こんにちは、つばきです。
先日、息子の歯の矯正治療代を一括払いしたら、家族の貯金残高が1万円になってしまいました。
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家計にメスを入れなければと、月収の中に支出が収まっているのか確認したところ、毎月数万円の赤字家計であることが判明しました(+_+)
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家計を引き締めて少しでも貯金を残したい気持ちと、娘の誕生日を無事に乗り切ることに一生懸命だった11月。
お給料日まで残り2週間となった時、生活費の残りのお金は4000円しかありませんでした。
娘の誕生日プレゼントは前々から欲しがっていたリカちゃんの水着とサマードレスのセットをプレゼントしました。
時期が時期だったので店頭で夏向けの商品はもう並んでおらず、メルカリで未開封品を購入しました。
娘のプレゼント代は私が不用品を売って稼いだメルカリ売上金で。
バースデーケーキは娘が半年前からあこがれていたプリンセスのケーキです。
ケーキは私の母からいただいたお祝い金で賄いました。
そして当日娘の大好きなハンバーグでささやかなお祝いをしました(^^♪
娘の誕生日のイベントがあったこと、そして冬に向けて長袖の肌着を買ったことで、我が家の家計がピンチの状態になってしまいました。
計算すると4人家族で1日250円で生活しなければなりません。
1人あたり1日62円、1食分にかけられるお金は1人あたり20円です。
数時で現状を把握すると、かなりやばいってことがズドーン、グサグサと心をえぐります。
でもやるしかない!
私は自分の消費行動を振り返ってみることにしました。
お金があればあるだけ使っちゃうタイプ
私はずいぶん前から「お金があればあるだけ使っちゃうタイプ」と認識しています。
それなのにちっとも自分の性格や習慣を改善できていません。
例えば財布に1万円を入れておくと、「これだけ使っても大丈夫!」と認識してしまい、つい気が大きくなってしまいます。
1万円は1週間分の生活費ですが、週の初めに1万円札を入れておくと「1万円あるから平気」と我慢していたちょっとお高いチーズやお菓子を買ってしまっていました。
そして私には「ご褒美グセ」もあります。
何かうまくことが進むと「自分のご褒美」を買ってしまったり、何もなくても自分が食べたいものがあると、「普段我慢してるから今日だけいいよね」と買ってしまいます。
これが積もりに積もって、レジに行くと「あれ?思ってたより多いな、まあいっか、1万円入ってるし。」と予算オーバーの買い物をしてしまいます。
今ここで少しくらい予算オーバーしてしまっても後で帳尻を合わせればいい、という自分を甘やかす傾向があります。
この結果、今回のように家族4人で1日250円で暮らすという羽目になってしまったのです。
お財布に1000円だけ入れてスーパーに行ったら
そこで絶対に予算オーバーとならないように、財布に1000円を入れてスーパーに行きました。
なんとなく1000円札だとお札が入ってる!と気が大きくなりそうだったので、小銭で持っていきました。
そして4日分の食料を買いました。
1000円で4日分の朝食、夕飯をどうにか賄わなければいけません。
必然とカゴに入れるものを吟味し、「これは本当に必要なのか?これでなければいけないのか?」と1品1品自分に問いかけました。
その結果、今までで一番真剣に買うか買わないかを決め、いつもの倍の時間をかけてレジに向かいました。
買ったものは以下の通りです。
小松菜
とりもも肉
サッポロポテト
牛乳
アイスコーヒー
メロンパン4個入り
合計847円
4日間でこれだけ!?しかもお菓子とかパン!?という印象ですね。
メイン食材は鶏肉だけで、残りは家にある乾物や冷凍おかずを駆使し、一汁一菜で4日間を過ごしました。
ちょうど息子が学校で育てている大根を間引いたものを持って帰ってきてくれて、小さな大根はきんぴらやみそ汁に、大根の葉も小分けに冷凍して味噌汁にして味わいました。
正直、この2週間はいつもおなかが空いている状態ですが、空腹感を感じてからご飯を食べると、ご飯のおいしさ、ありがたさを感じます。
お米だけはたくさんあったので、おかずが足りない人は自分でおにぎりを作って食べました。
私以外朝はパン派なので、牛乳、アイスコーヒー、パンは、子供たちが機嫌よく朝出発してもらうために欠かせないものです。
パンがなくなったらホットケーキを焼いてしのぎました。
お菓子は4日間のうち1日くらいは市販のお菓子を食べさせてあげたくて。
それ以外は家にあったお菓子やもらいものの柿、ホットケーキミックスでチョコスコーンを焼いて食べました。
人は「ない」と工夫して生み出す知恵を持っている
今回、1000円だけを入れて真剣に買い物したのですが、「ない」ならないでなんとかなるというか、ないなりに人は工夫するものだと感じました。
大好きな朝ドラや戦時中を描いた映画やドラマを見ていると、モノ不足で誰もが生きるために必死に知恵を絞って工夫していたことがうかがえます。
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録画してある「この世界の片隅に」のドラマも、食べ物の工夫、衣類の工夫、持ち物など見逃さないように注意深く何度も繰り返し見ています。
今回、家に眠っていた乾物が一品としてよみがえったり、無駄に冷凍ストックを増やしていることも知りました。
買うお金がなければ自分で作りだせばいい。
発泡トレイやトイレットペーパーの芯、牛乳パックといった廃材で電車を作りだしている息子を見ると、いつも感心します。
なくても今手元にあるもので、それで十分。
今月はお金のありがたみ、食材のありがたみを身に染みて感じる月間となりました。
「もっともっと」を目指すのではなくて、「これでじゅうぶん幸せ」を目指したいと思いました。