ゼロ・ウェイスト

家族4人で電気代500円のアズマカナコさんの贅沢な暮らし

こんにちは、つばきです。

みなさんは一ヶ月の電気代はいくらくらいですか?

オール電化の我が家では、

春と秋 6000円

夏 8000円

冬 10000円

くらいです。

夏は24時間エアコンをつけています。

冬はエアコンは使わず灯油ストーブを使っています。

洗面や食器洗いの時にお湯を使ったり、お風呂の湯量を20リットル多くするせいか、夏よりも高くなっています。

電気代の多くは照明器具とエコキュートによる湯のわき上げと聞いたことがあります。

そんな中、東京の一戸建てに住み、我が家と同じ夫婦と子ども二人という家族構成で、電気代が500円で済んでいる家庭があります。

それがアズマカナコさんです。

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アズマカナコさんとは?

アズマカナコさんとはいったいどんな人なのか?

本のプロフィールによると、

1979年生まれ。

東京郊外の住宅地で、築60年の日本家屋に暮らしながら、車、エアコン、冷蔵庫、携帯電話などのない生活をしている。

4人家族でひと月の電気代は500円程度。

東京の一般的なサラリーマン家庭でも、これだけ自然で環境に優しい暮らしができるというライフスタイルを提案している。

また、2人の子供を助産院と自宅で出産。

布おむつのみで育てて、2人とも1歳半ばでおむつを卒業させた。

著書に「布おむつで育ててみよう」「捨てない贅沢」「台所コスメ」「かんたん手作りマスク」、「節電母さん」などがある。

 

なお、現在の近著は「持たない捨てないためこまない身の丈生活」です。

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私はアズマカナコさんのことをアズマカナコさんと知らずに布おむつの本を愛読していました。

その後、子供を育てながら自分がどんな暮らしをしていきたいか考え、手に取った本がこの「電気代500円。贅沢な毎日」という本で、その時に初めて「あ~、この本の著者と布おむつの著者は同じ人だったんだ~!」と気づきました。

その時の驚きや喜びは今でも忘れられません。

アズマカナコさんの本で垣間見るその生活は、私のあこがれそのものです。

東京で4人暮らしの昔の生活

アズマカナコさんは東京で家族4人で暮らしています。

縁側のある古い日本家屋を中古で買い、庭では烏骨鶏を買っています。

毎日出すゴミの量はにぎりこぶしひとつ分。

電気はもちろん、ガス、水道も必要以上に使わない生活です。

普通こういう時給自足の生活をしているのって、田舎暮らしを連想させますが、アズマさんは東京暮らし。

東京でもこういう暮らし方ができるんだ!という驚きがありました。

私の東京のイメージは、高層ビルが立ち並び、最新のものであふれ、常に流行を追い、お金が飛び交っているイメージ(笑)

東京で質素に暮らしている人がいるとは思いませんでした。

では、どうしてアズマ家は一般の家庭よりもこんなに光熱費が低いのでしょうか?

昔の知恵を駆使した生活

アズマカナコさんの特徴的な暮らしは、昔の知恵を取り入れた暮らしです。

いわゆるおばあちゃんの知恵袋というやつですね(^-^)

最新家電に頼らず、自分の体と頭を動かすのです。

例えば、

洗濯機を使わずにたらいと洗濯板で手洗い。

掃除機を持たずにほうきで掃除。

冷蔵庫を持たずに保存食を作る。

水道代が安いのは雨水をためてトイレの水を流したり、打ち水に使う。

昔ではどこの家庭でも行っていた家事を現代でも、東京でもやっているのです!

このような手間をかける暮らしが楽しくとても贅沢だといっています。

アズマカナコさんに憧れて取り入れた生活

アズマカナコさんの考え方や暮らしは大好きなんだけど、すべて取り入れるには難しいこともあります。

例えば烏骨鶏を飼って新鮮な卵を手に入れる。

我が家にも庭がありますが、ワンオペ育児に忙しく鳥まで面倒を見る余裕がない(笑)

洗濯機が壊れたときに1週間だけ洗濯物を手洗いする生活をしましたが、本当に重労働でした。

服を洗うのは楽しいのですが、脱水が大変で大変で!

もし、家電をひとつしか持てないとしたら、私は洗濯機(特に脱水機)を選びます!

それでも、私の暮らしに取り入れられるところは取り入れて、数年たった現在も続けていることがあります。

それが、ほうきを使った掃除と、雨水の利用、中古品の利用です。

ほうきはメリットだらけ

私の使っている掃除道具は、ほうきとちりとり、ぞうきんです。

ほうきは道の駅で購入したもの、ちりとりは和紙を使ったはりみという工芸品です。

ほうきのいいところは掃除する時間に縛られないこと。

朝早くも、夜遅くも音が発生しないのでできます。

先日の節分の豆まきの時も、豆をまくまえにほうき掃除、豆まきが終わってからもほうき掃除ができました。

夜だったので掃除機だと騒音が気になり出来ないですよね。

朝早く床にちりが落ちていて、家族が起き出さないときにささっと家中の掃除を済ませることもあります。

ごみに気がついたときにすぐに持ってこられて隅々まで行き届く、電気の要らない万能道具です。

はりみは、和紙でできているので静電気が発生せず、ごみをするりと落とすことができます。

ほうきに変えてからの方が掃除に取りかかるまでのスピードが早くなり、まめに掃除をするようになりました。

軽いからぎっくり腰をやらかす私にもとっても優しいです。

 

 

雨水をためて花壇の水やりや掃除に利用

アズマカナコさんは雨水タンクを利用し、たまった雨水をポリタンクにためてトイレなどに利用しているそうです。

私はそこまではできなかったので、庭にバケツを並べて雨水をためています。

そのバケツにたまった雨水は、プランターの花の水やりや、玄関掃除に使っています。

週に1度、玄関をほうきではき、最後に雨水とデッキブラシでごしごし磨くと、自分の心もきれいに磨けたような感覚になります。

最後にもう一度、水で清め、幸せの神様が玄関から入ってきてくれることを願っています。

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買うときは中古品を選ぶ

何か欲しいものがあったとき、中古品を選ぶようにしています。

私はメルカリとリサイクルショップを利用しています。

少しでもモノの寿命を延ばしたい人と安く手に入れたい人を結びつける最適な方法だと思います。

私の気持ちは、どちらとも。

まだまだ使えるものが捨てられているのは悲しいし、中古品を選ぶことで生活に必要なコストを抑え、自分が本当に必要なことにお金を使えるようになるので、私は買う時は中古品を選び、自分もものを手放す時は次に使ってくれる人をメルカリやバザーで探すようにしています。

特に、子どもの服やおもちゃ、絵本は一時的なものなので、中古品や近所の方のおさがりでいいと思います。

現在は、ものを買うよりも捨てるほうが手間もお金もかかります。

だから、買う時は自然素材のものでプラスチックを選ばないよう心がけています

そうすることで、地球規模のものの循環と環境の改善につながると思います。

 

いかがだったでしょうか?

他にもアズマカナコさんの暮らしぶりは、大量消費時代、デジタル時代の現代で見過ごされていることや、人とのつながり、モノの愛し方、環境のことなど、どれも考えさせられます。

こんなデジタルでバーチャルな時代だからこそ、自分の手と頭を使って「生きてる」と実感できる暮らしを求める人が増えているのだと思います。

私も含め、そういった人にアズマカナコさんの暮らしはまぶしく写ります。

 

 

 

ミニマリスト、ごみを出さないゼロ・ウェイストな暮らしを目指しています(^^♪

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つばき
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子供二人を持つ40代主婦です。 ゆるミニマリスト。 読書とハロプロをこよなく愛しています。