こんにちは、つばきです。
私は普段から極力ゴミを出さないゼロ・ウェイストな暮らしに取り組んでいます。
具体的には、野菜はバラ売りのものを買ってプラスチック包装ごみを出さない、小袋より大袋を買う、ビンや缶に入っている調味料を選ぶ、無料のものはもらわない、まだ使えるものは売ったり寄付をする、といった活動をしています。
家族全員で!だと息苦しくなってしまうので、私一人で勝手に取り組んでいます。
それでも、家庭の消費の大半は女性が担っているので、主婦一人の力でもゴミの減量が目に見てわかりますよ(^^♪
今回は、生ごみのたい肥化についてです。
コンポストを始めようと思っても、畑や庭がないと難しいですよね。
それにホームセンターで売っているコンポストの容器って可愛くないし、大きすぎる(+_+)
そこで、ご家庭にあるプランターを利用した簡単コンポストの作り方を提案します!
これならマンションやアパートのベランダでもできますよ(^^♪
初心者でも簡単に始められるプランターコンポスト
私がやっているプランターコンポストは、庭がない人でも取り組みやすいです。
他にも室内でやる段ボールコンポストという方法もあります。
ダンボールコンポストにもチャレンジしています。関連記事です。
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今回は、誰でも簡単に材料がそろえられるプランターコンポストの作り方を紹介します。
準備するもの
用意するものは、
プランター
野菜培養土
米ぬか
これだけです。
プランターと野菜培養土はホームセンターで手に入ります。
米ぬかはスーパーや野菜の直売所などで無料もしくは格安で手に入ります。
米ぬかはなくても大丈夫ですよ(^^♪
プランターコンポストの作り方
まず、プランターをたわしで洗い、日光消毒します。
私は春に作ったプランターコンポストのたい肥を庭の小さな畑、花壇にまいて使い切ったので、空になったプランターを洗い、お日様に当てました。
こうすることで害虫の卵を駆除できます。
プランターもベジタブルプランター、100円ショップのプランター、ブリキのプリンター色々使ってます。
これで準備は終了です。
あとは生ごみを毎日土に埋めていきます。
私はプランターの土を3分割して、左、中央、右の順に生ごみをいれています。
プランターの左側に生ごみを入れ、米ぬかを一掴み入れます。
その上から生ごみが隠れる程度の土を被せます。
翌日はその上にまた生ごみを入れ、土を被せます。
これを左、中央、右といっぱいになるまで入れていき、プランターに土がいっぱいになったら数か月放置します。
そうすると、真っ黒なダイヤモンドと言われる、栄養たっぷりのたい肥が出来上がります。
害虫が気になるなら、プランターの上から着なくなったTシャツを被せたり、プランター用の不織布で覆います。
秋は落ち葉もコンポストへ
秋になると、庭にあるシマトネリコの葉が落ちます。
シマトネリコは常緑樹ですが、秋になると少し葉が落ちるんですよね。
うちは玄関わきに植えてあるので、風に吹かれて玄関ドアの前に落ち葉が溜まることがあります。
そんなときはほうきで集めてコンポストへ。
落ち葉を腐らせて作る腐葉土という栄養たっぷりの土に変化します。
コンポストに取り組んでいると、落ち葉はゴミじゃなくて宝物に見えてきます。
コンポストのきっかけは一人のアメリカ人女性
コンポストを暮らしに取り入れたのは、「ゼロ・ウェイスト・ホーム」の著者ベア・ジョンソン氏の本やTEDの映像を見たから。
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ベア・ジョンソン氏はゼロ・ウェイストの第一人者で、家族4人暮らしで出すゴミの量は1年間でメイソンジャー1瓶だけ!!
生ごみはもちろん、髪の毛も家のほこりも、歯ブラシも全部コンポストに入れているというその衝撃の暮らしぶりを知り、ゼロウェイストというものに興味を持ちました。
元々私は環境問題やエコといったものに大変興味があり、ゴミの分別はしっかりするタイプ。
電力に頼らない暮らしやおばあちゃんの知恵袋、ちょっと昔の日本の暮らしに関する本を読んで知識を深めてきました。
中古のものを買う、エコな暮らしというとなんだか貧乏くさいイメージがありませんか?
でも、ベア・ジョンソンさんは全然そんな風に見えずおしゃれ!
家はすっきりと片づき、食料品はガラス瓶に入れられまるで雑貨屋さんのよう。
自分の好きなモノがわかっているので、中古品の服や靴を選んでもまとまりがでるんです。
無駄なものがないミニマムな暮らし、家族仲良くゴミを出さないことに取り組む生活、そのどれもがキラキラとまぶしくて、私もそこに行きたいと思いました。
追い打ちをかけるように海洋プラスチックの問題、マイクロプラスチックの問題、廃棄される大量の新品の衣服の問題など、心を痛める環境問題がクローズアップされるようになりました。
私一人の行動では大きな地球は変わらないかもしれない。
でも一人ひとりの意識が変わることで、その行動を真似して一緒に取り組んでくれるようになるかもしれない。
そう思い、私一人でこの家の暮らしのゼロ・ウェイストに取り組んでいます。
私は家族に無理強いすることはありません。
きっと夫は私がゼロ・ウェイストな暮らしを実践していることに気付きもしていないと思います。
でも、これは私が楽しくて楽しくて、実験のような気持ちで取り組んでいます。
家の中の不用品が減り、ゴミ袋がどんどん小さくなっていくことにやったー!と喜んでいるのです。
使い捨てのものを買って捨てていたお金が節約出来てやったー!と二重の喜びをかみしめているのです。
食べ物のほとんどがプラスチックの包装に守られている日本では、プラスチックゴミを出さないというのはとても難しい問題ですが、それ以外の部分は個人の努力でごみを減らすことができると思うのです。
コンポストを始めたのは、自分の出しているゴミが食品のプラスチック包装と生ごみが大半だと気づいたから。
燃えるゴミから生ごみが減れば、ゴミの日ににおいを気にして捨てる必要がなくなります。
食品のプラスチック包装だけになれば、圧縮することで2週間に1回くらいしかゴミを出さなくてもいいんじゃないのかな?
そうひらめいたので、家にあったプランターを使ってコンポストを作ってみました。
ちょっと昔の日本では、各家庭がコンポストに生ごみを捨てることは当たり前でした。
今でも田舎に行くと畑や庭にコンポストが埋められている風景をみることができます。
私の実家でも祖母が毎日コンポストに生ごみを捨てています。
昔の人の暮らしの知恵を現代に取り入れることで、モノに頼らずに生きていた先人の営みを垣間見れる気がします。
あなたも、手軽で簡単なプランターコンポストを始めてみませんか?
ミニマリスト、ゴミを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しています。
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