こんにちは、つばきです。
風が涼やかで優しい5月は、おそうじするのにぴったりですね。
そんな陽気に誘われて、今日は冷蔵庫の上と棚の上をセスキでピカピカにしました。
冷蔵庫の上は、今後のおそうじが楽になるようにきれいになった後ラップを敷きましたよ。
未来の私が楽できるように、今の私からのプレゼントです(^^♪
今回は、モノを捨て続けている私がたどり着いた究極の米びつについてです。
目次
たかが米櫃、されど米櫃
みなさんは、米櫃(こめびつ)ってどんなものを使っていますか?
私の米びつの変遷はというと、
実家から届いたお米が入っていた段ボールそのもの
レバーを押すと1合、2合とお米が計量されて出てくる米びつ
プラスチック製で黒くてお米の粒がはっきり見えるもの
1.5リットルのペットボトルにお米を移し替えたもの
このようなものを使ってきました。
思っていたより場所を取ったり、使い勝手が悪かったり、衛生面が気になったり、なかなか納得のいく米びつは見つかりませんでした。
中でもダントツで利用しているのが、段ボールでした”(-“”-)”
私の実家からと、夫の親戚からありがたいことにお米を送っていただいています。
お米がなくなりそうになると、私が実家に電話して5kgのお米を送ってもらいます。
夫の親戚からは何の前触れもなくどーんと30kgほど年2回届きます。
そのため、私の実家からお米が届いた直後に、今度は夫の親戚から大量にお米が送られてくることがあるんですね。
そうなると、お米をキープして置く場所がないので、一方は段ボールに入れられたまま保管していました。
段ボールにさえ入っていれば、移動も楽だからというずぼらな理由です。
しばらく使う予定のないお米は、キッチンに隣接するファミリークローゼットの隅で保管しています。
段ボールでお米を保管すると虫が湧くことがある
「お米がなくなったし、こっちの段ボールのお米を食べよう!」
と開封すると、あることに悩まされていたんです。
それが、虫!!
近所にいくつかコイン精米所があるものの、子育てをしていて子連れで大きなお米の袋を抱えて行くのはなかなか大変なので、お米は精米した状態で送ってもらっています。
開封が遅くなると虫が湧いていることがあるんですね。
それを見つけた時のショックと言ったら・・・。
お米に発生する虫は、コクゾウムシ、メイガ
お米に発生した虫は、コクゾウムシまたはメイガという虫だそうです。
コクゾウムシは米粒に穴をあけて、中に卵を産み付けます。
数日でふ化し、お米の中を食べ続けてやがて成虫となり、米粒の中からでてきます。
メイガは、身の回りにどこにでもいる小さな蛾です。
糠を好んで食べて成長し、白い糸を出してさなぎになる過程で、この白い糸がお米の粒をくっつけてしまいます。
購入時のお米の袋など食い破って中に入り込んでしまうこともあります。
そのため購入時の袋に入れたまま保存することはメイガの産卵、成長を繰り返してしまう原因になります。
お米専門店ライスピア米蔵さんに、コクゾウムシ、メイガの詳しい説明があります。
参考にしてください。
虫が湧かないようにするには、気温、湿度に注意
虫が湧いてようが大切なお米を無駄にするなんてこと、私にはできません(/_;)
お百姓さんが一生懸命作ってくださった大切なお米です。
田舎の母に対策を聞いたところ、
「一度虫が湧いてしまっても、新聞紙に広げて明るいところにおいて、虫がどこかに飛んで行くのを待てばいいよ。
昔はそうしていたよ。」
と教えてくれました。
でも調べてみると、コクゾウムシは食べてしまうと人によってはアレルギーを起こす場合があり、虫が発生したお米は食べない方がよいそうです。
あとは、いつもよりよく洗って炊くときの虫の混入を防ぐということくらいですね。
そうはいっても、一度動く虫を見てしまうと、食べるのはためらってしまうもの。
簡単に虫を防ぐ方法はないかと調べてみました。
たどり着いたのは、野菜室を米櫃にしてしまうこと
ネットで検索してみると、
ペットボトルにじょうごを使ってお米をうつし、ペットボトルを冷蔵庫で保管する
という方法が見つかりました。
早速100円ショップでじょうごを買い、ペットボトルのお水を買いました。
我が家はほとんどペットボトル飲料は買わないので、お米を入れるペットボトル欲しさに水を買うというのはちょっと違うな・・・と思いながらも、チャレンジしました。
でも、
ペットボトルにお米を入れるときにお米が飛び散って掃除が大変
ペットボトルを完全に乾かさないとカビが心配
ペットボトルを殺菌できないことが気になる
お米のためにペットボトルを買うのが嫌
こんな理由から長続きしませんでした。
そんな時、
「野菜室で使っていない棚を米びつにしちゃえば!?」
とひらめきました!
引き出し式の冷蔵庫なら、野菜室を米櫃化にするのが簡単
私の家の冷蔵庫は三菱のものです。
冷凍庫と野菜室が、下の画像のように引き出し式になっています。
これは野菜室の様子です。
あまりモノを増やしたくないので、スーパーへの買い出しは週に2回。
買ってきた食材はすべて冷蔵庫の上段に収まるため、冷蔵庫下の野菜室は、
1段目:アイスノン
2段目:運動会用保冷材
3段目:キャベツ、白菜
4段目:空白
という無駄な使い方をしています。
この空の4段目にお米を保管しようと考えました。
引き出しは丸洗いできるので、きれいに洗って乾かし、お米を入れました。
中には計量カップと、鷹の爪を入れています。
だいたい5kgくらいのお米が入ります。
お米が送られて来たら、ここに入れることによって、いつまでも段ボールが台所の床を占領するということもなくなりました。
お米屋さんのHPを拝見すると、密閉容器に入れたほうが良いということなので、ジップロック袋に入れて保管するほうがいいかもしれませんね。
まとめ
冷蔵庫の野菜室を米びつにしてしまうという発想は、我ながら素晴らしいと思います。
でもこれはミニマリストだからできること。
食料が冷蔵庫にパンパンに入っているようなマキシマリストには真似しようと思っても真似できないアイディアです。
冷蔵庫を米びつにしたことによって、空いている空間、冷却に必要な電気を無駄なく使えるようになりました。
おまけに冷蔵庫はどのご家庭にもあるものですから、改めて米櫃を買う必要がなく、無駄なお金、無駄なスペースも使いません。
冷蔵庫の構造によっては難しいかもしれませんが、野菜室や冷蔵庫の空間を仕切ったり、保存袋に入れることで、冷蔵庫を米櫃にすることは可能です。
新しくものを買ってきて解決するのではなく、今あるものを有効活用できないか考えることは、頭の体操にもなります。
お米の虫に困っている人、お米の保管場所に頭を悩ませている人たちの参考になれば幸いです。
ミニマリスト、ごみを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しています(^^♪
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