2019年3月12日放送の情報ライブミヤネ屋である衝撃の事実を伝えていました。
何気なくテレビをつけたらドーンとやっていたので思わず録画ボタンを押しました!
私の目が釘付けになったニュースは30代・40代の半数が貯金50万円以下というもの。
えっ!?本当に!?
私がネットを巡回している限りでは、
30代専業主婦子供二人で貯金2000万円あります(^^♪
片づけをしたらお金が貯まるようになって、貯金1000万円達成しました!
株の配当と株主優待を使って○年で1000万円達成しました!
とか、30代後半になると1000万円貯蓄が当たり前みたいなブログが多数あって、「やばい、うち全然貯金額足りてないやん( ゚Д゚)」と焦っていました。
そうなの!?そうなの!?本当にミヤネ屋合ってるの!?
とミヤネ屋に疑惑も浮上したぐらいびっくりしたニュースです。
では、その放送内容をまとめておさらいします。
貯蓄ゼロの40代主婦のインタビュー
すみません、途中から見たのでこの人の前にもインタビュー取材があったと思います。
私が見た場面から解説します。
とある40代主婦は貯蓄ゼロ。
彼女のインタビューによると、
「何にお金を使っていますか?」
「洋服、友人とのランチ、20万円の美顔器、夫に内緒で20万円で自転車置き場を作りました。」
「貯蓄ゼロですが今後はどうしますか?」
「子供がどうにかしてくれるかなと期待している」
隣にいる友人らしき主婦も「うんうん」とうなずいています。
普通に聞いていてもやばいですよね(+o+)
支出に無計画さが表れています。
おまけに「子供がどうにかするだろう」と子どもにお任せしているのがやばい!やばい!
親の金銭感覚やお金に対する考え方というのは子供に受け継がれるものです。
お金持ち、大富豪は子供が小さい頃からお金教育を施します。
だから、何代にもわたって資産が受け継がれ、富が拡大していくのです。
蛙の子は蛙。
このインタビュー主婦の子供も「親がどうにかするだろう」と思うに違いありません。
30代・40代の半数が貯金50万円以下
ここからは、ミヤネ屋のパネルの内容をまとめていきます。
以下の内容は、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社による「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」の調査結果を元にしています。
別ウィンドウが開きます↓
30代・40代が貯蓄できないと言われています。
実際にどれくらい貯蓄があるかというと、
30~40代の半数が貯金50万円以下。
23パーセントが貯蓄ゼロと回答。
では、平均貯蓄額はどれくらいかというと、
30代・40代の平均貯蓄額 195万円(前年比より52万円減)
貯蓄ゼロから資産数千万~数億円までの人たちの平均が195万円ということですから、いかに貯蓄できない家庭が多数を占めているかがわかります。
逆に高齢者の場合はどうかというと、
60代以上の平均貯蓄額 2396万円
30代・40代と60代以降では、なんと2201万円も差があります!!
60代以上の世代というのは、会社に入れば安心、年収は年とともにどんどん上がり、退職金もドーンともらった世代です。
これに年金収入もありますし、投資をしていれば複利効果で得た資産がありますし、親からの遺産相続でまとまったお金を受け取っている場合も多いですよね。
でも、30代・40代と比べると差がありすぎだと思いませんか?
もっと60代以上がお金を貯めこまずに若い世代にあげたり、お金を使ってくれたら社会が潤うのに、とも思います。
貯蓄ができないできないと言いながら、いったいどれくらいの収入があってできないと言っているのかというと、
サラリーマンの平均月収 33万円
だそうです。
これは、20代から60代までの平均ですから一概に判断はできませんが、30代だともう少し平均値は低くなると思います。
どうして30代・40代は貯蓄できないのか
60代以降の世代の方には理解できないかもしれませんが、若い世代の手取り月収は驚くほど低いです。
若者がお金を使わないことに対して、高齢者が「若い人は一体に何にお金を使っているのか?」と聞き、若者が「税金です」と答えるブラックジョークもあるくらいです。
また、満40歳の誕生日が来る前日が含まれる月から介護保険料の徴収も始まります。
これも昔はなかった制度ですよね。
少子高齢化が進み、若者ひとりで支える高齢者の数は2017年は2.2人で1人と言われています。
この社会保険や税金が占める割合が18.6%となり手取り収入が減っています。
また、30代・40代はバブル崩壊後の経済低迷期に社会人になったため、非正規雇用にならざるを得なかった世代です。
非正規雇用の給与は正規雇用のおよそ半分と言われていますから、元々低い収入からさらに税金を引かれているという現状がわかります。
また、高すぎる大学の授業料を奨学金をもらって賄った学生も多く、就職後毎月1万円以上奨学金の返済をしているケースも多く見られます。
フラリーマンとワンオペ妻の増加
アベノミクス、働き方改革がうまくいっているかというとそうではない面も見えてきました。
働き方改革で定時に上がれるようになったにも関わらず、家に帰らず居酒屋や書店で時間をつぶしてから帰宅するフラリーマンが増加しています。
このフラリーマンがふらふらするために使うお金が、月1.1万円。
主婦からしたら「おいおい、そんなところにお金使わずに家に入れろよ!」と言いたくなりますが(笑)
フラリーマンが誕生したことで、割を食うのが主婦です。
主婦の76%が一人で家事・育児を担うワンオペ状態だと感じています。
そのため、家庭を回していくために外食、惣菜を買うお金、掃除など家事業務を委託するお金、子どもの一時保育のお金など、月平均6000円ほど出費しています。
働き方改革によって状況が改善するどころか、ますます生きづらさを感じています。
別の調査では、男性が残業を行わず家に早く帰れるようになっても、家庭で家事、育児をせず、休息やテレビ鑑賞、ゲームに時間を割きたいと考えているとわかりました。
残業が減っても男はテレビを見るだけ( ;∀;)
いや~、わかります!!
まさに、うちがそうですから。
私は専業主婦ですが、自分が働きに出るようになっても自分が大変になるだけだとわかっているので働きに出る勇気がないんです。
私が働こうが、夫は変わらない!
家事・育児するわけない(笑)
今でもいっぱいいっぱいでワンオペ育児しているのに、これに仕事が加わったらと思うと、精神が壊れそうで無理です。
働き方改革が進んで、余暇を過ごす時間ができることはいいですが、妻の負担だけが増えることが目に見えています。
家でゴロゴロする夫の世話が増えるだけですからね。
男性の意識改革を政府にはお願いしたいですね。
お金は使いどころを考えることが重要
生活をしていくためにお金は使わなければならないものです。
でも生活をしていくのが必死で、貯蓄に回したり投資に回すお金がないというのは、私も納得できます。
うちもカツカツですからねー( ;∀;)
サラリーマンの平均月収は33万円だそうですが、我が家は約22万円なので平均より11万円も低いです。
それでも専業主婦、こども二人で毎月暮らしています。
住宅ローンの返済もあり、貯蓄に回す潤沢なお金は残りませんが、それでも日々のやりくりから少しずつ貯金をしています。
でも、今回ミヤネ屋のニュースで全然貯蓄できていない家庭もあるんだと知り、今後はお金を持っている人と持っていない人の格差がますます拡がっていくと確信しました。
今読んでいる、村上世彰さんの「いま君に伝えたいお金の話」にも書いてあるのですが、お金はかけどころを見極めて使わないといけないと感じています。
今、企業はバブル崩壊、リーマンショックのトラウマからお金を貯えるほうばかりで企業の貯蓄残高が過去最高となりました。
そのお金を社員の給与を上げることに使ってくれればいいのに、貯めこんでいる状態です。
お金は使わないとただの紙切れです。
お金は使って初めて意味を持ちます。
高齢者がお金を貯金して全然使ってくれないことと同じ状態で、お金を使えば社会が潤っていきます。
みなが笑顔になります。
自分が必要としている以上のお金があるなら、投資したり寄付してお金を必要としている人に回していくことで自分も社会もますます潤います。
お金を使うことでこれが自分への投資になるか、それとも負債になるのか、きちんと見極めてお金をドブに捨てることのないように引き締めていきたいと思います。
ミヤネ屋の最後には、貯蓄を築くメソッドとして、
1.収入、支出を把握する
2.毎月の固定費を見直す
3.イデコやつみたてNISAなどを利用し投資をする
というすごく当たり前の方法を紹介していました。
この3つは、資産を築きたいなら絶対に避けて通れないものです。
この3つを本当に実践している人が少ないから、貯蓄ゼロ世帯が多いんですよね。
つまり、この3つを順番にやっていけばお金持ちになれる!ということです。
貯蓄ゼロを脱出するために、一緒に頑張りましょう(^_-)-☆
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