こんにちは、つばきです。
マキさんのエコな生活は、私のゼロ・ウェイスト・ライフに影響を与え続けています。
そんなマキさんの新刊が出ましたので、早速読みました。
今回の本は「マキ流やめていい家事」というタイトルです。
マキ流やめていい家事
シンプルライフ研究家 マキ
2018年7月発行
まず、私は妻とはこうあるもの、母とはこうあるものという理想が高いんだなと感じました。
正社員としてバリバリ働きながら、家事の大部分を担っていた母親の影響もあると思います。
母はあまり周りの人に頼らないタイプ(私たちが頼りにならなかっただけかもなの)で、家事は母がやるものと思い込んでいました。
いま私自身が母になって、「家事は住んでいる人みんなで行うべき」と思うようになりました。
私は専業主婦なので、家事も育児も完璧に一人でこなさなくてはいけないと思い込んでいました。
だから「家事をやめていい」なんて発想がなかったです。
え!?家事やめていいの!?(‘Д’)
私がぜひ暮らしに取り入れたいと思った項目を紹介します(^^♪
スーパー通いに労力は使いません!
私は一日の家事のなかで一番時間がもったいないと感じていたのが、スーパーへの買い物です。
まとめ買いをすると食材を腐らせてしまうことが多く、それが嫌なので近所のスーパーにちょこちょこ買いをしています。
でも、子供が早帰りのときにスーパーにいっている暇がほとんどない。
専業主婦だから買い物の時間なんてたっぷりあると思ったら大間違いなんですよね。
洗濯や朝食の片付け、部屋の片付け、ほうきがけ、水拭きとやっていると、時間があっという間に過ぎていきます。
メルカリの出品、発送、ブログの執筆をしていると、「スーパーに行く時間がもったいない!」とよく思います。
マキさんは買い物のほとんどを生協で注文して届けてもらっています。
その記事を見て、私ももう一度生協を利用しようと思いました。
これまでは生協でしか手に入らない食材のみ注文していたのですが、夏休みということもあり、一週間分で少し足りないくらいの量を注文するようになりました。
ちょこちょこ買いの時は、ほしい食材だけ買って帰ってくることができませんでした。
私が心の弱い人間なので安売りしているものを買ったり、ついで買いの傾向があり、2、3個の買い物のつもりが気づいたらエコバッグ1つ分になっていたということがよくありました。
生協の買い物は少し値段がお高めですが、買い物の時間の節約、運ぶ労力の節約になっています。
またキャベツを1玉買うのではなく、半分を買い、毎週新鮮なキャベツを届けてもらうほうが、おいしく使い切れることに気付きました。
また、生協は牛乳パック、商品の入っていたビニール袋、発泡スチロールだけでなく、卵パックも回収してくれます。
卵パックって捨てるときにかさばるから嫌だったんですよね。
少しでもゴミになるプラスチックを減らしたいので、卵は生協で買うことにしました。
他にもエコなトイレットペーパーや洗剤を多く取り扱っていて、環境に優しい企業だと感じるので、積極的に利用してゼロ・ウェイストな暮らしにつなげたいと思います。
目先の便利に飛びつきません
世の中にはどんどん便利なものができてきて、100円ショップでもたくさんの便利グッズが売っています。
でも、そのひとつひとつを生活に取り入れていたのでは、家はモノだらけになるし、使わなくなったモノを捨てる手間も増えます。
「あったらいいな」にすぐに飛びつかず、まずは自分の頭で考えてみる。
そして、自分の手を動かして不便を解消してみる。
それでもだめなら購入を考えるという少し回り道をしてみることで、モノを増やす機会も、お金を使う機会も減ります。
マキさんはコーヒーフィルターは紙製のフィルターをやめて、ネル生地を手縫いして手作り。
使い捨て生理ナプキンをやめて煮沸消毒して何度も使える月経カップへ。
私も月経カップはずっと気になっていたアイテムです。
ケミカルナプキンを使った時のかゆみ、蒸れが気になるので、生理3日目まではコットン製の使い捨てナプキン、4日目以降は布ナプキンを使っていました。
でも、専業主婦でほぼ家にいるので、手が汚れても大丈夫な環境です。
月経カップを使った方はみなさん口々に「もうナプキンには戻れないほど快適」とおっしゃいます。
試してみる価値ありですよね。
生理の度に使い捨てゴミを出さずに済みます。
服は一から子供に選ばせません
私も自分の選んだ服を子供に着せているのですが、マキさんはさらに徹底しているなと感じました。
子供服は同じシルエット、系統のものを2~3パターン用意。
どれを組み合わせてもちぐはぐにならないように揃えています。
子供服を選ぶ基準は、襟が開きすぎていない、素材がいい、気軽に洗えてストレッチがきいているもの。
そして、週末はファミリアやミキハウスなど、子供のことを考えてしっかりと作られている一流ブランドのワンピースを着せる。
週末は少しお嬢さんぽい服装を着せることで、子供の気分も上がるそうです。
その週末に着せる一流ブランドの服は、中古品を買いしっかりエコ!
一流ブランドのものは作りがしっかりしているので、中古のものでもサイズアウトまでしっかりもちます。
私もこの考えを取り入れようと思いました!
一流ブランドの服は高いけれど、長い目で見るとエコでお得。
半径2km以内にリサイクルショップが4軒もあり、リサイクルショップが充実している地域に住んでいるので、中古のブランド服を取り入れようと思いました。
安い服を1シーズンで着倒して処分するより、その方が環境に優しいと思うからです。
大きめサイズを買って、翌年まで子供服を持ち越すという考え方はやめました。
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そのため、シーズン終わりに子供服は売ったり寄付したり、毛玉や汚れがひどいものは資源ごみに出したり掃除用のウエスにして、すべて処分することにしています。
これからは新しい服の選択肢のほかに、中古品も取り入れようと思います。
苦手なアイロンがけはしません
この項で私が取り入れたいと思ったのは、アイロンのことではありません(笑)
この項に載っている写真で、ご主人が自分でボタン付けをしている場面が載っているんです!!
これはね、私の家では考えられません!!!!
夫は人のことどころか、自分のことも何もしない人、何もできない人。
私が忙しく動いていたり、風邪で寝込んでいてご飯がなかなか出てこないときも、ご飯が出てくるまで何時間でも待つ人です。
自分のものを直す、磨く、手入れするといった様子を見たことがありません。
だから、マキさんのご主人のボタン付けの写真を見た時は「神か!( ゚Д゚)」と思いました(笑)
でも冷静に考えれば、家庭科の授業で全員がボタン付けを習っているわけだし、一人暮らしの男性は自分でやっているはずですよね。
完全に夫が私に甘えている構図です。
マキさんのご主人は掃除もするそうです。
そして、私が一番自分に足りないと思ったのは、
そして大切なのは子供たちの前でパパを立てること。
「すごい!」「面白い!」「やさしい!」などと言って、我が家では、
パパが一家の大黒柱であるという刷り込みをさりげなくしています。
私、全然してない・・・。
夫に頼んでも期待を裏切られることが多く、もう頼りにするのはやめたんです。
夫は興味のないことは聞いてないし、察してというのも無理です。
話が通じない、意味が分かっていないということが多く、私はいつも孤独を感じています。
「この人は頼りにならない。自分でやったほうがまし。」
この思いが、自分を苦しめ、二人で背負う責任や家事を私が一心に引き受けてしまって、自分で自分の首を絞めていた。
マキさんはこんな風にも言っています。
妻だから、母だからと気負って、家族のことを何から何まで完璧にこなそうとしてはどんどん家事や仕事が増えていきます。
「得意なことはどんどん任せる」ほうが、お互い心地よい関係が築けるのではないでしょうか?
本当にその通りだと思います。
まとめ
家事をやめていい。
専業主婦の私は家事、育児こそが私の仕事と思っていたので、それをやめるという発想はありませんでした。
でも全部自分で背負い込んで、息苦しくなっていたのも事実です。
夫が生活費を稼いでいるから、逆らえない。
私は夫よりも格下。
私の頭の中は自分のことよりも、家族のこと、家のことばかりになっていました。
でも家事を工夫してやらなくていい家事をやめることで、自分のために時間を使えるようになったり、自分の頭の中を整理する時間ができます。
本当にやりたかったことができるようになるのです。
何もかも完璧にこなそうと思わずに、適度に力を抜いて、自分のやりたいこと、やりたい暮らしに向き合う力を蓄えようと思います。
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