小学生になると、お友達と遊んだり習い事に出かけたり、一人で外を歩く機会が増え、子どもの安全が気になりますよね?
小学生の息子の友達も、首からキッズケータイを下げている子が多くなってきました。
親が格安SIMでスマホを運用している場合、キッズケータイを契約した方がいいのか、それとも格安SIMを契約してスマホを持たせた方がいいのか悩みますよね?
そこで、キッズケータイの場合、格安スマホの場合、その他のサービスを比較し検討しました。
目次
親が格安SIMの場合のキッズケータイ
親がキャリアのスマホを使っている場合は、家族で同じキャリアのキッズケータイを持たせればいいだけですよね。
同じキャリアなら子供の居場所もGPSで確認できます。
でも親が格安スマホの場合はどうしたらいいのでしょうか?
そこで、携帯各社のホームページを比較検討しました。
1.キャリアのキッズケータイに単独で新規契約する
私が調べたところ、キャリアが出しているようなキッズケータイの端末が使える格安SIM会社はありません。
docomo系列のSIMカードならdocomoのキッズケータイにさして運用できるようです。
祖の場合、GPSで子供の居場所を特定することはできず、通話のみ使用可能です。
また、子供だけキャリアの新規でキッズケータイを契約した場合も同じくGPSは利用できません。
子供だけドコモで契約した場合は、ひとり割を適用してだいたい月800円。
それにiモード契約もつけて月1100円+通話量で運用できます。
2.格安SIMで自作の見守りスマホを作る
私は楽天モバイルを契約しているので、楽天モバイルのSIMカードを私のお下がりの端末に差して自作の見守りスマホを作ることも考えました。
この場合、通話SIMのベーシックプランの契約で1250円。
通話SIMでないと110、119などの緊急連絡ができません。
防犯の意味で持たせるのなら、この緊急連絡ができなければ危険にさらされたときに意味がないかもしれません。
子供が契約者の場合はi-フィルターforマルチデバイスというフィルタリングサービスの契約が必須になります。
こちらの月額使用料が月300円かかります。
楽天スマホを子供に持たせる場合の最低利用料金は、月1550円です。
もっと安いプランを提供している会社の格安SIMカードを利用し、無料の見守りアプリをインストールするという方法もあります。
3.ドコモのガラケーに楽天モバイルのSIMをさして使う
楽天モバイルのSIMを契約して、以前使っていたドコモのガラケーにさす方法も考えました。
この場合もGPSで位置追跡はできず通話のみとなります。
ガラケーなので無料の見守りアプリをいれることまできません。
ならば使用感はキャリアの新規キッズケータイと同じですね。
月々の利用料もキャリアと楽天モバイルとであまりかわりがありませんでした。
なぜキッズケータイを持たせたいのか?
ここまで考えて、私はどうして子供にキッズケータイを持たせたいのか考え直すことにしました。
私がキッズケータイが必要だと思った理由は、子供がどこにいるか現在地を知りたいからです。
通話機能しか使えない端末だと、子供に「どこにいるの?」といちいち電話をしなければなりません。
息子のように小学校低学年だと、お母さんからの電話が嬉しくてまめに出てくれそうですが、すこし反抗期を迎えた中学年以降の女子だと難しいかもしれません。
毎回電話していたんじゃ子供にうるさく思われます。
あくまでも、お母さんはあなたのことを信じてるけど、どこにいるか不安で知りたいの!という確認のためのGPSがほしいのだと気づきました。
そして、子ども見守りサービスのGPS BoTのことを知りました。
見守りGPS BoTのサービスとは?
BoTは、周辺のWi-Fiアクセスポイントの電波から端末の位置情報を特定します。
端末を持たせると見守る側のスマホに位置情報が通知されます。
1週間くらいで学習し、自宅、学校、塾などを覚え、地点を出発するとスマホに通知が来るようになります。
最近では徘徊の高齢化対策に使う家庭も増えているみたいです。
口コミを検索すると、
充電は4日に1回くらい
充電が少なくなると見守る側のスマホに通知が来る
充電が切れそうなとき端末からはアラーム音がならない
携帯禁止の学校にも持っていくことができる
初期費用も運用費用も安い
とあり、期待が持てます。
何かあったときに子供側から、親側から通話をするということはできませんが、息子はまだ低学年なので行動範囲も狭く、徒歩で迎えに行けるので、通話できなくても大丈夫だと思います。
どのルートを歩いたかも確認できるので、親御さんのことも知らない、名前も知らない友達と遊んだときも、この辺にすんでいる子なのかな?と少し安心できます。
携帯禁止の学校にも持っていけるので、登下校中の見守りもできますね。
最近の事件は登下校中に起きていますので、学校まで距離があるお子さんも安心材料になります。
中部電力のどこニャンに決めました
私は同じBoTの端末サービスを提供している中部電力のどこニャンにしました。
全国の電力会社でも名称は違いますが、同じサービスがあるようです。
電力会社を通さなくても、個人でアプリをダウンロードし、購入まで進むこともできますが、電力会社のもののほうがキャンペーン中で安く買えました。
ちなみに、
どこニャンGPS BoT 端末価格 3980円(8月31日までのキャンペーン価格)
月額サービス利用料 480円
です。
個人的に手配するよりも1000円安く契約できました。
BoTは、
契約事務手数料:無料
年縛り:なし
解約料:無料
保護者のアプリ:無料
アプリでの位置サーチ:無料
キャリア縛り:なし(格安SIMのスマホでも使えます)
と、端末を買ってしまえばランニングコストは月480円しかかかりません。
少し使ってみて解約することになっても、納得できる安心料だと思います。
キャリア縛りがないので、楽天モバイルを使っている我が家も使えます。
ただ、タブレット、パソコンでは対応していません。
まとめ
私の場合、子供に携帯、スマホを持たせるのはできるだけ遅い方がいいという考え方なので、今回決めたGPS BoTは「子供の居場所を知りたい」という私の希望に合ったサービスです。
子供にキッズケータイを持たせたい理由は何なのか?
どういったサービスがあれば満足するのか?
月額使用料はいくらまで出せるのか?
こういった質問を自分に投げかけることで、家庭に合った見守りサービスが見つかると思います。
GPS BoTのレビューや、100円ショップで揃えたケースのことなども記事にまとめました。
GPS BoTは親が格安SIMを使っている場合の選択肢に十分なり得ると思います。
お子様の見守りサービスの検討にお役立てください(^_-)-☆