ミニマリスト

私がだらしないことで失ったお金と時間は壮大!「だらしなさの代償」

こんにちは、つばきです。

昨日ご紹介したドミニック・ローホーの本「シンプルに生きる モノを持たない暮らし」の中にこんなパワーワードがありました。

それは「だらしなさの代償」。

最近だらしなさによって無駄なエネルギーやお金を使う経験をし、この気持ちを何と表せばいいのだろうと思っていました。

この「だらしなさの代償」という言葉で、そのすべてが言いつくされていると感じました。

今日はそのだらしなさの代償、だらしなかったことでどんなことが巻き起こり、どんな被害があったか、私の実体験をご紹介します。

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2018年に起きただらしなさの代償

だらしなかったことで多大な損害を被ったことは誰でも経験があることだと思います。

例えば寝坊してしまい大事な会議に遅れてしまった、鞄のファスナーを閉め忘れて財布を落としてしまったなど。

私も数々のやってしまった体験がありますが、今回はここ最近私の身に起こっただらしなさの代償体験談を紹介します。

 

1.飛行機に乗り遅れ片道15万円の出費

これは沖縄ウェディングに参加した帰りの出来事です。

無事結婚式も終わり後は自宅に戻るだけ、というところでホテルの朝食をのんびり優雅にいただいたことが原因です。

まず、朝食バイキングのお店の前で席に案内されるまで30分以上かかりました。

ここで大きなタイムロス。

さっさとホテルの朝食をあきらめて、近くのコンビニでパンでも買って朝食を済ませるべきでした。

また、前日に夫がカーナビにガソリンスタンドの場所やレンタカー会社の場所を調べておかなかったせいで、ガソリンスタンドを探して30分も那覇空港付近をさまようことになりました。

ギリギリにレンタカー会社にたどり着き、空港までの送迎バスを3台も見送ることになりました。

那覇空港の内部がよくわからず出発カウンターを探し回って時間をロスしたこと。

色々なだらしなさが積み重なり、飛行機に乗り遅れるという失態を犯しました

結局キャンセル待ちもやめにして関空への新しく航空券を取り直し、空港から特急電車に乗って帰ってきました。

そのお金が15万円

結婚式のお車代でもらった15万円を全部ドブに捨てました。

 

2.レンタカーにETCカードを忘れ、カード一枚の送料に1300円も払った

同じく沖縄旅行にて。

空港到着時刻が大幅に遅れ、早くレンタカーを返して空港に向かわなければ!と焦った夫は、レンタカーの中にETCカードを忘れてきました。

最終日は高速道路にはのらないとわかっていたのに、前日に前もってカードを抜いておかなかったのです。

併せて前日にナビをセットしておけば、ガソリンスタンドを探し回る必要もなかったのに。

起こったことを嘆いても仕方ありません。

しょうがないので着払いで送ってもらうことにしたのですが、沖縄からなので送料が高い!

たった一枚のカードのために1300円も送料を払う羽目になってしまいました。

もう本当に情けない。

 

3.息子の晴れ姿がメモリー不足により撮影できず

小学校の運動会の出来事です。

クラスで一番小さな息子は一番前に並んでいることもあり、学年代表として校長先生から表彰状を頂く大役を任されました。

一番朝礼台がよく撮影できる前列を30分前から場所取りをし、いよいよ息子が壇上に上がり出番!

カメラを構えたところ、「メモリー不足で撮影できません」とエラーメッセージが表示されました。

結局息子の晴れ舞台をカメラに収めることはできなかったし、慌てふためいて私も肉眼でしっかり見ることもできませんでした。

写真の現像やデータをパソコンに移す作業を怠り、3年分くらいのデータがカメラに溜まったまま。

どこまで現像したかも思い出せず、古い写真を全く消去できずにいたことがこの災難を生んだのです。

 

小さいことも含めたら他にもたくさんあります。

後回しにすることで被る被害は想定より重い

思いついた時、思い出したときにその場ですればいいのにやらない。

人間って誰しもサボることを考えるものです。

「あ、あれをやっておかなきゃいけないんだよな」と思いついた時点で動けば、それほど大変な思いをしなくてもクリアできることが多いです。

かえって後回しにすることで処理を終えるまでの時間がかかってしまいます。

1.食器洗いを放置すると全然落ちない

例えば私は食後の食器洗いが苦手です。

一人暮らしの時は使うお皿がなくなるまで洗わず、シンクはいつも洗い物でいっぱいでした。

来客が部屋に来る前に急いで洗い物をするのですが、時間が経っているのでお茶椀にこびりついたご飯粒が指に刺さります。

お皿の油汚れが他のお皿にまでついてしまって、よけいに洗剤も時間も使うことになってしまいます。

そんな状況なので、排水溝も詰まっていて水が流れて行かないなんてことがよくありました。

忘れもしない、一人暮らし時代の汚部屋エピソードを紹介します。

インターネットの工事に訪れた人を部屋に通す際、私は洗い物が終わらなかったので汚い鍋とフライパンをとりあえず脱衣所に置きました。

こんなところは工事の人も覗かないだろうと考えて。

でも工事の人が「天井の引き込み口が見当たらないのでお風呂場の天井を見せてください」と言うもんだからさあ大変!

結局工事の人に脱衣所の汚い鍋とフライパンを見られてしまいました。

だらしない人のレッテルもこの時貼られたことでしょう。

食べてすぐに洗えば、全然こすらなくてもするんと汚れが取れるのにすぐに動かなかったおかげでその何倍もの労力を使うことになる。

これがだらしなさの代償です。

3.生前整理をしておけば、遺族が泣きながら恨みながら片づけをしなくて済む

後回しにすることで、時間も取られるどころか、余分な出費までかかるのです。

今は良くてもその先の未来のことを考えないと、将来取り返しのつかないことになりかねません。

「私が死んだらすべて捨ててちょうだい」と投げやりになり、片付けをしてくれないお年寄りの話を聞きます。

実は夫の祖母もそのタイプ。

「私が死んだら嫁入りダンスから何からすべて壊してもらえばいい」と言って全く捨てないのですが、現在は法律が変わり、家の中のものをすべて出さないと家は解体してもらえません。

生きているうちに少しずつ生前整理をしてくれれば、力もそれほどいらないし、無料でゴミに出せるのに、溜めておいて一気に片づけるとなると、不用品を処分するのにもお金がかかってきます。

それに実家を片づけるのに大変な時間もかかるし、場合によっては有給休暇を使ってゴミの分別をしなければなりません。

夫の実家は同じ市内にあるので交通費はかかりませんが、これが他県の田舎のおうちとなると片付けのための帰省代、宿泊費までかかってきます。

後回しにすればするほど、どんどん大変になっていくのです。

だから問題は小さいうちにコツコツと解決するのが得策です。

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お金、時間、体力を有効活用するために即行動する

現在私は、家の片付けをしています。

私的には第1回目生前整理と題してお送りしております。

毎日30分はどこかの棚、引き出しに入っているものをすべて出して要不要をジャッジしています。

今日は、娘の運動会に備えてムービーの整理をしました。

動画も撮りためて全然バックアップもディスクに落とすこともしていなかったので、去年までの分(未処理期間2年分)のディスクを作りました。

これでムービー内の全動画を消すことができ、すっきりしました!

そして、10年分の家族の歩みを整理すべく、30冊ある写真アルバムを1年につき1冊分だけ残すという作業を続けています。

結婚式、新婚旅行、子供の誕生、子供の成長と盛りだくさんな内容なので、どの写真も撮っておきたい衝動にかられるのですが、今まで現像した写真が多すぎることで逆にアルバムを眺める機会がありませんでした。

ラベリングはしてあるものの写真が多すぎて目的の写真にたどり着けなかったり、アルバムが重くてクローゼットから取りだすのが面倒だったからです

写真は眺めて当時の生活や感情を思い出すきっかけになるものなのに、眺める段階まで進めていませんでした。

これでは本末転倒ですね。

写真の現像も3年前から途絶えています。

この現像も一気にやってしまうと意外とお金がかかってしまうもの。

あの時数か月に1度でもコツコツと現像していたら、3年間溜まった膨大なデータから写真を選びだす作業もなかったのにって後悔が先立ちます。

こまめにコツコツとデータを消去したり写真を現像していれば、今写真の現像に何時間もかからなくて済んだはずなんですよね。

だから、未来の自分を助けるために、今の自分が思いたったらすぐ行動しておこうと思います

以前は「私なんて」と私の存在を低く見積もっていた私ですが、今は「自分は一番大切!」と思考が変化しています。

だから未来の自分のご褒美なら今の私はなんでも頑張れるって思うんです。

今、片付けをしながら苦しい思いもしています。

無駄に使ったお金、無駄に使った時間、冷たくしてしまった人。

モノを処分する過程でこれでもか!ってくらい無駄だったことを思い知るんです

悲しくなるし、せつなくなるし、悔しくて涙が出ることもあります。

でも今頑張れば、未来の自分がうんと楽をできる、ハッピーになれる。

その核心があるから、今日も私は片付けを頑張ります。

 

ミニマリスト、ごみを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しています(^^♪

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この記事の「だらしなさの代償」が登場する本はドミニック・ローホーさんの本です。

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つばき
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子供二人を持つ40代主婦です。 ゆるミニマリスト。 読書とハロプロをこよなく愛しています。