ゼロ・ウェイスト

ゼロ・ウェイストを目指すスーパーの買い物でゴミを出さないための工夫

私はゼロ・ウェイストというゴミを出さない暮らしを心がけています。

家族で取り組んでいるのは主婦である私だけですが、家庭の買い物って主婦が担っていることがほとんどです。

私一人がゴミを持ち込まないように気を付けているだけで、家庭ごみの量は大幅に減らせます。

今回は、私がスーパーで買い物をするときに心がけている、ゴミを持ち込まない、ゴミを出さない工夫を紹介します。

私はどこに行くにも鞄に風呂敷をいれています

ふろしき一枚あれば突発的に買い物をしたとき、エコバッグを持っていなくてもレジ袋をもらわなくて済むからです。

買い物に限らず、子どもとのお出掛けで濡れたものを包む、増えてしまった荷物を包む、日差しが強いときの日よけ、寒いときに肌掛けに、と風呂敷はいろいろな使い方ができます。

最近のお気に入りの使い方は、スーパーでポリ袋の代わりに使うことです!

お肉や魚のパックを買ったとき、気になるのが汁漏れです。

私は廃棄処分される食品も心が痛むので、牛乳などできるだけ消費期限の近いものを選ぶようにしています。

その日に食べるものならお肉なども30%オフ、半額シールが貼られたパックを買います。

お財布にも環境にも優しいです。

でも、消費期限が短いものって、もうパックを手に取った時点で汁が出てきてるんですよね。

お肉や魚のパックからの汁漏れでバッグを汚したくない!

でも、スーパーのポリ袋はもらいたくない!

そこで考えたのがふろしきです。

ふろしきでパックを包みます。

パックを重ねてお弁当包みにします。

帰ってきて汁漏れがあった場合は洗います。

でもほとんど汚れることなく家に持ち帰ることができます。

野菜は無包装、バラ売りを見つけて買う

野菜はいくつか袋に入っていくら、というものより、バラ売りでしかも裸で売っているものを見つけたら、嬉々として買います。

私が行くスーパーでは、きゅうり、たまねぎ、じゃがいも、さつまいも、だいこん、キャベツ、りんご、オレンジなどの柑橘類がこのスタイルです。

野菜を選んでポリ袋にいれるなんてナンセンスなこともしません。

そのままかごに入れるのですが、たまに親切なレジの店員さんに当たるとご丁寧にポリ袋に入れてくれちゃうこともあります(笑)

最近ではそれを防ぐために、劣化してお役御免になった洗濯用ネットにバラ売り野菜をいれるようにしています。

これならレジ係も数を数えやすいし、ポリ袋にも入れられないし、バッグも汚れません。

個包装より大袋商品

子どものお菓子を買うときは、遠足やお出かけの予定を除き、普段使いするものならできるだけ大袋に入った商品を選ぶようにしています。

普段は個包装のチョコじゃなくて板チョコを買ってきて、チョコスコーンにしたり、チョコバナナにする。

バウムクーヘンは切ってある商品じゃなくて丸い大きいものを選ぶ。

日本だと包装なしの食品なんてほとんどないので、いろんな種類があって自分が購入の選択権を持っているなら、できるだけ包装が1つだけのものを選びます

私がいつも腹立たしく思うのが、ウインナーのパッケージ

なんで2袋をテープで巻いてるんだろう?

絶対に1袋に入るよね??

あのテープをぐるぐるはぎ取る作業も嫌だし、時間がないから適当にテープをほどいちゃって他の野菜の袋なんかにくっついちゃうのも嫌。

だからウィンナーは1袋にまとめて入っている某商品か、たくさん食べる予定の時は2倍の容量が入った大袋商品を買います。

調味料はプラ容器以外で少量サイズ

醤油や料理酒などは、できるだけプラスチック容器ではなく、紙パックやビンに入ったものを選ぶようにしています。

リサイクルにコストがかかることは十も承知です。

でも一度使ったきりでごみにされるプラスチックよりも、コストはかかるけど生まれ変わることのできる紙パック、洗ってまた使えるビンを選んだ方が環境に優しいと思うのです。

また、ビンや紙パックに入った商品は少量サイズであることも多く、新鮮なうちに使いきることができます

味に失敗したときもダメージが少ないです。

私は長年醤油ジプシーで色んな醤油を買っては試しています。

はずれの醤油に限って大容量サイズで使いきるのに時間がかかったんです。

この味好きじゃないな~とネガティブな気持ちになりながら毎日食すのは結構ストレスを感じました。

だから調味料は使ってみるまで味の当たり外れがわからないので、小さなサイズで試して、気に入ったものは大容量もよしとしています。

日本だと難しいプラ包装ゼロの買い物

ゼロ・ウェイストな暮らしを目指しても、日本ではやっぱりスーパーの高い壁を越えられません。

You Tubeで外国の方のゼロ・ウェイスト動画を見ると、野菜や果物だけではなく、シリアルやお菓子も量り売りのスーパーがあってうらやましいなと思います。

我が家の場合、家庭からでる可燃ゴミの7割がこの食品包装のプラスチックといっても過言ではありません。

個人商店も少なくなる一方で、サザエさんの世界のように野菜は八百屋、お肉は肉やさん、と馴染みの店で買い物することはほとんどなくなりました。

地元産の食材をたくさん扱っているお店や直売所だと野菜も裸のまま売っていることも多いですが、それ以外の食品はほとんどが包装されています。

ごみをゼロにすることは難しいけれど、なるべく出さない暮らし、つまりロー・ウェイストにすることは個人の努力によって近づけることができます。

私はゼロ・ウェイストじゃないと駄目!とひとつの考え方にがんじがらめになって買えないストレスが溜まるよりは、日本とアメリカは環境が違うからと割りきって生活した方がごみをなるべく出さない暮らしが長く続くのではないかなと思います。

バラ売り野菜を袋にいれずにそのままの状態でかごに入れる、エコバッグに入れる。

これだけでもビニール袋の枚数を減らすことができます。

一人一人の意識、行動を少しだけ変えて習慣にしてしまう。

それだけで、この世界は大きく変わる気がするのです。

 

お読みいただきありがとうございました!

【ゼロ・ウェイスト・ホーム】書評レビュー!一人の意識が世界を変える私は、毎日不要なものがないか目を光らせ、処分したりメルカリで売ったり、バザーに寄付したりしながら、家から使わないものを排除しています。 ...
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ミニマリスト、ゴミを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しています(^^♪

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つばき
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子供二人を持つ40代主婦です。 ゆるミニマリスト。 読書とハロプロをこよなく愛しています。