ゼロ・ウェイスト

【ゼロ・ウェイスト・ホーム】書評レビュー!一人の意識が世界を変える

私は、毎日不要なものがないか目を光らせ、処分したりメルカリで売ったり、バザーに寄付したりしながら、家から使わないものを排除しています。

みなさんは、モノの要る要らないをしているときに

・まだまだ使えるのに捨てるのは惜しい

・もう捨てるのは飽き飽きした

・途方もないくらいの不用品に囲まれて絶望的な気持ちになった

こんな感情になったことはありませんか?

捨てて捨てて捨てまくった人が抱えた罪悪感を払しょくする方法に、ゼロ・ウェイストがおすすめです。

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ゼロ・ウェイストの意味とベア・ジョンソンさんの暮らしぶり

ゼロ・ウェイストは、英語でzero wasteと書きます。

wasteは、消費する、無駄遣いをするなどの意味があります。

つまり、消費や無駄遣いをゼロにする暮らしのことです

ゼロ・ウェイストで一番有名な人は、おそらくアメリカのベア・ジョンソン氏です。

私が初めてベア・ジョンソン氏を知ったのは、彼女のTEDのスピーチです。

You Tubeの動画を見ると、彼女がスタイリッシュで生き生きとしていて、とても豊かな生活を送っているのがわかります。

ベア・ジョンソンさんの家族4人が1年間に出すゴミの量は、メイソンジャー1つ分

驚異的なゴミの量です。

それは、彼女が

1.リフューズ(不必要なものは断る)

2.リデュース(必要なものを減らす)

3.リユース(買ったものは繰り返し使う)

4.リサイクル(1,2,3、どれもできないものはリサイクルする)

5.ロット(残りはすべてたい肥化)

という5つの段階を経て、ゴミを減らしているからです。

彼女の生活に密着した番組を見ると、

DMやタダでもらえるものは断る

調味料や飲料はリサイクルできる容器に入っているものを選ぶ

食材の買い出しはバラ売りスタイルの場所を選び、自宅から持ち帰る袋や瓶を持参する

生活用品(例えば歯ブラシなど)はコンポストに入れてたい肥化できるものを選ぶ

洋服や靴などはセカンドハンド(リサイクル品)を選ぶ

など、私がすぐにでも取り入れられる方法もありました(^^)

TEDのスピーチの会場で、彼女は「このヒールもセカンドハンド(リサイクルショップ)で5ドルで買いました」と会場を沸かせていました。

確かに、周りの人はその人がはいている靴や洋服がリサイクルショップで買ったものか、新品で買ったものか、ほとんど意識していませんよね?

そして、新品の物は買ったとたん中古品になります。

世の中にあるものはほとんどが中古品ということになります。

【ゼロ・ウェイスト・ホーム】の書評レビュー

YouTubeでベア・ジョンソンさんの動画を見たり、ゼロ・ウェイストを実践している人の動画を見て興味を持ちました。

そこで、ベア・ジョンソンさんの著書【ゼロ・ウェイスト・ホーム】を手に取りました。

 

私はこれまでも、ベニシアさんの本や番組が「エコな生活」のマキさん、「電気代500円」のアズマカナコさんが好きで、彼女たちの暮らしにあこがれていました。

となりのトトロに出てくる草壁家のような昭和30年代頃の暮らしが大好きです。

彼女たちの本を読んで影響を受けた私は、できるかぎりプラスチック製品を選ばず、リサイクルに回せるようなビンや金属、木製のものを選ぶように注意するようになりました。

【ゼロ・ウェイスト・ホーム】ベア・ジョンソンさんの豊かな暮らしぶり

【ゼロ・ウェイスト・ホーム】の本には、ベア・ジョンソンさんがどんな家に住んでいるのか写真も載っています。

彼女の家は本当に何もなくて、ガラス瓶が整然と並んでいるんです!

そして、シンプルでおしゃれ!

エコな生活ってなんだか貧乏くさくてダサいイメージがありませんか?

そのイメージを覆すシンプルで、優雅な生活ぶりです。

そして彼女は我慢している様子はなく、ゼロ・ウェイストを楽しんでいるのが伝わってきます。

特にキッチンに並ぶビンは圧巻です。

小麦粉などの粉物や調味料、乾燥した食べ物は統一された瓶に入れられ、一目で残量がわかり、使い勝手がよさそうです。

モノがないシンプルな家に住み、着ているものもおしゃれ。

本当に中古品を利用しているのか?と思うような身なりで、全然貧乏くさくみえません。

ベア・ジョンソンさんは、家族全員でゴミを出さない暮らしを実践していくことで、消費に踊らされたり、モノに支配されない暮らしに変化したと言います。

そしてモノよりも体験を大切にする暮らしへと変わっていき、以前より心の豊かさを味わえるようになったそうです。

これは、ミニマリストの人と同じ共通点でもありますね!

自分に不必要なものをそぎ落としていった結果、モノが幸せを作ってくれるのではないことに気付きます。

そして、人とのつながりや体験に時間とお金を使うようになっていくのです。

主婦一人がゼロ・ウェイストに挑戦しても十分な結果は得られる

正直、ベア・ジョンソンさんのようなストイックな生活は難しいと感じます。

でもよく考えてみると、家に持ち込むほとんどのモノは私が買い物をして持ち込んでるのです。

どのご家庭でも、買い物を主婦が担うことが多いと思います。

だから、家族に協力を得られなくても、主婦一人でも「ゼロ・ウェイストを目指すぞ」と意識を高く持って買い物をすれば、家庭のゴミの量はかなり減るはずです。

【ゼロ・ウェイスト・ホーム】を読んで私が実践していることは、

・できるだけプラスチック製のものを選ばない

・食料品は近くで作られたものを優先して買う

・必要な量だけ、使い切れる分だけ買う

・おやつや小物など作れるものは自分で作ってみる

・生ごみはコンポストに入れてたい肥化する

・バザーやメルカリを利用する

です。

上記のことをやっているだけでも、ゴミの量は格段に減っています。

特に生ごみをコンポストに入れるようになってからは、ごみ袋が45リットルから30リットルで事足りるようになりました。

ゴミが減ればそれだけ、有料ゴミ袋を買う頻度が減ります。

ゴミは元々はお金と交換したものなので、ごみが減ったと言うことはお金を無駄に使っていないということです。

ベア・ジョンソンさんはゴミを出さない暮らしをするようになって、食や体験の満足度は上がったのに、支出は減ったと言っています。

モノを有効活用することで、捨ててしまうお金も減るということですね。

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まとめ

もしあなたが片づけをしていて捨てることにつかれた、もう、すぐゴミになるような買い物はしたくないと思うなら、ゼロ・ウェイストな暮らしを取り入れてみませんか?

片づけに追われる未来の自分が楽できるばかりでなく、未来の子供たちや孫の世代に大切な環境を残してあげることができますよ。

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ABOUT ME
つばき
つばき
子供二人を持つ40代主婦です。 ゆるミニマリスト。 読書とハロプロをこよなく愛しています。