こんにちは、つばきです。
子供が成長するにつれてどんどん新しいものが必要になる反面、使わなくなるもの、年齢に合わなくなるものってありますよね?
わが家は下の子が5歳になり、そろそろ赤ちゃん時代のものはおしまい。
家にある赤ちゃん用品を手放す時期が来ました。
本棚にある本が子供の年齢と合っていない
我が家の本棚はカラーボックス1つと息子の手作り本棚の計4段です。
これとは別に私の蔵書は、寝室のクローゼットに20冊ほどあります。
カラーボックスにある本は主に子供の本が中心で、そのうちの1段は図書館で借りた本を入れるスペースになっています。
本棚はいつでも本が手に取れるように1階のリビングに隣接している和室に置いています。
寝る前にここから絵本を一冊選んで、2階の寝室に持って行くのがルールです。
寝室にごちゃごちゃとものが置いてあるとゆっくり休めないのと、寝ている間に地震が来たとしても何もモノが落ちてこないようにするために、すぐに手に取れる寝室には本棚を置かないことにしています。
必要な分だけ取りだすほうが、ものが散らからないと気づきました。
和室で子供たちの電車遊びや人形遊びに付き合っているときに、絵本の棚が目につきます。
散らかっていないか、本が上下逆に入れられていないか、図書館で読んだ本はもう全部読んだかなど、子供と遊びながらちらちら本棚を見て確認するのですが、最近気付いたことがあります。
それは、
赤ちゃん時代の絵本ばかり入っていて、子供の年齢にあった本が少ない
ということ。
それこそ、第一子の息子が生まれた時は毎月のように絵本を買いそろえていました。
でもここ最近は図書館の本を利用することが多く、本の購入は幼稚園で注文している「こどものとも セレクション」という雑誌形態の絵本ばかり。
小学2年生の息子が読むような読み物の本が明らかに足りません。
そこで、絵本の棚にあるもう子供が選ばない赤ちゃん絵本を手放すことにしました。
比較的きれいな絵本はメルカリで売却
絵本のカバーが揃っているもの、あまり読まなかったもの、読みじわやシミがなくきれいなものはメルカリに出品しました。
絵本のタイトルごとに相場を調べて、まずは1冊ずつ出品します。
クリスマスの時期はクリスマスにまつわる絵本が飛ぶように売れていきました。
せなけいこ、ノンタン、ミッフィー、かがくいひろし、ぐりとぐらなど、人気作家の絵本は高く売れました。
絵本を出品するポイントは、ダメージを細かく書くこと!
絵本を探しているにとって本のダメージは一番気になる点です。
ただお話が読めればいいというお母さんはダメージがあっても値段の安いものを必要としているし、きれいな状態の絵本が欲しいお母さんは値段設定が高くてもダメージの少ないものを選びます。
どの部分にどんなダメージがあるか丁寧に書くことで信頼も得られます。
購入してくださる方も、赤ちゃん絵本は赤ちゃんの使ったものだとわりきっているので、「絵本を噛んだ歯形がついています。」と商品説明に載せておけば、歯形があるような絵本も売れていきました。
1冊ずつ出品して売れなかったものは、まとめ売りにしました。
3冊で500円、5冊で1000円とか、ジャンルやダメージ具合をまとめて出品しました。
ダメージのひどいものはバザーに提供
ダメージのひどい絵本は、バザー品として提供しました。
ダメージのひどい絵本というのは、
破れがひどく図書館で使用しているブッカーで補強した絵本
歯形がひどくついている絵本
夫が子供のころの絵本(発行年が20年前)
日焼けやしみがある絵本
図書館のリサイクル絵本
らくがきがある絵本
などです。
近所のショッピングモールでは週3回福祉団体によるバザーが行われています。
衣類、食器、鞄、本、日用品、小型家電などを市民から集め、バザーで売り、その収益金がバザーを運営している福祉団体で働いている障がい者の方たちのお給料になるそうです。
バザーのほかにもカンやビン、ペットボトル、発泡トレイなどの回収も行っていて、その回収作業、分別作業を障がい者の方たちが行ってくれます。
私の家から資源回収のゴミ置き場が少し距離があるので、朝の忙しい時間になかなか資源ごみをたくさん持って捨てにいけないので、私はこちらのバザー会場を利用して、資源ごみを持っていくようにしています。
不要になった衣類や食器、本をバザー品として提供するだけでなく、自分の洋服や子供服、本も購入させてもらっています。
子供服は50円、婦人服は100円、本は50円と、ほとんど100円以内の値段設定になっているので、家計も助かっています。
いくらバザー品を提供していても買う人がいないと、ごみばかり増えることになるし、収益が上げられないと思うので、バザー品からお宝探しをして、嬉々として買い物を楽しんでいます。
ダメージのひどい絵本のほかに、一定期間経過しても売れなかった私の単行本も合わせて引き取っていただきました。
次の週にバザー品を見たところ、1冊以外はなくなっていたので、どなたかが買ってくださったのかなと思います。
新しい持ち主が見つかって、きっと絵本たちも喜んでいると思います(^^♪
今後は小学生向けの読みものを中心に
4月には息子が小学3年生、娘は年長になります。
絵本はもう充分持っているので、今後は小学生向けの読みものを中心に揃えていこうと思います。
私がよく利用するのがブックオフの100円棚。
かいけつゾロリやルルとララ、魔女商会、1年1組シリーズなど有名なシリーズは100円で提供されていることが多いです。
先日は、私が小学1年生の時に買ってもらった「トイレのかみさま」という本を100円棚で見つけ、買いました。
ケガをした近所の男の子、機械に指を巻き込まれてけがをしたお父さんを気遣う家族の優しいお話です。
息子にも読んであげたのですが、色々と思うところがあったみたいです(笑)
そんな子供の心の成長に気付けるのも、読み聞かせの醍醐味ですね。
それから、100円棚では見つからないかもしれませんが、マンガの伝記、マンガのことわざ、四字熟語の本もそろえたいですね。
私は子供のころゲームを買ってもらえなかったので、本が娯楽でした。
母も読書家だったので、毎月1回夜の本屋さんに行って好きな本を買ってもらうのが本当にうれしかったです。
その頃に出会った「キュリー夫人」「モーツァルト」「野口英世」の伝記は強く印象に残っていますし、ドラえもんのことわざの本をむさぼるように読んでいたおかげで、中学高校とテストの時にかなり助けられました。
漫画日本の歴史が家にあったら、もっと日本史が得意だったかもしれないな~なんて後悔もありますが、小学生の吸収力が高いうちに勉強の基礎となる部分を本や漫画を通して浸透させておきたいなという親心があります。
図書館も利用しているので、本は読んでいる方だと思うのですが、家の蔵書にあることで何度も手に取って繰り返し読めるという点が図書館の本とは違います。
大きくなっても何度も読み返すようなものは買い足し、ずっと読み続けられている古典と呼ばれるものにも触れてほしいなと思います。
先日、大人になってから初めて「あしながおじさん」と「小公女」を読んだのですが、30代の私でも学ぶものが多かったです。
暮らしはアップデートしていくもの
大人は身体的にも精神的にもあまり変化は感じませんが、こどもの1年の成長というのは目を見張るものがあります。
0歳児なんて生まれたときはただ寝ていることと泣くことしかできなかったのに、首が座り、腰が座り、ハイハイをし、立てるようになります。
その過程で同じものを同じように使い続けることって無理がありますよね。
最近我が家は娘の使っていた赤ちゃん時代のチャイルドシートを捨て、ジュニアシートからブースターシートにチェンジしました。
家にいたころよりも、保育園や幼稚園に入園するとその荷物が増えます。
卒園して小学校に入学するとまた新しく小学校で使うものを揃える必要があります。
このように体や心の成長に合わせ、子供に関するものをアップデートしていく必要があります。
ずっと赤ちゃん時代のものを持ち続けていたのでは、家が荷物でパンクしてしまいます。
そして本当に必要な物を取りだせなくなってしまいます。
子供の成長を見ていると、時間や年齢、環境に合わせて日々暮らしをアップデートしていく必要性を感じられずにはいられません。
いつまでも「お母さんお母さん!」と言ってくれることは叶わないこと、家族よりも友達を選ぶ日がやってくること、いつか独り立ちしていくこと。
子供の成長に合わせ、私自身も自分を成長させていかないと、と思います。
赤ちゃん絵本を手放す行為は、もう自分の子供たちは赤ちゃんじゃないと私が自覚する作業でした。
大きくなった子供の成長を喜び、子供が今必要としている本を買ってあげたいなと思います。
ミニマリスト、ゴミを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しています(^^♪
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