて準備し、コートにブラシをかけ、靴をピカピカに磨いておきます。

だらしない身なりをしている人と、きちんとした身なりをしている人の2人が営業に来たら、誰だってきちんとした身なりをしている人に任せたいと思いませんか?

部屋をきれいにすることは、仕事がうまくいくコツにもつながっていくんです。

掃除って本当に人生が変わります!!

掃除、片づけをすることで、自分の部屋が整っていくだけでなく、自分の体も整い、身なりも整い、さらに頭の中まで整ってきます。

掃除、片づけをすると、「自分はいったい何を大切にしたいのか?どう生きていきたいのか?」という問いにぶつかります。

その問いにぶつかった人が、自分の生きたい人生を考え行動した結果、お金持ちになっているのではないでしょうか?

お金をたくさんもらっているということは、それだけ人に感謝されることをしているってことですからね。

ミニマリストの先駆け佐々木典士の本「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」佐々木典士さんの「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」を再読しました。 日本のミニマリストブームはこの本から始まったといっても過言で...

お金持ちは人と比べない

「あの人はいつも旅行に行っていてうらやましいな」

「友人がブランドバッグを買って私も欲しくなっちゃったな」

「周りはみんな子供を私立に入れるっていうし、うちもそうしようかな」

こんなことを考えることは人間誰でもありますよね。

誰でも隣の芝生は青く見えるものです。

他人と比べるから、自分が持っていないものが浮き彫りになり、あれが足りないから私は幸せじゃないんだという思考になってしまいます。

でも他人から見たらきっと自分も青い芝生の持ち主なんですよね。

例えば、独身の友人から見れば私は「結婚して子供もいてうらやましい」となります。

男の子だけ、女の子だけしかいないお母さんから見れば私は「男の子も女の子もいてうらやましい」となります。

やんちゃな男の子を育てるお母さんから見れば私は「おとなしい男の子でうらやましい」となります。

パートを頑張っているお母さんから見れば私は「毎日家にいてうらやましい」となります。

私が困難だと思っている、結婚や男の子育児、女の子育児、内気で友達のいない息子、ワンオペ育児で外に働きに出る心の余裕がない専業主婦の暮らしも、人が見ればうらやましいポイントに変わってしまうのです。

お金持ちの人というのは、しっかりと自分軸を持っていて、人に振り回されることはありません。

世の中の人がこれがいいといってこぞって買っているようなモノでも、自分が必要なければ買いませんし、セールだからといって衝動買いすることもありません。

見栄でブランドバッグを買ったり、高級車を買うこともありません。

高価なモノが心を満たすとは限りません。

また高価なことで満足感を得ようとする買い物は、すぐにもっと高いものが欲しくなります。

お金持ちは高い年収=幸せとは考えておらず、身の丈にあった暮らしをしています

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54個の習慣が3年後、5年後の自分を変える

この本にはお金持ちが肝に銘じている習慣が54個紹介されています。

そのどれもが、人としてきちんとしていることです

そして、普通の人にはこれはちょっと難しいんじゃないの?と思うようなことは1つもなく、言ってみれば小学校で先生に言われるような、そんな当たり前のことばかりです

でもその当たり前のことがきちっとできているのはどれくらいでしょうか?

自分がよければそれでいいと思っていたり、やらなきゃいけないことを後回しにしてテレビを見ていたり、人と話しているのにスマホをいじっていたり、小銭をぞんざいに扱ったり。

誰にでも1つくらい思い当たることがあるはずです。

自分ができていないなと感じるところはお金持ちの人を見習って生活にその習慣を取り入れてみましょう。

すぐには効果を感じられないかもしれませんが、3年後、5年後と長い目で見ると、自分には「きちんとしている」という信用がついてきたり、無駄遣いをしなかったことでまとまったお金ができていると思います。

だらしなさは、人から嫌われ、お金からも嫌われます。

ほんの10分、ほんの100円と思うことでも、積もり積もれば何時間、何万円という違いになります。

人としてきちんとしているということは、それだけで幸せな人生を生きていく大きな力になるのだと感じました。

「お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣」

菅原 圭

河出書房新社

2017年 初版発行

196p

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 おわりに

挨拶をする、前もって計画する、早めに取り掛かる、時間を守る、約束を破らない、整理整頓をきちんとする。

こういった小学校で習うような人としてきちんとしている習慣を身に着けることで、無駄にするお金が減ります。

お金持ちになる人は、普段から自分を律し、相手を思いやる優しい心の持ち主なのかもしれませんね。

私も肝に銘じてコツコツとお金を積み上げていきたいと思います。

 

ミニマリスト、ごみを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しています(^^♪

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子供二人を持つ40代主婦です。 ゆるミニマリスト。 読書とハロプロをこよなく愛しています。