こんにちは、つばきです。
ようやく子供たち、そして親の私も学校や幼稚園生活を取り戻しつつあります。
それでも私はまだまだ頭の中が夏休みモード(笑)
幼稚園のスイミングの準備を忘れたり、歯磨きカレンダーをさせるのを忘れたりと、私のボケボケな頭のせいでしっかり者の娘に迷惑をかけている状況です。
私もしっかりルーティーンを元に戻さないと!
さて、夏休みの終わりくらいでしょうか?
新聞で、「ランドセルが重すぎて子供の骨格形成上良くないから、使わない教材は置き勉など対策を考えるように」といった内容を拝見しました。
いわゆる置き勉の推奨を国が言っているんです。
確かに、大人が持ってもランドセルってこんなに重いの?ってくらいずっしり感じます。
そこで、小学2年生の息子が使っているランドセルを計量してみました。
目次
ぴょんちゃんランドセルの牛革タイプ
息子の使っているランドセルはぴょんちゃんランドセルです。
モノの扱いが悪く、とにかく丈夫なものを!という点を重視して選んだお気に入りのランドセルです。
クラスで一番小さい息子の体形にもやさしくフィットするカーブを描いた肩ベルトが特徴的です。
このベルトが体にフィットしているおかげで走ったりジャンプしても上下に揺れることがありません。
そのため上下に体が持っていかれる感覚がなく、ほかの軽量ランドセルよりも軽く感じたんです。
ぴょんちゃんランドセルには人工皮を使ったクラリーノと、牛革を使ったタイプがあります。
ぴょんちゃんランドセルについては、こちらの記事に詳しく書きました。
ランドセル選びの参考にしてください。
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小学2年生のランドセルの重さは約4.5kg
息子の使っている牛革タイプは空の状態で約1230gです。
実際にランドセルの重さを測ってみました。
小学2年生の息子のランドセルは3.2kgでした!
でもこれは帰宅後の重さ。
お茶を飲んで帰ってきているので、朝はさらに800mlの水筒、600mlの水筒を満タンにして持っていることを考えると、肩にかかっている重さは4.6kg~4.8kgということになります。
息子の体重は18kgなので、体重の3分の1ほどを背負っていることになります。
そう考えると、かわいそう。
ランドセルの中身は、
この時期は運動会の練習をしていることもあり、教材は少なめです。
算数の教科書、ノート、計算ドリル、計算ドリルノート、計算カード、
国語の教科書、ノート、漢字ドリル、漢字ドリルノート、
宿題用のノート、下敷き、連絡ファイル、筆箱、
体育用のタオル、給食袋、2本目の水筒、
家の鍵、BOT(GPS端末)、マスク、ビニール袋
これが常に入っている教材で、音楽や生活の授業があるときはその教科書が増えます。
小学2年生だと、授業もほとんど国語と算数が中心の時間割なので教材が多岐にわたるということもなく、いつもランドセルの半分くらいが埋まる量です。
5kgの米をおんぶして徒歩15分を2セット
小学2年生のランドセルだから軽い方なんですが、それでもやっぱりかわいそうだなと思います。
だって5kgの米をおんぶして15分歩くんですよ( ;∀;)
それを1日2セットするんですよ。
大人でも毎日続けるのって大変ですよね。
それを小さい体の子供たちがやっているんだから、どうにかならないのかなって思います。
夏の暑い日も、雨風の強い日でも、冬の寒い日も泣き言を言わず背負って歩いてるんです。
おまけに私の地域の小学校はエアコンがないので、猛暑の中扇風機だけで暑さをしのぎ、冬は着こむことで寒さをしのいでいます。
しかも教室に持ち込んでいい衣類はシャカシャカ音のならない綿やフリース素材でないといけないという決まりがあって、どんなに寒くても綿の服を重ね着することでしか防寒できないんです。
ユニクロのウルトラダウンなど薄手のものでも着ることができたら、だいぶ変わると思うんですけどね。
子供たちはどうしてこんな苦行を毎日しなければいけないのでしょうか?
ランドセルじゃないといけない理由ってあるの?
こうなってくると、「そもそもランドセルじゃないといけないのか?」という疑問が出てきます。
1年生になるときにランドセルを買って、それを一番体形の変わる6年間ずっと使い続けるというのも、よく考えてみると無理な話です。
だから小学校低学年の子の体に無理がかかってきてしまうし、高学年の子で体が大きくなってランドセルが窮屈に見える子もいますよね。
1つのものを長く使うという観念は教えられるかもしれないけれど、体の成長に合わせてリュックサックを買い換えてあげるほうがよっぽど子供のことを考えているのではないか、と思います。
それに、ランドセルは年々高額化しています。
私が子供のころ、ランドセルって1~2万円くらいだったと思うんです。
今はランドセル5万円~6万円の価格帯が平均だと思います。
物価が上がっているものの、お給料は何も増えてない世の中ですから、家庭のランドセル負担は大きくなっています。
リュックサックを買い換えてあげるほうが、家計にも優しい。
そもそも、今のランドセルって色も多様化しててお揃い感がないですよね。
ランドセルの形は同じだけど色はバラバラなんだし、それがリュックサックにとって代わっても見た目はそれほど変わらないと思うのは私だけでしょうか?
リュックサックを買い換える方法になれば、女子に見られる「ランドセルの色、刺繍に飽きるかも」問題も解決すると思うのですが(笑)
地域の中学校は学校によって市販の好きなリュックサックだったり、手提げのスクールバッグだったり、学校によって採用しているバッグが違うので、小学校もそうなればいいのになと思います。
でも、よく考えてみたら、小学校から「ランドセルを買ってください」っていう指示はなかったな。
学校説明会でも「うちの学校はランドセル通学なので、ランドセルを用意してください」というような話も文書もありません。
みんな暗黙の了解でランドセルを買っているってことですよね。
プリント1枚だけ持ち帰る学校もある
後日、テレビのニュース番組で置き勉について取り上げているのを見ました。
ある小学校では、低学年のうちはお揃いの綿のショルダーバッグを使います。
そして家に持ち帰るのは筆箱、連絡ファイルだけ。
この連絡ファイルに宿題プリント1枚を入れて帰ります。
これなら水筒の重さを足しても幼稚園の頃と重さは変わらないし、いい取り組みだなと思いました。
現時点でランドセルを軽くする方法はなにもない
話が少しそれちゃいましたが、現時点ではランドセルが重くてふらついて歩いている小学校低学年の子どもにやってあげられる方法は、なにもありません。
学校で使う最低限のものしか持っていっていないのに、もうすでに重いのですから(笑)
下校の時に近所まで少し迎えに行ってあげて、帰りにほんの少しの距離を親がランドセルを持ってあげる。
はたから見ると過保護だなと言われるようなことしか、してあげられることはないんです。
子供が毎日自分の力で持っていき、自分で持てる体力や筋力を作る。
それしかないんですよね。
小中学校の普通教室にエアコンが付けられるよう予算計上されたみたいですが、こちらのランドセル重い問題も進展があるといいなと思います。
2019年3月追記
その後子どもの小学校では、音楽の教科書、音楽の歌本、書写の教科書は置き勉の措置が取られるようになりました。
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